耳管開放症って知っていますか?

あまり聞きなれないこの病気について、治療方法までまとめてみます。

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  • 実はあの人も耳管開放症

  • 耳管って?

  • 耳管は鼻咽腔(鼻の奥)と中耳腔をつないでいる管で、大気と中耳の圧を同じにするために あります。中耳はこの管によって換気されています。嚥下をすることで耳管が開きます。 その他の時は中耳を不必要な圧から守るために閉じています。
    高い山に上ったり、飛行機に乗ったりすると、耳が詰まった感じがします。 これは中耳腔と大気圧に差ができると、鼓膜が引っぱられて詰まった感じがでるのですが、 唾を飲むと、耳管が開いて圧の差がなくなり詰まった感じは直ります。
    出典 :耳管ってなに?
     

    日常生活で、非常に重要な部分であることがわかります。

  • 耳管のある場所

  • 耳管開放症ってどんな病気?

  • 耳管開放症とはどんな症状?

     

    病名自体は聞きなれないものでも、その症状に思い当たる人も多いかもしれません。

  • 耳と鼻をつないでいる管を耳管といい、通常は閉じていますが、耳管が開いた状態のままになってしまう病気を耳管開放症といいます。
    主な症状として、自分の声や呼吸音が耳や頭に響いてしまう(自声強聴)、めまい・耳鳴り、耳の閉塞感、聴力低下などがあります。

    開放症そのものは命にかかわるようなことはありません。
    しかしこの症状が精神的・肉体的に非常に負担になり、日常生活に支障をきたす場合もあります。
    また比較的症例の少ない病気でもあるため、専門の医師も少ないのが実状です。
    出典 :耳管開放症 情報交換の場
     

    命に関わることはないとはいえ、耳の病気は日常生活に支障がありますね。


  • 耳管開放症は1867年に耳鼻咽喉科医のJago によって初めて報告された病気です。耳管が開放 されたままの状態になり、耳閉感や自声強聴(自分の声が大きく聞こえる)などの症状が出ます。 PJ Robinson(1989) 、山口(慈恵医大青戸病院-1996)は、耳管開放症によってめまいや難聴が 起こることを報告しています。この病気は女性に多く、疲れや睡眠不足の状態が続いたり、 急に体重が落ちた時に起こりやすくなります。

    フワフワしためまいや、低い音が聞き取りにくい、という症状が出たりします。また音楽に関わっている方は、音程がずれて聞こえる、自分の出している音の大きさがわからない、という症状が出たりします。
    出典 :耳管開放症ってなに?
     

    1867年に報告。決して新しい病気ではありません。

  • 耳管開放症の原因

  • 1.急激な体重減少
    耳管の周辺組織は脂肪で出来ているため、それが急激にやせることで、耳管が開いた状態になりやすくなるのです。

    2.ホルモンバランス
    妊娠した人の6人に1人が耳管開放症になると言われていますが、出産後に自然に治るケースが多く、あまり心配はいらないようです。

    3.脱水症状
    激しい運動の後、水分不足の状態になると、一時的になることがあります。

    4.血行不良
    血流が行き届かないと、栄養がいきわたらず、耳管周辺の組織が弱って開きやすくなります。

    出典 :意外に多い「耳管開放症」という症状(2012/9/12ためしてガッテン放送)の病気情報(ASTおおぞら気功院(札幌、帯広))
     

    しかし、なかなか特定できないのが事実のようです。

  • 耳管開放症の治療

  • 耳鼻科へGO

     

    気になる症状があった場合、専門の診察を受けましょう。

  • 耳管開放症という病気は、どちらかと言えばマイナーな病気のため、 この病気を専門にしている医療施設は残念ながらまだ多くはありません。 しかし、最近は以前に較べて患者さんの数が増えて来て、その症状が かなり日常生活に支障をきたすことがわかってきたため、積極的にこの病気 についての臨床研究がなされてきています。
    出典 :耳管開放症の治療
     

    まだまだこれといった完治のための治療法は確立していないのが現実のようです。

  • 治療は、軽症では漢方薬を中心とした内服療法、生理食塩水の点鼻などがあります。自声強聴や呼吸音聴取などがある場合には、鼓膜のテーピング(鼓膜に特殊な絆創膏を貼って動きを制限する治療)が有効です。それで良くならない場合の治療法は、耳管を特殊なピンを使ってふさぐ治療(耳管ピン)などがあります。
    出典 :耳管開放症 : 耳鼻科医の診療日記
     

    耳鼻科医の説明です。