アトピー治療の新しい考え、脱保湿とは?

アトピー性皮膚炎の治療中の方は、ステロイド剤と保湿剤での治療を行っていると思います。
今、この保湿について、あえて止める人が増えているとか。
この脱保湿についてまとめてみました。

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  • 脱保湿を選ぶワケ

  • アトピー性皮膚炎の治療は、外用薬と内服薬での治療が主なものですね。
    外用薬はステロイド剤の塗布の他、保湿剤も併用しますが、この保湿剤を使い続けることで
    「保湿剤依存症」になってしまうこともあるようです。

    保湿剤依存症とは、皮膚に保湿剤を付ける事により皮膚本来が持っている保湿機能が衰退して
    カサカサの肌になると言う事のようです。

    今、この保湿剤の使用を敢えて止めてアトピーを完治させようと考えて実践される方が増えています。

  • 乾燥肌とアトピーによる乾燥肌は異なる

  • アトピー性皮膚炎でない人の言う乾燥肌は、乾燥しているとは言え、ガサガサに皮剥けするほどの人は少ないですよね。
    ところが、アトピーで悩む人の言う乾燥肌は、ガサガサっと皮剥けしてしまう状態がほとんどです。
    化粧水や乳液を使い続けることで、なめらかな肌に戻るのとは、状態が異なります。

  • アトピー治療で保湿剤を使用するメリット・デメリット

  •  アトピー性皮膚炎は、動くたびに乾燥した肌が引っ張られて痛痒いものですが、
     保湿剤は皮膚に潤いと弾力を持たせ、この痛みや痒みが起きる状態を和らげてくれる作用が働きます。

  • 保湿剤が肌に悪影響を及ぼす場合もある

  • ■保湿剤の基剤成分にアレルギー反応を示す場合

     保湿剤には薬の効能を持たない、量や濃度を調整する目的で添加される基剤成分があるんだ。塗り薬(軟膏)ならワセリンとかが基剤に使われるかな。

     この保湿剤に使われている基剤にアレルギー反応を起こす場合があり、アトピー性皮膚炎が悪化する場合がある。
    出典 :アトピー性皮膚炎 脱保湿は正しい? | アトピー性皮膚炎治療方法
  • ■保湿剤の合成保存料、合成安定剤、香料等にアレルギー反応を示す場合

    保湿剤の防腐や劣化を遅らせる為に、合成保存料や合成安定剤などが配合されている。また、香料も使用されている事がある。

    これら使われている合成保存料、合成安定剤、香料などにアレルギー反応を起こす場合があり、アトピー性皮膚炎が悪化する場合がある。
    出典 :アトピー性皮膚炎 脱保湿は正しい? | アトピー性皮膚炎治療方法
  • でも、保湿剤だけが【保湿】ではない

  • 一般的に「保湿」というと、ワセリンとかクリームを皮膚に塗るイメージを思い浮かべると思いますが、佐藤先生の言われる「保湿」は少し定義が違うのです。

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    保湿には普通、軟膏(ワセリン、アズノール、ヒルドイドソフトなど)・クリーム・オリーブオイル・化粧品・超酸性水などの外用剤が用いられる。
    しかし、保湿作用のある石鹸(ボディーシャンプーにも保湿作用はある)の使用、晒し、バスタオルなどによって体を包むこと、また一日中布団の中に入ることも保湿である。
    服を何枚も着ることも保湿である。長時間や頻回の入浴も保湿である。
    離脱初期には全身に紅斑が出現し、体温調節機能が損なわれ、体温が38℃程度になることがある。
    このとき、寒気がするためにしばしば布団の中に入ることになる。
    離脱初期には疲労感があるため、布団の中にこもる生活は一時的には(多くは一週間程度)仕方ないが、この状態から早期に抜け出る必要がある。

    (「患者に学んだ成人型アトピー治療」P-21~22)

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    つまり専門医は、軟膏を塗ることだけが「保湿」ではなく、皮膚を湿った状態にすることは何でも「保湿」であると言われているのです。
    単に軟膏を塗るのをやめるだけなら「脱軟」、過度の入浴や重ね着も含めた広い意味での保湿をやめることを「脱保湿」としているのです。
    出典 :「脱保湿」について - Atsutakoの「アトピー」「脱ステ」「豊富温泉」回想録
  • 脱保湿はタイミングが重要

  • 人間の体は長い間、保湿剤を塗り続けていると皮膚が外の空気に適応できなくなってしまいます。
    筋肉が使っていないと衰えてしまうのと一緒です。
    ですので、完治を目指すうえではやはり脱保湿は必ず通らねばならない道になります。

    ここで、問題になるのがいきなりやめるか、徐々にやめるか。
    そしてやめるタイミングです。

    このやめるタイミングですが、一番適しているのは最終段階だと思います。
    つまり完治の一歩手前の状態です。
    ここまできていればいきなりやめても、徐々にやめてもどちらでも良いと思います。

    ステロイドの影響を受けていない状態で、なおかつ生活の改善がある程度進んだ状態。
    保湿剤はステロイドと違って薬物的な作用はありません。

    ですが、ここでひとつ言わなければならないのが保湿剤には依存性があるということです。
    長期間にわたり保湿剤を使用していると皮膚が保湿剤への依存状態に陥ります。
    つまり保湿をしないと生きていけない体になります。
    そして、アトピーの人がいきなり保湿をやめるとステロイドをいきなりやめた時のような
    リバウンドに似た症状に陥ります。

    また、保湿剤の種類によりこの依存しやすかったりしにくかったりします。
    ワセリンよりも水溶性の保湿剤のほうが依存性は低いです。
    もし切り替えられるなら水溶性の保湿剤をお薦めします。

    耐えられるのであれば、いきなりやめても良いのですが
    最終段階で徐々にやめることによりより体への負担を軽減させることができます。
    出典 :脱保湿
  • 脱保湿10日目。痛い場所、乾燥してる場所が減ってきた。掻いても傷になりにくくなってきた?痛みが本当に痒みになってきてる。あと、汗かいたあとが無意識に掻き傷を作ってしまいヒリヒリして厄介。布団掛けすぎないようにしよう。
  • 脱保湿は賛否両論あり、自己流で行ってしまうと症状を悪化させる原因にもなるので、専門医のアドバイスなどを受けながら
    実践した方がよさそうですね。