【話題】 HIVってどんな病気?

献血された血液にHIVウイルスが含まれており、その血液を輸血されてしまって人がHIVに感染したというニュースは大変話題になった。そもそもHIVってなに?

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  • 最近話題のHIV感染。

  • この問題は、エイズウイルスの感染者の血液が安全検査をすり抜け、2人に輸血されたもの。このうち1人は、HIVに感染していたが、厚生労働省は29日、輸血されたもう1人の80代の女性については感染していなかったと発表した。献血された血液中のエイズウイルスが微量で、ウイルスが含まれにくい赤血球のみが輸血されたためとみられる。
    出典 :“HIV輸血”問題、もう1人は感染せず(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
  • HIVとは。

  • HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを"免疫"といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。
    出典 :HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
  • どうやって感染するの?

  • ①性的感染

  • HIV感染は、性行為による感染が最も多いです。主として、女性は膣粘膜から、男性は性交によって生じる亀頭部分(粘膜)の細かい傷から、精液、膣分泌液に含まれるHIVが侵入することで感染します。また、男性同性間の性的接触では、腸管粘膜から精液中のHIVが侵入します。機械的な刺激の強い膣や口腔の粘膜は重層ですが、腸管粘膜は単層であることから傷つきやすいため、HIVが侵入しやすく、膣性交よりも感染リスクが高くなります。
    出典 :HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
  • ②母子感染

  •  

    母子感染は、出産時の産道感染、母乳哺育による感染、胎内感染があげられます。このため、母子感染を防止するためには、(1)妊娠初期のHIV検査実施による感染診断、(2)妊娠中の抗HIV療法、(3)陣痛発来前の選択的帝王切開術、(4)帝王切開時のAZT点滴投与、(5)出生児へのAZTシロップ予防投与、(6)出生児への人工乳哺育、などの適切な母子感染予防対策を実施することにより、現在では母子感染率を0.5%未満にまで低下させることが可能となっています。
    出典:http://www.hivkensa.com/whatis/

  • そして今回の問題の原因である…

  • ③血液感染

  •  

    輸血、注射器・注射針の共用による麻薬の回し打ち、医療現場による針刺し事故などから、感染者の血液が他のヒトの血管中に侵入することにより感染が成立します。麻薬や覚せい剤を注射器・注射針を共用して回し打ちをすることは、HIV感染のみならず、C型肝炎についても非常に感染率が高くなります。輸血については、現在、日本赤十字社においてすべての献血血液について非常に厳格なHIV検査を実施しているため、感染の危険性は極めて低いです(ただし、献血のHIV検査結果は献血者本人にはお伝えしていません)。医療現場による針刺し事故は主として医療従事者に起こりえますが、注射針の安全な取り扱い、適切な廃棄、また、万が一、HIV感染者の血液により暴露事故が起こってしまった場合には、2時間以内に抗HIV薬の予防内服を行うことによって、感染の危険性を低下させることができます。
    出典:http://www.hivkensa.com/whatis/

  • HIV検査

  • HIV検査は、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因ウイルスであるHIVに感染しているかどうかを調べる検査です。HIVに感染すると、体内でまずHIVが増え、その後、HIVに対する抗体が産生されます。通常のHIV検査は、血液の中にHIVに対する抗体があるかどうかを調べる「抗体検査」が一般的です。また、より早い時期からの感染を見つけるために、HIVが増殖しはじめた時点でウイルス遺伝子を調べる「核酸増幅検査(NAT検査)」やHIVを形作るタンパク質を調べる「抗原検査」、抗体と抗原が同時に測定できる「抗原抗体同時検査」があります。
    出典 :HIV検査まめ知識 | HIV検査・相談マップ
  • HIV検査はどこで受けられるの?

  • HIV検査は全国のほとんどの保健所や自治体の特設検査施設(東京都南新宿検査・相談室など)で、無料・匿名で受けることができます。自分の居住地以外の保健所でも検査は受けられます。また、有料ですが、医療機関でもHIV検査を希望すれば受けることができます(自費診療の場合、5000円〜10000円くらい)。
    出典 :HIV検査まめ知識 | HIV検査・相談マップ