安西ひろこが13年間苦しんでいたパニック障害とはどんな病気なの?

カリスマ的な人気を誇っていたモデル兼タレントの安西ひろこさんが芸能界に復帰するという発表がありました。彼女が13年もの間苦しんでいた、パニック障害とはいったいどんなものなのでしょうか?

view205

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • モデル兼タレント、安西ひろこ

  • タレントの安西ひろこ(35)が1日に放送された日本テレビ系「解決!ナイナイアンサー」に出演。仕事復帰することを宣言した。

     タレント、モデルとして人気を集めながらパニック障害で01年から08年まで休業。発症後数年間は幻聴に悩まされ、部屋にこもりっきりだった時期を「自分の中では地獄みたい」と涙ながらに告白。08年に芸能活動再開した後も症状が再発することもあったと明かした。
    出典 :安西ひろこ パニック障害から仕事復帰宣言「今は体調も万全」 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
  • 安西は1996年に芸能界デビュー。ギャルのカリスマとして圧倒的な支持を受けていたが、2001年末に突如、芸能界から消えた。発端は、仕事現場で突然倒れたことだった。その後、パニック障害と診断され、芸能活動を休止した。
    休養から2年後の03年、ようやく母の助けを借りて少しだけ外に出られるようになり、電車に乗る練習などを経て、08年にモデルとして復帰。09年春に芸能界復帰宣言したが、その直後に、症状が重くなり、芸能活動を休止したという。
    出典 :安西ひろこ パニック障害との壮絶闘病/芸能速報/デイリースポーツ online
  • まさに人気絶頂! という時に、パニック障害になってしまった、というわけです。

  • 安西ひろこが体験した地獄の日々とは

  • 「最初は少しずつ頑張ってたんですけど、お風呂入ったり、トイレ行ったりすることがだんだんできなくなった」と安西。「平衡感覚がなくて、床がゼリー状みたいになって(見えて)、歩けない。トイレまでほふく前進していた」と症状を明かした。

     ほどなく部屋から一歩も出れなくなった。「いいじゃん、もう、死んじゃいな」という幻聴が聞こえたり、こもりきりの部屋から一歩も出られず、「汚い話ですが、尿とか便とか垂れ流していました」と衝撃の告白。

     母親が働きながら、懸命に安西の世話も行う日々。その母親も実はかつてパニック障害を患っていたことを、後に知る。「地獄みたいな日々でした」。
    出典 :安西ひろこ パニック障害との壮絶闘病/芸能速報/デイリースポーツ online
  • 想像を絶する苦しみです。

  • パニック障害ってなに?

  • 「パニック障害」も「不安障害」も、近年よく用いられるようになった病名ですが、正確にいうと、両者は並列関係にあるものではなく、下図のように、「パニック障害」は「不安障害」の下位分類のひとつです。
    「不安障害」というのは、精神疾患の中で、不安を主症状とする疾患群をまとめた名称です。その中には、特徴的な不安症状を呈するものや、原因がトラウマ体験によるもの、体の病気や物質によるものなど、様々なものが含まれています。中でもパニック障害は、不安が典型的な形をとって現れている点で、不安障害を代表する疾患といえます。
    出典 :パニック障害・不安障害|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省
  • 精神的な疾患のひとつです。

  • パニック障害の症状をまとめますと、パニック発作 、予期不安 、広場恐怖が3大症状ということができます。中でもパニック発作、それも予期しないパニック発作がパニック障害の必須症状であり、予期不安、広場恐怖はそれに伴って二次的に生じた不安症状といえます。そして症状のみならず広場恐怖によるQOLの低下が、この障害のもうひとつの特徴でした。
    出典 :パニック障害・不安障害|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省
  • 簡単に言うと、あらゆるものが恐ろしくなってしまい、恐れるあまり精神の均衡が崩れてしまったり、もしくは発作などにも発展するという症状です。こうした不安は日常のあらゆる場所につきまとい、いつ起こるか分かりません。だからこそ、症状が重いと日常生活すら困難になってしまうのです。

  • 長い時間をかけた治療が必要

  • パニック障害は、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられています。最初の治療は、まずおくすりによってそのバランスの乱れを調整し、パニック発作をできるだけコントロールすることです。日本では、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)というタイプのおくすりがパニック障害の治療薬として保険適応を取得しています。
    出典 :パニック障害 | その他の不安の病気 | utsu.jp 〜うつ病と不安の病気の情報サイト〜
  • 目に見えない病気なので、周囲の理解を得られなかったり、安易に「どうにかなるだろう」と嫌がる相手を連れ出したり・・・といったことが原因で、更に悪化してしまう場合も。精神的な疾患は、れっきとした病気のひとつ。本人にしか苦しみが分からない、非常に大変な病気なのです。だからこそ、不調を感じた時は恥ずかしがらずに病院に行きましょう。