たんこぶの治療はどのように行う?3つの頭部外傷について

たんこぶの治療と聞くと、特に必要が無いと考える人も多いかと思います。
しかし、頭をぶつけた際には軽度から重度まで3つに分けられるのです。
たかがたんこぶですが、もしかしたら重度の損傷が起こっているかもしれません。
では、それぞれの治療法とは?

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  • たんこぶの重症度と治療

  • 頭をぶつけるとたんこぶができます。
    これは日常生活の中で多くの人が経験していることだと思います。
    このように頭をぶつけたことによる外傷をまとめて頭部外傷と呼びます。
    頭部外傷は、その度合いによって3つに分けられています。
    その3つとは、皮膚への外傷、頭蓋骨の損傷、脳への損傷です。
    それぞれどんな状態を指しているのでしょうか?

  •  

    まず、最も軽度なのが皮膚への外傷です。
    これが一般的にたんこぶと呼ばれるものです。
    頭には、細かい血管が多数張り巡らされています。
    そのため、頭は少々ぶつけた程度でも出血しやすいのです。
    画像のように血管が破れてしまい、内出血した状態をたんこぶと言います。
    また、たんこぶに切り傷がある場合には傷口からの出血も見られます。
    たんこぶの治療としては、基本的には病院へ行く必要はありません。
    腫れている部分を冷やし、安静にして様子を見ましょう。
    ほとんどの場合は、このようなたんこぶの治療だけで症状は改善されます。

  • 頭蓋骨の損傷
    頭を強く打つと、その衝撃で頭蓋骨が折れてしまうことがあります。
    出典 :頭をぶつけたらどうする?頭部外傷の3つの種類を知って症状を見極めよう[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
     

    頭をぶつけたことにより、骨折することがあります。
    一口に骨折と言っても、その度合いによって治療法は異なります。
    頭蓋骨にヒビが入った程度であれば特に治療法は無く、安静にすることが重要です。
    少々時間が掛かりますが、自然と治っていきます。
    しかし、頭蓋骨の複雑骨折や陥没骨折の場合は手術による治療が必要になります。
    頭をぶつけてたんこぶができただけかと思いきや、実は頭蓋骨が骨折していたというケースもあります。
    このような状態で骨折に気付かずに放置してしまうと、命を落とす危険もあるのです。

  •  

    頭蓋骨骨折のサインは、鼻や耳からの出血です。
    鼻や耳をぶつけていないのに血が出た場合には危険な状態です。
    すぐに病院へ行きましょう。
    頭をぶつけた際には、たんこぶの様子だけでなく鼻や耳の出血も確認しましょう。

  • 脳への損傷
    頭の打ちどころが悪く、出血した場所が悪ければこのように命に関わってきます。
    出典 :頭をぶつけたらどうする?頭部外傷の3つの種類を知って症状を見極めよう[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
     

    頭をぶつけた際に、見た目はたんこぶとさほど変わらないのに脳が損傷している場合もあります。
    酷い場合にはくも膜下出血や脳挫傷、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫などによって死に至る危険もあります。
    くも膜下出血、急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫に関しては、出血した部位によって判断されます。
    くも膜と軟膜の間であればくも膜下出血、脳と硬膜の間であれば急性硬膜下血腫、頭蓋骨と硬膜の間であれば急性硬膜外血腫となります。
    また、脳挫傷は脳細胞が損傷した状態のことを指します。
    いずれの状態でも、緊急の手術を必要とします。

  •  

    頭蓋骨の損傷や脳への損傷は、日常生活の中でぶつけた程度ではあまり起こりません。
    しかし、交通事故などで頭に大きな衝撃を受けた際には注意が必要です。
    危険な症状としては、鼻や耳からの出血以外にもめまいや吐き気、嘔吐、目の焦点が合わない、うまく喋れない、痙攣、意識不明、激しい頭痛や出血などが挙げられます。
    このような症状に1つでも当てはまる場合には、救急車で病院へ向かいましょう。
    また、このような症状は事故直後には起こらず、時間が経過してから起こることもあります。
    そのため、交通事故などで頭を強く打ったら念のため病院で詳しい検査を受けましょう。

  • このように、たんこぶの治療はその度合いによって大きく異なります。
    軽度の場合はすぐに冷やす、重度の場合はすぐに病院へ行き治療を受けるということを頭に入れておきましょう。