知っておきたい雑学・黄体ホルモンの働きとは

神秘的な女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンについての雑学です。女性ホルモンは私たちの心と身体にさまざまな影響を及ぼします。では、ホルモンバランスが崩れてしまうと、いったいどのようなことが起こるのでしょうか?

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  • 卵胞ホルモンの働きとは?

  • 卵胞ホルモンの働きは、第二次性徴(女性では初潮を迎える、バストの発達、皮下脂肪の増加などが始まる次期)を促すホルモンであり、女性らしいふっくらとした体つき、お肌のツヤやハリ、髪の成長を促し美しさを保つなど、とても大切な役割を担っているホルモンです。

    また、将来の妊娠に備え卵巣内にある卵胞の成長を促し、子宮内膜を厚くしたり、自律神経のバランスを整え、体調や精神の健康を保ったりするホルモンでもあります。

  • 黄体ホルモンの働きとは?

  • このホルモンのおもな役割は、妊娠した状態を継続させることにあり、基礎体温の上昇や乳腺の発達、子宮内膜を厚くし、受精卵を着床しやすい状態を作り出すことにあります。

    また、生理中に身体全体にむくみの症状が現れることがありますが、これは黄体ホルモンが脳や体内に水分を溜めこむという特性を持っているからです。生理前や生理中に体重が増加するご経験をお持ちの方は多いのではないかと思いますが、それは黄体ホルモンの分泌によるものです。

    さらに、黄体ホルモンは腸の運動を妨げるという作用を持っているため、生理中の下痢や便秘、妊娠中の便秘など、あまりありがたくない現象をも引き起こします。生理中や妊娠中にやたらにお腹が空いたり、一時的に味覚が変わったりしてしまうのも、この黄体ホルモンが原因となっています。

  • 女性ホルモンのバランスが崩れるとどうなる?

  • 上記でご説明した卵胞ホルモンと黄体ホルモンはそれぞれ交互に分泌が繰り返されるものですが、なんらかの原因により、そのバランスが崩れてしまうことがあります。

    では、このふたつのホルモンがバランスを崩してしまうと、女性の心と身体にはどのような変化が現れるのでしょうか?

    体内でのトラブル
    ・子宮内膜症を発症しやすくなる
    ・月経周期の異常、無月経、生理痛がひどくなる
    ・自律神経失調症など、神経系統の病気を発症しやすくなる
    ・お肌の老化(シミやシワなど)
    ・髪質が弱くなる、白髪ができやすくなる
    ・ニキビや吹き出物ができやすくなる

    心のトラブル
    ・不安感
    ・嫉妬や妬み
    ・理由のない怒り
    ・イライラ感
    ・物事に対する執着

    このような症状が現れてくる可能性があります。

  • 女性ホルモンのバランスが崩れる原因

  • ・食生活の乱れ
    食べたり食べなかったりというのが、いちばんよくありません。また、インスタント食品やファーストフードばかり食べていると栄養が偏った状態となり、女性ホルモンのバランスは崩れやすくなります。
    好きなものばかりを食べるのではなく、栄養のバランスを考えながら食事を摂取することを心がけましょう。

    ・無理なダイエット
    これも食生活と関係しますが、無理なダイエットを行うと、身体が必要としている栄養素を十分に摂ることができないため、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。

    ・ストレス
    身体のどこかに不快感があるときには、誰でもストレスを感じるものです。そして、目に見えないだけに厄介なのが精神的なストレスです。
    このどちらも女性ホルモンの分泌を妨げる原因となります。
    なんらかのストレスを感じたら、できる限り休息を取ることを心がけましょう。

    ・血行不良
    血行不良の原因となるものには、運動不足、衣類での締めつけ、身体を冷やすほどの薄着、喫煙などが挙げられます。
    また、入浴時にシャワーだけで済ませる習慣のある方は、身体が十分に温まることがなく血行不良を起こしやすくなります。

  • 卵胞ホルモンも黄体ホルモンも、生活習慣によりバランスを崩しやすいということをご理解頂けたのではないかと思います。

    このような雑学は知っておいて損はありません。上記でご紹介した症状に心当たりのある方は、ひとまずご自身の生活習慣の見直しを行い、ホルモンバランスを正常に戻す工夫を行いましょう。