心臓の内壁にできた炎症【心内膜炎】の【治療】はどのようにして行われるのか。原因による違いはあるのか?

細菌による感染、リウマチ熱、膠原病などが原因で起こる【心内膜炎】の【治療】は使う薬は違うものの、いずれの場合にも薬で治療が行われる。
感染症【心内膜炎】の場合には感染源の細菌を調べるために入院をする事、リウマチ熱、膠原病が原因の場合にはその原因疾患を改善するための薬が用いられる。

view376

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 感染症【心内膜炎】の原因となる細菌

  • ストレプトコッカス(連鎖球菌)がもっとも多い原因菌ですが、最近はスタフィロコッカスアウレウス(黄色ブドウ球菌)が最も多くなってきたと言われています。他にエンテロコッカス(腸球菌)、真菌などさまざまな菌が検出されております。


    出典 :心臓と血管の病気 - 徳洲会グループ
     

    歯科医で抜歯した後の止血の処理が原因になる場合もあります。

  • 感染症【心内膜炎】の治療法

  • まずは原因となる細菌の種類の確定が必要

     

    そののち抗生剤の投与となる。

  • 治療の原則は感染状態を鎮静化することで、原因となる細菌の特定と、この細菌に合った抗生剤を十分な量使って、早急に起因菌を撲滅する必要があります。一方、感染による心臓の破壊のために引き起こされる循環状態の悪化は、緊急に手術しなければ救命できないことも多いのですが、炎症の活動期における手術は成績が悪く、判断が難しい病気です。
     症例によっては感染の活動期であっても、合併症の併発を未然に防ぐ目的で外科治療へ移行する場合もあります。基本的には機械弁を用いた人工弁置換術(ちかんじゅつ)が行われますが、感染が落ち着いた非活動期の感染性心内膜炎では弁膜症としての重症度で手術するかどうかが決定され、感染巣が完全に除去可能な症例に対しては弁形成(できるだけ自分の弁を使ってリフォームする方法)が選択されるようになってきています。
     弁輪部に炎症が及んだ膿瘍症例や人工弁置換術後の症例では、感染巣の除去が不十分になる可能性があり、術式の工夫(ヒトの組織でできたホモグラフトの使用や大動脈基部置換など)が試みられますが、予後は不良です。
     予後は、一般の弁置換手術の死亡率が約1%以下に対し、感染性心内膜炎では10〜20%とされます。人工弁置換術後や周囲に炎症が大きく波及した場合では、さらに50〜80%とする報告もあります。
    出典 :感染性心内膜炎<循環器の病気> 治療方法 - goo ヘルスケア
  • リウマチ熱が原因で起こる【心内膜炎】の治療法

  • リウマチ熱

     

    リウマチ熱は、溶血レンサ球菌という細菌の感染が原因で起こる病気で、一過性の関節炎・皮膚湿疹・皮下結節、心内膜炎などの症状が現れる。
    心臓の障害が生涯続く場合がある。

  • 膠原病が原因で起こる【心内膜炎】の治療法

  • 膠原病の様々な症状 - YouTube

     

    「膠原病」は病名ではなく、皮膚や関節など身体の各部位の結合組織に炎症が起こる病気で、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症など8種の症状がある。
    心内膜炎の原因となるのは「全身性エリテマトーデス」であることが多い。

  • もともとの原因である全身性エリテマトーデスの治療が行なわれることで、心内膜炎も改善します。そのために、副腎皮質ホルモン薬が使用されます。
    出典 :心内膜炎 とは - コトバンク
  • 【心内膜炎】を予防する為に日常で注意する事

  • 感染性心内膜炎は、日ごろから口腔内(こうくうない)を清潔に保つことで予防できます。心臓弁膜症や先天的心疾患がある人では、歯科や耳鼻科の処置や手術を受ける前に抗生物質が予防的に使用されます。
    リウマチ熱は、再発防止が重要であるため、抗生物質が長期間使用されます。子どもの場合は、おとなになるまで続けることもあります。
    全身性エリテマトーデスの場合は、かかりつけの医師の指導に基づいて、全身の症状の悪化を防ぐようにつとめます。
    出典 :心内膜炎 とは - コトバンク
  • 膠原病の「全身性エリテマトーデス」とはどんな病気?