狭心症のカテーテル療法

狭心症とは生活習慣や様々な要因で心臓に近い血管が狭まり、血流に不調が起きる疾患です。
放っておくと高確率で心筋梗塞などの命にかかわる病状に発展します。
治療にはカテーテルという療法が一般的です。
狭心症のカテーテル療法とはどういったものなのでしょうか?

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  • 心筋梗塞は、生命の危険をともなうことがあります

  • 筋梗塞は急性の冠動脈閉塞のため心筋が時々刻々と死んでいく病気です。以前は死亡率が30%を超えていましたがカテーテル治療が発達し、入院後の死亡率は最近7%程度になりました。一方、病院に到着する前の死亡率は依然高く14%以上といわれていま
    出典 :狭心症、心筋梗塞
     

    急を要する病状なのですね

  • 心筋梗塞の原因は冠動脈内に蓄積するプラーク(画像)です

     

    活動性の高いものは急に破裂して短時間で冠動脈を閉塞させます。破裂によって漏出した成分が強い冠動脈れん縮と急速な血栓を誘発するからです。

  • 一方、狭心症は冠動脈の緩徐に形成された狭窄で生じ、症状もより軽いのですが心筋梗塞の前病変としても軽視できません。また、心不全、重症不整脈の真犯人である場合も多々あります。
    冠動脈造影とカテーテル治療が心筋梗塞から命を救う第一線の診療となってきました。
    出典 :狭心症、心筋梗塞
  • 狭心症のカテーテル療法とは?

  • カテーテル療法とはカテーテルと呼ばれる直径1.5~2mmほどの細い管を静脈から入れ、冠動脈内までカテーテルを通した上で直接冠動脈内の血行を改善させる治療法です。心臓にメスを入れずに治療が行えるため、患者の負担も少なく、虚血性心疾患の代表的な治療法となっています。
    出典 :カテーテル治療:知っておきたい狭心症・心筋梗塞
     

    カテーテル療法は心臓疾患の代表的な治療法なのです。

  • 心臓カテーテル検査は、心臓に特殊な細いプラッチックの管(カテーテル)を挿入し、心臓内の圧や血液の酸素濃度を測定・分析したり、造影剤を注入してX線撮影し、心臓の血液状態や形、心室・心房と弁の動きを調べたり、さらには心臓の筋肉(心筋)を採取して病理学的に検査する心筋生検などを行なう検査です
    出典 :心臓カテーテル検査:狭心症や心筋梗塞、心筋症、弁膜症などを診断
  • カテーテル検査というのは、足の付け根、手首、ひじなどにある動脈から、直径2mm程度の細い管(これをカテーテルと言います)を心臓の近くまで挿入し、心臓の筋肉に血液を供給している冠動脈(冠状動脈)という動脈を映し出す検査です。
    出典 :[44]カテーテル治療の実際||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
  • カテーテル検査は約10分で終了します。

     

    冠動脈狭窄の正確な診断を約10分で行います。

    患者さんの負担を最小限にする工夫をしています。
    (ジャドキンス法、ソーンズ法、皮膚麻酔シール)

    利き腕の反対の手首から行います。

    すぐに歩行やトイレが可能です。

    状況によって日帰り検査が可能

  • カテーテルの挿入は局所麻酔をした上で、脚の付け根にある大腿動脈か、肘の上腕動脈から行われます。
    出典 :カテーテル治療:知っておきたい狭心症・心筋梗塞
  • カテーテル治療 PCI(ピー・シー・アイ)

  • カテーテルによる血管狭窄の治療で経皮的冠動脈形成術(PCI)ともよばれます。待機的PCIの約90%は手首から可能です。カテーテルを冠動脈の入り口まで挿入し、風船で狭いところを拡張した後、その部位にステントをいう高性能の金属でできた金網を拡げて血管をしっかり支えます。
    出典 :狭心症、心筋梗塞
  • 治療の所要時間は平均40分程度です

     

    救急車で搬入されるような緊急重症例では2時間程度かかることもあります。
     
    ステントはベアメタルと薬剤溶出性ステントの2種類があり、患者様に最適のものを選択して使用します。質の高い治療のために冠動脈内超音波(IVUS)も適宜行います。入院期間は心不全の合併のない場合、およそ3~7日です。

  • カテーテル手術前と手術後

     

    管が通っているのがわかりますね

  • 狭心症にはカテーテル治療か、バイパス手術か?

  • 狭心症の患者さんがどのような場合に、カテーテル治療が望ましいか、それともバイパス手術が適しているか-については、未確定の部分もありますが、基本的には「どの程度、冠動脈が障害されているか」によって判断しています。
    出典 :[44]カテーテル治療の実際||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
  • 左冠動脈の付け根に狭窄がある場合と、3本の大きな冠動脈すべてに狭窄または閉塞がある場合です。これ以外でも、カテーテル治療が極めて困難と思われる場合は、2本以下の狭窄であってもバイパス術をお勧めすることがあります。
    出典 :[44]カテーテル治療の実際||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
  • カテーテル治療でもバイパス術でも、治療している最中に、避けることができない合併症が生じることがあります。たとえば、脳梗塞や心筋梗塞が起こることがまれにあり、最悪の場合は死亡の可能性もゼロではありません。一般的にカテーテル治療のために死亡する確率は0.1%と言われています。
    出典 :[44]カテーテル治療の実際||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
     

    どのような治療を受けるかは、十分に説明をしてもらい、よく理解したうえで選ぶようにすることが大切です。