脳の使い方が異なるアスペルガー症候群

アスペルガー症候群という言葉を聞いたことがあるでしょうか。脳の使い方が違うということ、脳のある部位の形状に特徴があることなどがわかってきています。アスペルガー症候群についてまとめました。

view697

お気に入り お気に入り1

お気に入りに追加

  • アスペルガー症候群とは自閉症の1種で、高機能自閉症と呼ぶこともあります。アスペルガー症候群が通常の自閉症と違う点は知的障害がないということです。一般的に、アスペルガー症候群の知能指数(IQ)の基準値は70以上、また場所によっては80~100以上と非常に高い数値が設定されています。このことからも分かるように、アスペルガー症候群の方の知能指数はいたって高いのです。では、一体どのような点に問題があるのでしょうか?それは、アスペルガー症候群の方は相手の感情や雰囲気を察することができず、人や社会とのコミュニケーションに支障をきたしやすいという点が挙げられます。
    出典 :アスペルガー症候群=高機能自閉症|アスペルガー症候群.net
     

    IQは高い方です。

  • あなたはアスペルガー症候群という障害を知っていますか?おそらく、知らない方も多いのではないでしょうか。では、アスペルガー症候群のもう1つの呼び名である、高機能自閉症はどうでしょうか?自閉症といわれるとどこかで聞いたことがある方も多いと思われます。アスペルガー症候群は、自閉症の1種で「知的障害がない自閉症」と呼ばれています。呼び名の通り、大半のアスペルガー症候群の方は普通に生活を営んでいます。彼らが普通の人と異なる点、それは人の気持ちや感情が理解しづらいという点です。そのため、彼らは時として人とのコミュニケーションがとりづらく社会から孤立してしまうことがあります。

    出典 :アスペルガー症候群.net|特徴,症状,治療等の紹介
     

    あなたの周りにもいるかもしれません。

  • アスペルガー症候群の原因はまだ解明されたわけではありません。しかし親の育て方、虐待、愛情不足などが原因ではありません。アスペルガー症候群の子どもは幼児期から漢字を覚えていたり、計算が得意だったりするために、親が教育熱心すぎて愛情に欠けると周囲から思われていることがあります。また正しく診断されていないことが多いために「わがままでしつけのなっていない子ども」とみられていることもあります。アスペルガー症候群の行動特徴の多くは、認知発達の偏りで説明がつきます。認知発達の偏りをもたらすのは何らかの脳機能の微妙な障害です。
    出典 :「アスペルガー症候群を知っていますか?」Web版・日本語 | 自閉症を知る | 東京都自閉症協会
     

    アスペルガー症候群は親の育て方が悪いわけではありません。

  • 援助の基本方針はまずアスペルガー症候群を理解するということです。アスペルガー症候群の子どもは社会性、コミュニケーション、想像力の3領域に障害があります。困った、不適切な行動、風変わりな行動をとったとしても、「わざとやっている」とか「ふざけている」とかとらないで下さい。そのような行動の多くはアスペルガー症候群特有のハンディキャップのために生じているのです。
    出典 :「アスペルガー症候群を知っていますか?」Web版・日本語 | 自閉症を知る | 東京都自閉症協会
     

    アスペルガー症候群を理解して接しましょう。

  • 自閉症とアスペルガー症候群はひとつながりのもので、どこかで厳然と二つに分かれるものではありません。幼児期には典型的な自閉症の特徴を持つ子どもが思春期になるとアスペルガー症候群の特徴が目立ってくる場合もあります。強いて区別して言えばアスペルガー症候群の子どもや大人は一見して障害があるようには見えないことが多いのです。話もできるし勉強なども人並み以上にできることがあります。人前で独り言を言ったり常同運動をしたりすることは稀です。一見自閉症にみえない自閉症といっても良いでしょう。

    出典 :「アスペルガー症候群を知っていますか?」Web版・日本語 | 自閉症を知る | 東京都自閉症協会
     

    なかなか本人にとっては、症状を理解されず、つらい体験もあるかもしれません。

  • アスペルガー症候群は自閉症の一つのタイプです。アスペルガー症候群の子どもや大人は、(1) 他の人との社会的関係をもつこと、(2) コミュニケーションをすること、(3) 想像力と創造性の3分野に障害を持つことで診断されます。
    出典 :「アスペルガー症候群を知っていますか?」Web版・日本語 | 自閉症を知る | 東京都自閉症協会
     

    アスペルガーの診断基準です。

  • 選択的注意ができない

     

    「選択的注意」というのはたくさんの情報の中から自分に必要な情報だけを取り出す能力です。これは「カクテルパーティ効果」とも呼ばれ、会話がたくさん飛び交う騒がしい場所でも1つ聞き取りたい会話があれば意識することで聞きとれることができる、というものです。
     アスペルガー症候群の人はガヤガヤとした環境の中にいると、すべての音が耳に入ってきてしまうために、必要な情報や相手の声に集中することができません。
     アスペルガー症候群の人にとって耳栓はある意味必需品となります。耳栓をしたほうが、かえって相手の声が聞き取りやすくなります。またノイズをキャンセルするヘッドフォンなども有効です。
     これは、視覚についても同様で、例えば、机の上が乱雑にちらかっていると、その中から必要なものを選ぶのが難しいのです。また、周囲がまぶしく感じることも多く、その際はサングラスが有効になります。




  • 全体像がつかめない

     

    アスペルガー症候群の大きな特徴として、すぐに全体像をつかむことができないことがあります。
     例えば、普通の人は木を見たとき、瞬間的にそれを木として認識することができます。しかし、アスペルガー症候群の人にはそれが難しいのです。
     アスペルガー症候群の人は、全体を見る前に、まず目の前の葉っぱに注目します。1枚の葉っぱの特徴をよく観察し、今度は別の葉っぱを観察します。そうやってみていくと、一つとして同じ葉っぱはありません。やがて、枝があることに気づき、さらに幹があることに気づきます。そこで、やっと「葉があり、枝があり、幹がある・・・これは木だ」ということになります。
     これは極端な例ですが、このようにアスペルガー症候群の人は細部に集中するあまり、全体像をとらえにくいという特徴を持っています。
    アスペルガー症候群の人の、仕事上の作業効率が悪くなるのは、全体像を把握するのが必要な場面で、細部に集中しすぎてしまうせいなのです。

  • アスペルガー症候群の人は、狭い範囲で深い知識を得ることが大変得意ですので、多くの情報を記憶することや、単純な作業を根気よく続けることには優れています。
     反面、交渉ごとが多いような仕事は、アスペルガー症候群の人がもっとも苦手とする分野です。
     それは、アスペルガー症候群の人が持っている社会性の障害、コミュニケーション能力の障害、想像力の欠如などがスムーズな人間関係を作りにくくするからです。
    出典 :大人のアスペルガー症候群の特徴
     

    交渉事も苦手なようです。

  • アスペルガー症候群の人は「想像力を働かせる」という作業が難しく、すばやく発想の転換をすることも不得手です。
    これは応用力に欠けるという形であらわれ、急な予定の変更についていくことに困難を感じます。
     アスペルガー症候群の人は数字や漢字などの「普遍的なもの」に対しては安心感を持ちますが、「変動するもの」には強い不安を感じてしまいます。このため、日常の場面では、予定外の仕事や変更にはひどくとまどってしまうということになります。
    出典 :大人のアスペルガー症候群の特徴
     

    予定外の出来事に不安を感じやすいようです。

  •  社会人になると抽象的な表現が頻繁につかわれるようになります。例えば「そこはうまくお願いします」などというと、アスペルガー症候群の人は、「そこ」とは?「うまく」とは?といちいち悩んでしまいます。
    これはアスペルガー症候群の人は脳の特性からうまく想像力を働かせることができないからです。また、言葉のウラを読む想像力も少ないため、たとえ話や皮肉も通じません。
     上司が間違いを指摘するために「よくこんなすごいことができるね」などと皮肉をこめて言ってもアスペルガー症候群の人は「私はすごいことをしたのか」と文字通りに受け取ってしまい、逆に素直に喜んでしまうなんてこともあります。
     アスペルガー症候群の人にとって、言葉はそのまま「事実を伝達する道具」なので、相手の言った言葉を文字通りに受け取ってしまいます。
    出典 :大人のアスペルガー症候群の特徴
     

    アスペルガーの人は会話の裏が読めません。非常に純粋に言葉を受け取ります。

  • AS(アスペルガー症候群)と接する親、配偶者も、「なんでこの人(この子)はこうなんだろう」と心を痛め、あまりの常識の違いに驚き、憤慨し、疲弊してしまっているのではないでしょうか。「いくら先天的なものだからしょうがない」とお医者さんに言われても、感覚的にしっくり来ないのではないかと思います。
    出典 :アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)と脳 【for-AS.com】
     

    親や配偶者もともに悩んでいるケースもありました。

  • アスペルガー症候群は、知能に問題がないために、一見普通の人に見えます。しかしコミュニケーションに特徴や困難があるため、「わがままな人」「親のしつけが悪かった」「性格に問題がある」などと周囲からは思われがちで、本人も「自分が悪いんだ」「自分が変だからだ」と思い込んでいることが多いように思います。小さな頃から自分について悩み苦しんだ結果、自我がボロボロに傷ついてしまっている成人も少なくありません。


    出典 :アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)と脳 【for-AS.com】
     

    知らない事が傷つけていることもあります。

  • アスペルガー症候群がハンス・アスペルガーによって発見されたのは1944年。当時は注目されずにいたものを、1981年にローナ・ウィング医師により紹介されてから世界で徐々に研究が始められ、1992年には、ついにWHOに診断基準が設けられました。

     20世紀の終わり頃には、「脳」からこの症状を解明していこうという動きが出てきます。そして、上記シュルツ博士、バロン・コーエン博士ほか多くの研究者の成果によって、「脳の使い方に違いがある」ということが、次第に明らかになってきました。


    出典 :アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)と脳 【for-AS.com】
     

    脳の使い方に違いがあるそうです。

  •  アスペルガー症候群は心の病気ではありません。育て方などの問題で発症するものでもありません。先天的に脳のなかに「育ちにくい場所」を持っているために、普通の人が普通に獲得できる能力を、なかなか獲得することができない障害(発達障害)です。最近では脳の使い方が違うということ、脳のある部位の形状に特徴があることなどがわかってきています。
    出典 :アスペルガー症候群とは|アスペルガー症候群と脳 【for-AS.com】
     

    心の病気ではないんです。