不妊治療を始める前に知っておきたい男女の心と体の負担

不妊治療を始める前に、男女の心と体の負担を知っておきましょう。お互いが思っているより、ずっと大変な治療なのです。

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  • 不妊治療、女性側の負担とは

  • 毎日注射を打たれる、検査器具を挿入される
    出典 :不妊治療との付き合い方
     

    検査のため、妊娠しやすい状態を作るための治療ではありますが、体をいじられることに変わりはありません。中には痛みを伴うものもあり、肉体的なストレスが心の負担になってしまいます。

  • 女性の多くは、子供のころから「いつかお母さんになる」ことを当然のように考えて育ちます。

    ごく自然に、「子供がいる自分」がアイデンティティー( 自分が自分であるため不可欠なこと)となっている
    出典 :不妊治療との付き合い方
     

    これは、言い換えれば子どもができない焦りや悲しみを強く感じるのは女性の方が多い、ということでもあります。事実、不妊治療に関してはまだまだ女性に問題があると考えられていることも多く、そうしたことも負担に。

  • 治療中に「生理が来る」のは妻にとって、子供を失うのと同じくらいつらいこと
    出典 :不妊治療との付き合い方
     

    避妊治療を受けても、子どもを授かれるかどうかはわかりません。失敗してしまった時、憂鬱なはずの生理がさらにつらいものになってしまうのです。

  • 女性は生理の時にホルモンバランスが大きく変化するので、余計心に負担が掛かってしまう場合も。

  • 不妊治療の男の負担

  • 女性の問題として語られることの多い不妊ですが、実際には同じくらいの割合で男性側に原因がある
    出典 :これまでに放送した内容 | 首都圏ネットワーク | NHK@首都圏
     

    女性側に問題がなく、男性側に問題がある男性不妊の場合、夫婦ともに相当な負担が掛かってしまいます。

  • 「一切、精子がないとはっきり言われました。単純に申し訳ないかなという。男としての役目が果たせないかなというか、そういう気持ちでした」
    出典 :これまでに放送した内容 | 首都圏ネットワーク | NHK@首都圏
     

    男性は、子どもを作る機能がない、もしくは弱いと言われるだけで相当なショックを受けます。同時に、女性の方は「自分は悪くないのに」と思ってしまい、気持ちのすれ違いから心の負担が増えることも。

  • 一般的には、女性側から不妊の検査や治療を始める場合が多いので、そうなるとなおさら夫婦のどちらにも大きな負担がかかります。

  • 女性だけなんですよね、つらい思いをするのは。かなりつらそうだったので、できればこんなつらい思いさせないで、治療ができればよかったなと思いますね
    出典 :これまでに放送した内容 | 首都圏ネットワーク | NHK@首都圏
     

    という意見も。自分が原因で不妊治療をしているのに、愛する妻に負担をかけている・・・その負い目が男性の負担となってしまうパターンです。

  • とても大きな、経済的負担

  • 不妊3大検査の総額は約26,000円、不妊治療を受ける場合の一ヶ月当たりの支払額は最低でも6,000円が必要となります。学会による調査では体外受精一回当たりの治療費には15万円~70万円と価格差が見られます。実施費用が1万ドルと言われる米国ほどではないにしても、若いご夫婦が簡単に用意できる金額ではありません。
    出典 :不妊治療にかかる費用 不妊治療 不育症 二人目不妊 奈良 大阪 ASKAレディースクリニック
     

    心の負担を加速させるのが、お金という現実的な負担です。

  • その他にも、不妊治療に対して夫婦のどちらかが積極的でなかったり、つい言うつもりのない一言をいってしまってケンカになったり、事務的なセックスが嫌になったり、不妊治療には大変な面がいくつもあります。

  • 大変だからこそ、子どもを授かった時の嬉しさもひとしおです。一番良いのは、夫婦がお互いに気遣い合うこと。思いやりを忘れないように治療に取り組みましょう。