発疹と発熱!手足口病の時は保育園に通える?通えない?

手足口病の時は保育園に通えるのでしょうか?特に共働きのご夫婦の場合、保育園でのお子さんの保育の可否は大きな問題となるのではないでしょうか。結論からお話しますと、麻疹、風疹、水ぼうそうとは異なり、手足口病で保育園を出席停止になることはありません。ただし、医師による診断と登園届けが必要となります。

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  • 手足口病って、どんな病気?

  • ウイルスによって感染する、夏風邪の一種です。一見した症状が水ぼうそうや麻疹によく似ており、素人では判断が付かないことがあります。ただし、水ぼうそうや麻疹の発疹が全身に広がるという特徴を持っているのに対し、手足口病は文字通り手・足・口に発疹が広がるという特徴を持っています。手足口病を発症すると、いきなり38℃前後の高熱が出ますので、ひとまず医師による診断を受け、保育園への登園は見合わせましょう。

  • 発疹・高熱意外にどのような症状が出やすい?

  • 手足口病を発症すると、発疹よりも先に高熱が出ることが多く、食欲低下が起こります。さらに口内の痛み、よだれの症状が現れることがあります。また、それに伴う脱水症状が現れることがありますので、水分補給はこまめに行わなくてはなりません。特に脱水症状を引き起こすと、頭痛や嘔吐が起こりやすくなり、小児の場合では危険な状態に陥ることも考えられます。

  • 手足口病の時は、いったん登園を見合わせます

  • 手足口病は、空気感染、あるいは接触による感染で発症します。特に乳幼児は抵抗力が弱いため、手足口病を発症した、またはその疑いがある場合には登園を見合わせ、他の園児とは隔離させます。熱が下がり、かかりつけの医師の判断による登園の許可が出た場合には、保育園に登園届を提出したのちに登園することが可能となりますが、手足口病の潜伏期間は感染経路により1週間~4週間と長いため、登園は慎重に行う必要があります。

  • 手後口病の治療

  • 解熱鎮痛剤や炎症を抑える薬による治療が行われますが、口の中に激しい痛みが現れている場合には、薬の処方とともに食事の指導が行われることがあります。手足口病の発症に伴い、最も注意を払わなければならないのが脱水症状の予防です。口の中が痛かったり、嘔吐感が現れたりした場合にお子さんは水分摂取を嫌がるかも知れません。そのようなときには、おかゆなど、柔らかく刺激の少ない食事を用意し、栄養失調の状態から脱水症状を引き起こさないよう、細心の注意を払いましょう。

  • いつなら登園させても大丈夫?

  • 手足口病は、夏風邪の一種とみなされますので、熱が下がり切っていない間は、基本的に登園することはできません。また、保育園は集団生活ですので、食欲不振や嘔吐の症状がよくなっていないのであれば、これも登園することができません。また、発疹の問題ですが、これは医師の見解によるところが大きく、かさぶた状態で登園を認める医師もいれば、かさぶたが綺麗に落ちるまで登園を認めない医師もいます。いずれの場合であっても、医師により“感染の危険が認められない”とされた場合でないときには、登園することができないという認識で間違いないでしょう。

  • 人間関係の問題について

  • 手後口病の時は保育園へ登園することができないということはご理解頂けたのではないかと思いますが、医師の判断により登園が認められたとしても、ひとつ、面倒な問題が残されています。それは、親同士の人間関係の問題です。神経質な親御さんの中には、かさぶたが残っているだけで嫌がる方もいるでしょう。また、手足口病に感染すると、発症から1週間~5週間くらいの間便に混じってウイルスが排出されますので、それを懸念する親御さんもいるでしょう。ご両親のお仕事の状況を考えると、そこまで会社を休むことは難しいのではないかと思いますが、周囲への配慮は、人間関係を円滑に保つためには必要なことです。ご事情はあるかも知れませんが、お子さんが万が一の時に備え、おじいちゃん、おばあちゃんをはじめ、ご両親がお留守の間、お子さんのお世話を引き受けてくれる人を作っておくことも大切なのではないでしょうか。