妊娠中にお酒を飲んでしまった場合、心配になります。胎児性アルコール症候群の検査でわかることは?

気づいたら妊娠していたけれど、それまでアルコールを頻繁に飲んでいたり、アルコールが好きで妊娠中も時々飲んでいたらお腹の赤ちゃんはどうなってしまうのでしょうか?胎児性アルコール症候群の検査についてのまとめです。

  • Forti 更新日:2014/10/31

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  • 胎児性アルコール症候群とは?

  • やはり、妊娠中はお酒を控えるべきです!

     

    ついつい、うっかりと妊娠中にお酒を飲んでしまうと、胎盤を通してアルコールをお腹の赤ちゃんに与えられることになってしまいます。胎児の臓器は、成熟過程にあり特にアルコールを分解すると言われている肝臓は大人のようには機能しません。そのため、アルコールをそのまま水分のように全部吸収してしまうことになります。その結果、特に脳を中心にすべての体の器官に影響を及ぼすことになり、生まれてくる赤ちゃんは、胎児性アルコール障害に見られる特徴的な顔立ちをしていたり、発育の遅れが出てきたり、成長すると共に適切な判断や行動が出来ないなどの大きな障害が出てくると言われています。

  • 胎児性アルコール症候群(たいじせいアルコールしょうこうぐん、英Fetal alcohol syndrome:FAS)とは、妊娠中の母親の習慣的なアルコール摂取によって生じていると考えられている先天性疾患の一つ。神経系脳障害の一種である。妊婦のアルコール摂取量とその摂取頻度により、生まれてくる子供に軽度から重度に及ぶあらゆる知能障害が顕れることがある。
    出典 :胎児性アルコール症候群 - Wikipedia
     

    日本でも現在、若い女性でお酒の好きな人は多いと言われています。若い人の場合、特に妊娠に気づかずにわいわい騒いでお酒を大量に飲み続けていたり、また妊娠してからもお酒が好きなためお酒を止められずそのまま飲み続けたりという場合も少ないないようです。ただ、妊娠中にお酒を飲むと障害の程度は様々でも生まれてくる子供に何らかの影響を与えることは確かなことのようですので、妊娠中のお酒は控えることが大切だと思います。

  • 女性のアルコール依存症の問題は、男性よりも早期に重症に陥ることだが、依存症までいかなくても大量飲酒はさまざまな問題を引き起こす。これから赤ちゃんを産む若年層の場合、最も怖いのが「胎児性アルコール症候群」だ。妊娠中に飲酒した場合、生まれた赤ちゃんに知能障害、発達障害、顔面の奇形などを引き起こす。欧米の研究では一般の女性では1000人中0.3から3.1人の割合に対し、アルコール乱用の女性の場合、1000人中24-29人になるという報告もある。熊谷院長は「妊娠が分かったらすぐに飲酒をやめてほしい」と話す。
    出典 :増える女性のアルコール依存症 男性よりも短期間で進行 / 医療・健康 / 西日本新聞
     

    女性の場合は男性よりもアルコール依存症になりやすいようです。女性は、妊娠して子供を産む体にできていますので、後で後悔しないように赤ちゃんのためにも是非妊娠中は飲酒はしないほうがいいですね。

  • 胎児性アルコール症候群のための検査はあるの?

  • 脳の中枢神経の異常は?

     

    体内では中枢神経と言われている脳と脊髄には、体のすべてに行動をコントロールする働きがあります。その脳の中枢神経がアルコールの影響で刺激されると脊髄との関係が上手くいかなくなることになります。このため、脳の中枢神経に異常が無いかを調べるめやすとしては、新生児の反応の成長段階から見てみることも一つの検査と言えます。もし、この成長段階で普通の新生児が反応できることができない場合は胎児性アルコール症候群の可能性もあるということになります。

  • 脳全体の体積がアルコールの影響を受けていない子どもに比べて小さいことです。脳の中でも特に影響を受けやすい部位は脳梁。次に小脳です。また、大脳基底核の体積減少も報告されています。特に、尾状核に萎縮が目立ちます。こうした脳の萎縮や形状のゆがみは、さまざまな行動上の障害(刺激への過反応・注意力の問題・変化への適応困難・学習障害・判断力の問題など)として現われてきます。大事なことは、アルコールによる脳への影響は、飲酒さえしなければ100%防げるということです。
    出典 :FAS(胎児性アルコール症候群)のページ
     

    飲酒した場合に、アルコールが脳に与える影響は、脳が普通の子供に比べて小さいことなど外見的にも現れますし、脳の異常による影響は、様々な行動にも現れてくるようです。また、妊娠中に飲酒をしなければ100パーセントアルコールによる脳への影響がないと言われているため、妊娠中は飲酒は絶対控えるべきだと言えます。

  • FAS診断基準
    ①出生前および、あるいは出生後の成長遅滞(妊娠期間を補正して、体重、身長および、あるいは頭囲が10パーセンタイルより下)
    ②中枢神経系の障害(神経学的異常の徴候、発達遅滞、あるいは知的障害)
    ③特有な顔面の形成不全で以下の3徴候のうち、すくなくとも2徴候を有する。
    a)小頭(3パーセンタイルより下の範囲)
    b)小眼球および、あるいは短眼瞼裂
    c)人中形成不全、薄い上唇、および平坦な上顎部
    出典 :妊娠中の飲酒 | 妊娠中のマタニティライフアドバイス
     

    胎児性アルコール症候群(FAS)の診断は、出生前と出生後の定期検査(体重、身長、頭囲)によってだけではなく、出生後の中枢神経の障害や胎児性アルコール症候群(FAS)特有の外面的特長によって判断されると言われています。これらのすべてが当てはまる場合のみ、胎児性アルコール症候群(FAS)であるということになります。

  • 胎児性アルコール症候群は文字通り妊婦がアルコールを摂取する事によって起こる病状です。特徴としては胎児の脳が極端に小さかったり、脳の左右を繋ぐ脳梁という部分が小さかったり歪んでいる事が多いです。そのため病院の検査方法は赤子の脳の中枢神経に異常が無いか、黒目部分しか目が開かなかったり、鼻と上唇の間の溝が無かったりするなど、身体上の特徴もあります。
    出典 :胎児性アルコール症候群 | 病院検索ならホスピタ(Hospita)
     

    胎児性アルコール症候群の外面的特長ははっきりとしていますね。

  • 胎児性アルコール症候群の検査は、妊婦の定期検査によるお腹の中の胎児の成長にも影響が出てくる場合もあります。また、出生後の新生児の外面的特長や成長過程からも、胎児性アルコール症候群であることが分ると言います。また、特に新生児の成長過程から中枢神経の異常が顕著に見られるようです。そのため、妊娠中はアルコールを控えるようにすることで、生まれてくる大切な子供の成長に親のせいでハンディを与えないようにしたいものですね。