知らないと危ない!潰瘍性大腸炎と治療法について

日本に10万人近い患者がいるにも関わらず、具体的な原因が医学的に証明されていない病気です。
実は患者は20代が多く、若い人ほどしっかりとした病気の理解が必要なのです!
そんな潰瘍性大腸炎と治療法についてまとめてみました!

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  • 潰瘍性大腸炎とは!!??

  •  

    画像で説明します。

  • 潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。この病気は病変の拡がりや経過などにより下記のように分類されます。
    1)病変の拡がりによる分類:全大腸炎、左側大腸炎、直腸炎
    2)病期の分類:活動期、寛解期
    3)重症度による分類:軽症、中等症、重症、激症
    4)臨床経過による分類:再燃寛解型、慢性持続型、急性激症型、初回発作型
    出典 :難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(公費対象)
  • 潰瘍性大腸性は難病指定です!

  • 潰瘍性大腸炎は、1973年より厚生労働省の特定疾患治療研究対象疾患(難病)のひとつに指定されています。
    潰瘍性大腸炎と診断された場合、保健所で決められた手続きをとると、特定疾患医療給付制度が適応され、医療費の援助を受けることができます。

    申請方法については、患者さんの住所地を所管する保健所にご相談ください。

    ※保険所での手続き
    ・この公費負担制度は、申請の手続きをしてから有効です。
    ・潰瘍性大腸炎の診断がついたら、できるだけ早く手続きをするとよいでしょう。
    出典 :潰瘍性大腸炎とは
     

    みなさん知らなかったかもしれませんね。

  • 患者さんってどれぐらいいるの!?

  • わが国の潰瘍性大腸炎の患者数は、113.306人(平成21年度特定疾患医療受給者証交付件数より)と報告されており、毎年おおよそ8,000人増加しています。米国の100万人と言われている患者数に比べると10分の1程度です。
    出典 :難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(公費対象)
     

    毎年8000人増加しているとなると他人事として考えられませんね。。。

  •  

    潰瘍性大腸炎の患者数が10万人を超えています。

  •  

    若い人ほど患者数が多いです。

  • 原因は!?

  • 大腸粘膜に対する異常な免疫反応、つまり、体のなかに異常な抗体ができ、これが自分の大腸粘膜を攻撃することなどが原因とされていますが、遺伝的素因や食生活、腸内細菌叢(そう)の変化などが複雑に絡み合っており、すべてが明らかになっているわけではありません。肉体的、精神的ストレスで悪化することがありますが、原因というよりも誘因と考えられています。
    出典 :潰瘍性大腸炎 - goo ヘルスケア
  • 症状はどのように現れるの?

  • 血便、粘血便、下痢、腹痛が主な症状です。ひどくなると体重減少や貧血、発熱がみられます。治療によって改善しても数カ月から数年後に再び悪化し、それを繰り返す場合(再燃緩解(さいねんかんかい)型)や、症状がだらだらとずっと続く場合(慢性持続型)などのタイプに分類されます。
    出典 :潰瘍性大腸炎 - goo ヘルスケア
  • どのような検査を受けるの?

  • 潰瘍性大腸炎の診断は症状の経過と病歴などを聴取することから始まります。最初に、血性下痢を引き起こす感染症と区別することが必要です。下痢の原因となる細菌や他の感染症を検査し、鑑別診断が行われます。その後、患者さんは一般的にX線や内視鏡による大腸検査を受けます。この検査で炎症や潰瘍がどのような形態で、大腸のどの範囲まで及んでいるかを調べます。さらに"生検"と呼ばれる大腸粘膜の一部を採取することで、病理診断を行います。潰瘍性大腸炎は、このようにして類似した症状を呈する他の大腸疾患と鑑別され、確定診断されます。
    出典 :難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(公費対象)
  • 原因がわからないのに治療法はあるの・・・?

  • ◯初期治療

  • ●内科的治療(薬物による治療)
    潰瘍性大腸炎は、発症の原因がはっきりと分かっていないため、病気を根本から治すというのではなく、大腸の炎症を抑えて、下痢や粘血便などの症状を緩和していき、炎症のない状態である寛解期を長く維持することが、治療目標となります。
    出典 :潰瘍性大腸炎の治療
  • 【潰瘍性大腸炎の治療で用いられる薬剤】
    ●5‐アミノサリチル酸製剤
    サラゾスルファピリジン(経口薬・坐薬)
    メサラジン(経口薬)

    ●ステロイド薬
    ベタメタゾン(坐薬)
    リン酸ベタメタゾン(注腸薬)
    プレドニゾロン(経口薬・注腸薬)

    ●免疫調節薬
    アザチオプリン(経口薬)
    6-メルカプトプリン(経口薬)
    タクロリムス(経口薬)

    ●生物学的製剤
    インフリキシマブ(静注薬)

    ●その他
     抗生物質、抗アレルギー薬、漢方薬など

    ●補助的に使われる薬剤
    整腸薬、止しゃ薬(下痢止め)、
    鎮痙薬(腹痛止め)、精神安定薬など
    出典 :潰瘍性大腸炎の治療
     

    色々な薬剤があるので、しっかりお医者さんと相談して決めないといけませんね。

  • ◯中等症〜重症

  • 潰瘍性大腸炎の中等度から重症の場合の治療で、多く用いられている薬としてステロイド薬(副腎皮質ホルモン)が挙げられます。腸管の炎症だけでなく全身にわたって炎症を抑えるので、全身合併症を軽減する効果があります。強力な抗炎症作用があることからステロイド薬はさまざまな病気に用いられていますが、その副作用もかならず考慮されるものとして取り扱われています。症状が重い活動期や急性期に集中して用い、症状の軽減にあわせて徐々に投与量を減らしていき、最終的には投与を中止するようにします。
    出典 :潰瘍性大腸炎の治療
  • ステロイド薬とは?
    副腎という臓器から分泌されるホルモンの一種で、人間が本来持っている物質です。しかし、薬として人体に大量に投与すると、副腎が自分でホルモンを分泌しようとする機能が低下してしまいます。したがって、長期間もしくは、大量に投与していたステロイド薬を、急に中止すると、体の中で、副腎皮質ホルモンが急激に不足してしまい、ショック状態になる場合もあります。また、投与量の減量の過程で、炎症が再燃したり、悪化したりする場合(リバウンド現象)があります。投与を中止する場合、医師は、ステロイド薬の効果を損なうことなく、副腎の機能が回復するように、慎重に少しずつ投与量を減らしていくのです。副作用が怖いからといって、医師の指示なく、投与量を変えることはとても危険です。
    出典 :潰瘍性大腸炎の治療
  • ステロイド薬のおもな副作用
    ・顔がむくむ(満月様顔貌・ムーンフェイスなどと呼ばれています)
    ・皮膚症状(にきび・多毛症・しっしんなど)
    ・食欲増進(体重増加)
    ・精神症状(イライラ・不眠・うつ・軽い興奮状態など)
    ・眼症状(緑内障・白内障など)
    ・骨粗鬆症
    ・その他(血圧上昇・筋力低下・かぜなどの感染症にかかりやすくなるなど)
    出典 :潰瘍性大腸炎の治療
  • 潰瘍性大腸炎に気づいたらどうするの?

  •  よくなったり悪くなったり(緩解と再燃)を繰り返すことが多いため、緩解期になっても治療を中断しないことが大切です。緩解期には厳しい食事制限は必要ありませんが、症状のある時には、高脂肪食や繊維質の多い食事を避け、アルコールや香辛料をひかえるようにします。肉体的、精神的ストレスをきっかけに悪化することがあるため、ストレスを多く受けないような自己管理も重要です。
     厚生労働省の特定疾患に指定されているので、申請すると医療費の補助が受けられます。
    出典 :潰瘍性大腸炎 - goo ヘルスケア
     

    厚労省の特定疾患に指定されているので、申請はしっかりしましょう!

  • ちなみに・・・この病気って遺伝するのですか?

  • 潰瘍性大腸炎は家族内での発症も認められており、何らかの遺伝的因子が関与していると考えられています。欧米では患者さんの約20%に炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎あるいはクローン病)の近親者がいると報告されています。近年、世界中の研究者によりこの病気の原因を含めた特異的な遺伝子の探索が続けられていますが、現時点では遺伝に関する明解な回答は得られていません。遺伝的要因と食生活などの環境要因などが複雑に絡み合って発病するものと考えられています。
    出典 :難病情報センター | 潰瘍性大腸炎(公費対象)
     

    やはり解明はされていないのですね。。。