子供の悪夢障害って何? まさかうちの子が?

子供の悪夢障害をご存じでしょうか。どんな障害なのか、何が原因で起こるのかをご紹介します。

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  • 子供の悪夢障害はどうして起こるの?

  •  

    小さな子供のお世話は、起きている間はとても大変なことだと思います。

    昼間お世話が大変だったからこそ、子供がようやく寝てくれると親としてホッとする瞬間ではないでしょうか。

    しかし、その子供が悪い夢を見てうなされていたとしたら?

    こんなとき、親としてどうしたらよいのでしょうか。

  • 子供の悪夢障害は、幼少期におきやすいものです。
    3歳から6歳ぐらいにかけての幼児は、楽しい夢を見ることもあれば、悪い夢を見ることもあります。

    たとえば、昼間怖い体験をしたり、テレビドラマなどで怖いシーンを見たりすると、それが子供の悪夢障害となってしまうこともあるのです。

    特に夜のサスペンスドラマがお好きな家庭や、ホラー映画などがお好きな家庭は、子供と一緒に見ることを避けなければなりません。

    子供にとっては衝撃的な映像であるため、心や脳に衝撃的なシーンが刻みこまれ、トラウマになってしまうこともあるからです。

    小さな子供だから、ドラマや映画の内容はよくわからないだろうと思って一緒に見るのはやめた方がよいでしょう。

  • 子供が怖い夢を見たときどうしたらいいの?

     

    成人した大人に比べると、子供は悪夢を見やすい傾向にあります。

    では、自分の子供が悪夢を見て目を覚ました時、親はどう対処したらよいのでしょうか。

    その対処方法は、まずは子供を抱き締めてあげることでしょう。

    そして、どんな夢を見たのかをじっくりと聴きましょう。

    昼間、怖い思いをしたか、怖いテレビを見たりしたか、子供の昼間の行動についても一緒に考えてみるとよいでしょう。

    悪夢を続けてみるようであれば、何か心に問題を抱えていることもあるかもしれませんので、精神科などを受診してみるのもよいでしょう。

  • 子供が悪夢を見やすい理由があります。

     

    ところで、大人に比べると、子供が悪夢を見やすい理由があります。
    それは睡眠の質が大人に比べると浅いことにあります。

    通常睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠とを繰り返しています。
    ノンレム睡眠が多ければ、睡眠の質は深く、脳も身体も休んでいる状態なのです。
    成人した大人はノンレム睡眠の質も、子供に比べると深いのが特徴です。

    一方、子供の場合は、レム睡眠の時期が非常に多いのが特徴でもあります。
    レム睡眠とは、身体は休んでいるのにも関わらず、脳だけが動いている時期で、子供はこのレム睡眠の時でさえ、大人に比べると脳が活発に活動をし続けているときでもあるのです。

    そのためレム睡眠時は、子供にとって夢を見やすい時でもあり、脳が活発化されているので、想像力が働き、悪夢を普段よりも見やすくなってしまう状態でもあるのです。

    ではレム睡眠がなければいいのではないかと思いがちですが、子供の脳の成長時期には、レム睡眠は重要な役目を果たしているのです。

    脳の細胞の発達や神経回路の発達のためには、レム睡眠の時間は欠かすことのできない重要な役割を担っています。

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    悪夢を見ないようにするには、子供にあまり恐怖体験を与えないようにすることです。
    残虐なシーンを見せたり、怖いイメージの画像を子供に見せることは、大事な脳の成長を阻害するだけではなく、精神的な疾患をもたらすことにもなりかねません。

    脳の健全な発達のためには、規則正しい生活と、親や周囲の温かい愛情がとても重要なのです。

    日常的に虐待されている子供の場合だと、悪夢を見やすい傾向があり、精神的にも健全な心の発達ができず、精神的な疾患を伴ってしまう可能性さえあります。

    脳の健全な発達のためにも、親の愛情は不可欠なものだと言えるのではないでしょうか。

  • ノンレム睡眠時に起きる夜驚症

  • ノンレム睡眠時に、子供が突然大声を上げることがあります。

    ノンレム睡眠時は深い眠りについている時なので、子供を起こしてはいけません。

    親としては、すぐに子供を起こし悪夢から助けてあげたいという気になりますが、夜驚症は乳幼児によく起こることなので、そのままにしておいても何の問題もありません。

    翌朝、子供に昨日、寝ているときに悲鳴をあげていたけれど、どんな夢を見たの?と聞いても、ノンレム睡眠時の眠りの深い時だったので、覚えていないという答えが返ってくるのが大半でしょう。