【疑問】妊娠中期に抗生物質を処方されたけど大丈夫?

妊娠中期に抗生物質を処方されて戸惑ったことがあるお母さんもいるかと思います。
妊娠中に処方される抗生物質の安全性について、まとめてみました。

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  • 妊娠中に薬を飲んでも大丈夫?

  • 普段から薬に頼らないことが望ましいことですが、なかなかそうもいきませんね。
    妊娠がわかってから「あの時薬を飲んでしまっていたが、大丈夫だろうか?」とか、「薬を飲む必要があるが妊娠のこの時期に飲んでも胎児に影響はないだろうか?」と心配になるのもよくあることです。
    出典 :赤ちゃんと子どものための妊娠・出産・育児コミュニティ「ベビカム」
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    妊娠中の体調不良などの際に、薬を飲みたいけれど飲んでいいのかわからないと悩むお母さんが多いようです。

  • 妊娠中は、できるだけ薬を控えるようにします。けれど、お母さまやおなかの赤ちゃんのために、どうしても薬が必要なことがあります。医師は、できるだけ安全な薬を選んで処方します。
    出典 :妊娠と薬_02-04
  • 抗生物質には安全なものとそうでないものがある

  • 抗生物質とは感染症の原因菌に直接作用し、最近の増殖を防いだり、死滅させる根本治療です。ただしウイルスには効きません。
    妊娠中に、膀胱炎などの感染をおこしたとき、発熱や炎症があったときなどに処方されます。
    出典 :妊婦の抗生物質の副作用と注意するべきこと
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    抗生物質とは、人体の細胞には無害で、感染症の原因となる菌を退治してくれる薬です。

  • 次に薬の種類についてですが、抗生物質は安全性の高いものと、内服を避けておいたほうがよいものがあります。
    以前から用いられているペニシリン系やセフェム系の抗生物質は、安全性が高いと思われます。
    出典 :ドクター河村のレディース・クリニック
  • 風邪をひいた時や化膿止めとしてよく処方される抗菌薬(抗生物質)の中には、ペニシリン系(パセトシン、ペングット)、セフェム系(セフゾン、フロモックス)、マクロライド系(クラリスロマイシン、ジスロマック)があります。
    これらは、妊娠時に比較的安全に使用できると考えられています。
    出典 :埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-18【東大宮総合病院】
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    昔から使われてきて、実績のある薬は安心。

  • アミノグリコシド系は聴覚障害の恐れ、テトラサイクリン系は肝障害、胎児の歯の変色のおそれ、ニューキノロン系は胎児への安全性が確認されていないため、妊娠中には処方してはいけない事になっています。
    出典 :妊婦の抗生物質の副作用と注意するべきこと
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    妊娠中に服用してはいけない薬は多い。

  • 一般的に、安全性の高い薬とは、新薬よりも使用実績のある古い薬です。とくに、規模の大きいいくつもの疫学調査で危険性がみつからなかった薬、何十年ものあいだ奇形などの症例報告がない薬は安全性が高いといえます。
    出典 :妊娠と薬_02-04
  • 妊娠の時期によっても服用していい薬は変わる

  • 初めに薬の内服と、妊娠の時期についてですが、最終月経から数えて初めの4週間は、胎児への影響はほとんどないと考えられています。
    出典 :ドクター河村のレディース・クリニック
  • 月経開始4週間後からのおよそ1か月間(妊娠4週から7週末まで。妊娠月でいうと妊娠2か月)は、胎児の重要な器官の多くが形成される時期であり、薬の内服には特に注意が必要です。
    出典 :ドクター河村のレディース・クリニック
  • 妊娠10週くらいまでに手指や心臓が形成され、その後15週末(妊娠月でいうと妊娠4か月末)までは性器や口蓋の形成が続きます(ちなみに、妊娠週数は、最終月経開始日を妊娠0週0日と数えます)。
    胎児の体の形成が終わる妊娠16週(妊娠5か月)以降は、薬の内服による奇形は生じませんが、薬によっては発育、発達などへの影響は起こりえます。
    出典 :ドクター河村のレディース・クリニック
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    妊娠中期から後期は、比較的薬による危険は少ない。

  • 妊娠中に使うことができる抗生物質

  • 妊娠中に使うことのできる抗生物質として、セフェム系、ペニシリン系が上げられています。
    それによって、奇形率が上がるということはありません。ただ、妊娠週数によって胎児に対する影響が違いますので、他科を受診して出された薬も、売薬も、念の為主治医に相談してから使うようにして下さい。
    出典 :妊娠中の心配事
  • 3000人以上の母親について調べた調査ではペニシリンを妊娠初期に投与しても、催奇形成作用は認められていない。
    出典 :妊娠中の抗生物質の安全性と毒性
  • セファロスポリン系 および アズトレオナム (モノバクタ厶系)も、B類に分類され妊娠中に使用しても安全であると考えられている。セファロスポリンが先天性の障害の原因になるという報告は、見当たらない。
    出典 :妊娠中の抗生物質の安全性と毒性
  • 当たり前かもしれませんが、妊娠4週以降は危険度に違いはありますが、薬は飲まないに越したことはありません。服用しなければならない場合は必ず医師の指示のもとに飲むことが大事です。
    ただ逆に、一度や二度の薬の服用で、全く心配ないのに、必要以上に心配をしすぎてしまう場合も多いようです。
    出典 :薬のQ&A妊娠と薬
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    医師の指示で飲む薬に、必要以上に心配をしすぎることはない。

  • ただ、ペニシリン系抗生物質のように安全性が確かめられている薬はむしろ少ないです。ときには、抗てんかん薬などリスクのある薬を用いなければならないこともあります。
    「薬は安全だから使用するのではなく、必要だから使用するもの」ということも知っておいてください。
    出典 :妊娠と薬_02-04