その痛み、排卵痛じゃないかも?激痛を伴う20代に多い「卵巣出血」

突然の腹痛。しかも、尋常ではない痛さ・・・。排卵痛や生理痛だとおもっていたら実は…若い女性に多い「卵巣出血」かもしれません。卵巣出血とはどんなものなのか?排卵痛との違いは何なのか?そうなった時に慌てないよう、ちゃんと事前に知っておいた方がいい内容をまとめました。

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  • 卵巣出血とは?

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    卵巣出血とは、排卵の時に卵巣が傷ついていて、その後その傷から血が出ている状態のことをいいます。
    傷が大きく出血が多いと急に鈍い下腹部痛が起こります。
    卵巣出血は主に近日中にセックスをしたり、排卵日から月経までの高温期に起こりやすくなります。
    排卵時に卵巣が少し傷つくのですが(正常な場合でも。だけど痛みはない)その時は卵巣が出血しやすい状態にあります。その時にセックスなどの強い刺激があると、
    卵巣から多くの出血が起こることがあります。
    また排卵すると黄体が卵巣にできるのですが、その時に血が黄体の中に溜まって黄体が膨れ上がることがあります。それがはじけて出血するパターンもあるのですが、
    それは正常な場合はほとんどが安静にすることで止血したりします。

    中でも危険なのは【卵巣出血が止まっていないことに気づかないこと】
    そのままにしておくと血がお腹にたまり、下腹部痛や吐き気、圧迫による下痢なども引き起こします。出血量によっても痛みの度合いが違いますので、少しでも変だなと思ったら
    産婦人科を受診するようにしてください。

  • 排卵痛はそもそも「病気」ではないため、排卵期に多少お腹が痛くなる程度なら必ずしも治療の必要はありません。毎月強い痛みが出たり、たびたび卵巣出血になるような場合には、低用量ピルで排卵を止めて症状が改善するかどうかをみていきます。卵巣出血で強い腹痛がある場合は、入院して様子を見ることも。また、卵巣からの出血が止まらず、お腹の中に血液がたまってきているような場合には、手術で卵巣を確認し、出血部分を止血することもあります。
    出典 :2/2 排卵痛の症状・原因・治療法 [婦人病・女性の病気] All About
     

    激しい痛みでなければ、通常の「排卵痛」の可能性も。痛みが強く、卵巣出血がみられる場合は、ピルを使って様子をみるそうです。

  • ただちょっと待って!女性の急な下腹部痛には子宮外妊娠の可能性も隠れている

  • 急激に起こる腹痛を「急性腹症」といいますが、産婦人科関連で考えられる急激な腹痛には、「異所性妊娠(いわゆる子宮外妊娠)」と「卵巣出血」があります。
    出典 :ただの排卵痛ではない? 腹部の激痛を伴う卵巣出血 [婦人病・女性の病気] All About
     

    大量に出血…ちょっと怖いですね。

  • 子宮外妊娠と卵巣出血はCTのような検査などで撮影する画像でも、判別できないとのこと。
    病院ではCTだけでなく妊娠反応があるかないかも重ねて検査し、判断します。
    両者とも症状は似ているため、お医者さんも判断を迷うほど。
    ある患者さんはエコー検査までして、子宮外妊娠ではなく、卵巣出血だったと判別したくらいでした。

    基本は妊娠反応があるかないかで、子宮外妊娠か卵巣出血坂を判断しますが
    ごく少ない例では妊娠に陽性反応が出ても、卵巣出血が起こる例があるそう。
    子宮外妊娠を疑い開腹したけれど、5例中4例は卵巣出血のみで、その後陰性
    5例中1例は妊娠を継続して赤ちゃんが生まれた。
    この事例を見てみると妊娠反応陽性で子宮内に胎嚢が見えない時期に卵巣出血が起こる可能性
    もあるというのが現状とのこと。

    子宮外妊娠は 少しの性器からの出血が持続することが多いのですが、
    卵巣出血と子宮外妊娠は症状がとてもよく似ているので、自己判断はせずに病院での受診はきちんとしたほうがよさそう。

  • 「卵巣出血」かを見分けるポイント!

  • 卵巣出血には病院の先生がいう【90%ルール】というものが存在するそうです。
    具体的に90%ルールとはどういうものなんでしょうか?

    ①右側の卵巣の出血である確率は90%
    ②90%が月経周期の15~28日目の、生理の初日から約2週間後、基礎体温が
     高温期になる黄体期に発症
    ③90%が24~48時間以内という①=2日前に性交歴がある

    90%と言うことは、ほとんどの場合が当てはまるということ。
    何でこの90%ルールがあるかと言うと、下記のような理由があるからだそうです。
    ・卵巣の左側は他の臓器で守られており、黄体が破裂しにくい
    ・卵巣出血のほとんどが黄体出血であるため
     ┗上記理由により、黄体期に起きやすい
    ・SEXが黄体の破裂を誘発しやすいから

  • いつもは軽い排卵痛程度ですぐに治まっていたのに、今回は立ち上がれないほど痛いあるいは痛みが1週間以上続くという場合は、すぐに受診した方が安全です。通常の排卵痛は1~2日ですぐ治まるのに、1週間以上痛みが続く場合は、卵巣出血や黄体出血の可能性が考えられるからです。
    出典 :2/2 排卵痛の症状・原因・治療法 [婦人病・女性の病気] All About
     

    痛みが長引く時は、お医者さんに!

  • 「卵巣出血」の治療方法

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    治療は安静が基本です。安静を保っていると多くのケースでは腹腔内出血が1000mlあまり出ると、自然に止血することが経験的に知られています。
    卵巣出血によってお腹にたまった血はどうなるのでしょうか?
    お腹にたまった血液は自然に吸収されてなくなります。

    出血が止まらないケースは要注意です。
    腹腔内出血がどんどん進行し、症状も悪化して行く場合は開腹手術や内視鏡手術をしたりして出血を止める、最悪の場合は卵巣を摘出をしなくてはならない場合もあります。(←本当にまれなケース)

  • 卵巣出血は再発するの?

  • 再発をする例は少ないという見解を持つお医者さんが多いよう。

    もちろん2回3回と繰り返している患者さんもQAサイトに投稿しているので、
    全くないということではないようです。
    そもそも健康な状態でも卵巣出血は起こるものです。
    その程度が軽く、すぐ体に吸収されるために腹痛などの症状が伴わないだけです。
    なので、最初に起こった時にしっかり安静にして完治させることが大切です!

    また将来の妊娠出産に関しても影響はないとのこと。
    これから赤ちゃんが欲しいと思っている方も、これで安心ですね。

  • 卵巣出血は予防できる?

  • 卵巣出血は予防できるの?とみんな疑問に思うと思いますが、
    基本的には排卵は誰にでも起こるものですから、予防は難しいというのが
    多い認識のようです。
    ただ性交渉が引き金になることが多いということから、
    SEXでの排卵から次の月経までの時期の激しいピストン運動や、深く子宮口を刺激しようとする
    ような激しいものは避けてくださいと言う病院の先生もいます。

    またピルを使って排卵を止め、排卵を休ませます。
    そうすると黄体も形成されないため、予防できるとのこと。
    妊娠を希望している人は、排卵時期だけのSEXにするように、
    回数を減らすことで予防できるという先生もいます。

  • 『卵巣出血が疑われる急な腹痛の場合は、病院を受診しよう』

     

    大事に至ってしまっては問題です。
    また病院受診後、完治するまではなるべく安静に!(普通の生活はOKですが、激しい運動は控えましょう)
    完治させることが大切です。
    また、誰にでも起こることですので、なったからと言って不安になりすぎないでくださいね。