のどぼとけが大きく…橋本病と甲状腺悪性リンパ腫

代謝の下がる甲状腺の病気、橋本病。のどぼとけが大きくなったら、同時に甲状腺悪性リンパ腫を疑いましょう。早期発見のコツ。

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  • どんな病気なの?

  • 甲状腺悪性リンパ腫、どういった病気なのでしょうか。まずは自分の体調に敏感になることから。

  • 「甲状腺のシコリは良性から悪性までさまざまで、治療法も違う。最初の診断が非常に重要なので、のどにシコリを感じたら、また40歳を過ぎたら、ぜひ一度は専門医で検査を受けてください」
    出典 :医療QQ - 甲状腺のシコリ、初診が重要 5%にがんや悪性リンパ腫 - 医療記事 - 熊本日日新聞社
     

    10人中3人にあるという甲状腺のシコリ。気になったら調べてみましょう。

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    硬くて痛みがなく、急に大きくなるのが特徴。

  • 急に甲状腺が大きくなったり、腫瘍のようにはれてくるのがもっとも特徴的な症状です。また大きくなってくると、飲みづらい、声がれ、呼吸が苦しい、などの症状が出ることがあります。
    出典 :腫瘍性疾患|甲状腺の病気について|伊藤病院 - 甲状腺疾患専門
  • 橋本病と併せて注意

  • 甲状腺悪性リンパ腫は慢性甲状腺炎(橋本病)から発生します。
    甲状腺の増大で1か月以内に急に大きくなって呼吸困難を伴うケースや、1〜2年かけて少しずつ大きくなるケースもあります。
    出典 :甲状腺疾患専門の隈病院ホームページ|慢性甲状腺炎(橋本病)
     

    橋本病とは、自己免疫の異常によりリンパ球が自己の甲状腺組織を破壊して、慢性炎症が生じる病気。
    甲状腺が大きくなります。甲状腺ホルモンが不足してくると、顔や手足のむくみ、寒がり、体重増加など、甲状腺機能低下症の特有の症状がみられます。

  • 橋本病の患者さんのうち、0.5~1.5%が甲状腺のMALTリンパ腫を発症し、逆に甲状腺のMALTリンパ腫の患者さんの94%で橋本病の所見が発見されます。
    出典 :MALTリンパ腫:[がん情報サービス]
  • 橋本病って?

  • 甲状腺の機能が低下します

     

    甲状腺の悪性リンパ腫は橋本病を基盤として起こることが多く、男女比では1:4.3と、女性に多くみられるそう。

  • 橋本病の初期の唯一の症状は首の腫れです。
    のどに違和感がある人もいるでしょう。
    橋本病は甲状腺機能低下症の代表でバセドウ病とは全く逆です。
    機能が低下するわけですから新陳代謝が悪くなって老けていく感じになってきます。
    出典 :橋本病の診断、原因と症状
     

    バセドウ病は、代謝が上がりすぎる病気。常に全速力で走っているのと同じ状況が起こります。

  • 甲状腺悪性リンパ腫、発見は検査で

  • 治療を検討する際には、しこりの一部を採取して細胞の性質(悪性度)を見極め、さらに画像検査を行って病気の広がり(甲状腺のみにとどまっているか、ほかのリンパ節や臓器にも広がっているか)を調べることが大切です。
    出典 :甲状腺の悪性リンパ腫と診断
  • 治療方法は?

  • 現在の治療の主力は、化学療法と放射線療法で、的確な治療を受けた方の約80%が10年以上生存されています。
    出典 :甲状腺疾患専門の隈病院ホームページ|悪性リンパ腫
  • 治療として、(進行初期であれば)手術は一般的に行いません。放射線を外照射します。ステージIIIEやステージIV(中度進行)は、抗癌剤を使用します。
    出典 :情報源/患者情報[070]
     

    抗癌剤治療の場合、3種類の抗癌剤(CHO)を初日に静注し、もう1種類を5日間服用する、というのを3週間毎に繰り返します。通常、3~6クール治療を行います。