もしかしてSASかも?…睡眠時無呼吸の検査、受けたほうがいいの?

眠っている間に呼吸が止まる『睡眠時無呼吸症候群』 この睡眠時無呼吸の検査に行く目安や、検査の前にしておいたほうがいいこと、検査の方法などについてまとめていきたいと思います。

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  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定義

  • 無呼吸の発生メカニズム

     

    気道が塞がり、睡眠中は窒息状態!



    寝ている間に無呼吸が起こる理由は大きく分けて2つ。呼吸中枢の異常によっておこる中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSAS)と、気道の閉塞が原因となる閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSAS)です。

    SAS患者さんの9割以上を占めるのが、気道の閉塞によって生じる閉塞タイプ。あお向けに寝ると舌がのどの奥に下がり気道が塞がり呼吸が困難になります。しかも睡眠中は筋力が弱まるので、気道がさらに狭くなり無呼吸がおこりやすくなります。

    無呼吸が繰り返されることによって深刻な酸素不足が生じ、心臓や全身の血管にかかる負荷は大きくなり、身体に悪影響を及ぼします。眠っていても休めていない、それがSASの怖さです。

  • 一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、
    または、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上おこる状態
    出典 :睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドローム:睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?:病気について
     

    寝ている間に何度も呼吸が止まったり(無呼吸)、
    気道の空気の流れが悪くなったりする(低呼吸)病気が
    睡眠時無呼吸(SAS)ですが、
    その中でも上のような状態を言うようです。

    でも、こんなの自分じゃ分かりませんね☆
    どうしたら専門医を受診すべきか判断できるのでしょう。

  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断基準は?

  • こんな症状があったら要注意

     

    ◆睡眠中の症状
    ・いびき
    ・中途覚醒
    ・夜間頻尿
    ・窒息感
    ・息切れ
    ・不眠

    ◆日中の症状
    ・起床時の頭痛
    ・頭重感
    ・日中の眠気
    ・集中力の低下
    ・記憶力の低下
    ・イライラ

    出典元: 睡眠時無呼吸センター
    http://sleep.hosp.kyushu-u.ac.jp/symptom.html

  • SASの簡易診断などできるサイトです

     

    http://sas-j.org/index.shtml

  • 何科を受診すればいいの?

  • 「睡眠時無呼吸症候群」は脳の病気ではなく、呼吸器の症状です。
    耳鼻咽喉科や呼吸器内科などの医師に診て貰うのが良いでしょう。
    専門に「いびき外来」をやっている病院もあるので、一度調べてみましょう。
    出典 :「睡眠時無呼吸症候群」は何科の医者で診てもらう?
     

    歯科でも診てもらえることも多いようですので、
    お近くの病院医院で扱っているか調べてみましょう。

  • 睡眠時無呼吸の検査

  • 検査の流れ

     

    最初は問診。
    ・いびきや無呼吸の有無
    ・昼間の眠気
    ・今までの病歴
    ・薬の服用状況  などについて

    体型や顔面骨格、メタボリック症候群の
    有無なども調べることも。

    問診でSASの可能性大とされた場合…

    ・自宅でもできる簡易検査
    ・入院して行う精密検査

    出典元:http://www.greenpillow.jp/kensa/directions/

  • 簡易PSG検査の様子

     

    携帯用の睡眠時無呼吸検査装置で、自宅で行える検査。
    自覚症状が少なくても、無呼吸を発見することができます。

    ①エアフローセンサー
     センサーを鼻の下に取り付けることにより、口と鼻からの空気の流れを感知。
     これにより無呼吸の有無や回数を調べることができます。

    ②パルスオキシメーター
     センサーを指先に固定し、血中の酸素濃度を測定。
    これにより、睡眠中にかかる体への負担が分かります。

    ③本体
     それぞれのセンサーが感知したデータを記録。
     液晶には、血中酸素濃度と脈拍などが表示されています。

    出典元:九州大学病院 睡眠時無呼吸センター
    http://sleep.hosp.kyushu-u.ac.jp/psg.html

  • 簡易検査によって、より睡眠時無呼吸の疑いが大きい場合は、入院して次のような検査を行います。

  • 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査
    夜の睡眠や呼吸状態は専門の検査機械を使用して検査・診断します。
    脳波、呼吸状態、動脈血酸素飽和度、体位、心電図などをトータルに測定します。
    出典 :快適な睡眠とは?睡眠時無呼吸症候群研究室:SASの診療の流れ
     

    センサーを20か所と、たくさん取り付けますが
    針でさしたりなどの痛みを伴うことはないそうです。

    これで確定診断ができます。

  • 終夜ポリグラフィー検査の概要

     

    【1の部分】脳波測定により、睡眠の状態が分かります。
    睡眠障害があるか?深い睡眠がとれているか?など

    【2の部分】呼吸の状態が分かります。
    無呼吸が何回あるのか?無呼吸の長さはどれくらいか?など

    【3の部分】血中酸素飽和度が分かります。
    無呼吸時にどれくらい身体の酸素濃度が低下しているか?など


    出典元:
    http://www.ibiki-mukokyu.jp/kensa.html

  • 検査にかかる費用

  • 3割負担の方の検査費用の一例

    ・簡易検査(パルスオキシメトリー):  300円
    ・簡易検査:              2,700円

    ・終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査: 10,440円
    (検査費用に加え、入院費その他諸経費がかかります)
    出典 :検査と治療にかかる費用|検査と治療|睡眠時無呼吸なおそう.com
     

    初診料や再診料のほか、
    別の検査を併せて行う場合は
    状況によって別途費用が必要となるので、
    医療機関に確認しましょう。

  • 睡眠時無呼吸の治療法

  • ・減量
    ・生活習慣の指導
    ・CPAP
    ・口腔内装置
    ・手術治療
    出典 :SASの治療法 | 睡眠時無呼吸症候群(SAS)net
     

    軽症の場合は、減量や生活習慣を改めるだけで症状が改善することもあるそうです。

    重症で減量等に取り組む気力がない場合はCPAPという治療法が適しているそうです。

  • CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)

     

    睡眠中に、鼻マスクから気道に圧力を加えた空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法。

    自宅でのCPAP治療中は月1回、病院を受診し、治療の効果、体の状態などを確認される。

    出典元:日本赤十字社医療センター
    http://www.med.jrc.or.jp/sas-stroke/sas/cpap.html

  • 治療にかかる費用

  • 3割負担の方の治療費用の一例

    CPAP治療:   月4,500円程度
    出典 :検査と治療にかかる費用|検査と治療|睡眠時無呼吸なおそう.com
     

    CPAP治療を続けるには定期的な外来受診が必要になります。
    月一回の受診ということが多いようです。