アルコール依存症は心の病です。治療法と症状まとめ。

アルコール依存症は放置すると死にいたる怖い病気です。早めに受診を。

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  • アルコール依存症とは

  • アルコール依存症は他人事ではない

  • アルコール依存症は、とても怖い病気の1つです。誰でも、長い間、お酒の飲みすぎを続けているとアルコール依存症になります。いったんアルコール依存症になると、治癒することはありません。また、飲酒を続けていれば、アルコール依存症はどんどん進行していき、ついには死に至ります。死亡の原因としては、身体の病気、事故、自殺が主なものです。
    出典 :アルコール依存症 - 心の病について | 駒木野病院 東京都八王子市の精神科
     

    お酒を飲み続けると誰もに起こる可能性がある「アルコール依存症」
    お酒の飲み方を見直したほうがいいかもしれません。

  • 身近な人の「お酒の飲み方」に異常を感じたら…

  • 家族の「飲み方」が異常だと感じる

     

    こんなときは、早めに受診しましょう。
    症状が進むと回復にも時間がかかります。

  • アルコール依存症は、本人だけではなく
    それを支える周囲の人までを絶望に陥れる恐ろしい病です。
    もし、「うちのお父さん、最近、お酒の飲み方がおかしいな」
    「うちの旦那さん、最近ちょっと飲み過ぎじゃないかしら」
    …と身近な人の異常を感じたら、
    なるべく早く専門医を受診することをオススメします。



    アルコール依存症が進行すると、性格までも変わってしまって
    なかなか周囲の助言を聞き入れようとしなくなります。
    時には暴力を振るうようになるケースもありますので、
    冷静な話ができるうちにやんわりと受診を勧めてみましょう。
    出典 :アルコール依存症になったら何科に行く?
  • どのような病気なのでしょう。

  • アルコールは、依存性薬物の一種である。依存性とは、薬物を摂取することによって様々な問題が出ているにもかかわらず、その薬物を止めることができなくなる性質のことである。麻薬、覚醒剤、シンナー、マリファナ、コカイン、睡眠薬、抗不安薬、鎮痛剤などにも、依存性がある。
     アルコール依存症は、アルコールの持つ依存性によって発病する。耐性、飲酒行動の異常、離脱症状が、主な特徴である。
    出典 :【森岡クリニック】第1章 アルコール依存症とはどんな病気か
  • 耐性
     習慣的に飲酒していると、気持よく酔うために必要とするアルコール量が増えてくる。はじめは日本酒にして1合でほろ酔い気分になったのに、3合でも酔った感じがしなくなる。これを耐性という。
     しばらく断酒した後で飲酒した場合は、アルコールに弱くなっているが、飲み続けると、すぐにもとのように強くなる。
    病気が進行すると、耐性が落ちてきて、少量の飲酒でひどく酔うようになる。
    出典 :【森岡クリニック】第1章 アルコール依存症とはどんな病気か
  • 飲酒行動の異常
     少しでもアルコールを口にすると、ほどよい量で切り上げることができず、必ず飲み過ぎて問題を起こしてしまう。アルコールをほどよい所でとめる能力が無くなったためである(コントロール障害)。
     これが正常な大量飲酒者とアルコール依存症者を区別する大切な点である。つぎの唄の文句がこのことをよく表している。

    いったんコントロール障害を起こしてしまうと、一生もとに戻らない。するめがいかに戻れないのと同じである。だから、アルコールで問題を起こしたくないと思えば、完全にアルコールを断つ以外に方法はない。
     コントロール障害を起こしているかどうかは、検査では分からない。その人のアルコールの飲み方で判断するしかない。
    出典 :【森岡クリニック】第1章 アルコール依存症とはどんな病気か
     

    いったんコントロール障害を起こすと、治ることがないのです。
    家族の協力も大事な要素となります。

  • アルコール依存症チェックをやってみましょう。

  • さまざまな症状が現れます。

  • アルコール依存症の症状

      アルコールは依存性の強い薬物であり、習慣的に多量の飲酒を続けていると、脳機能や身体反応の変化が少しずつ生じて、依存症が作られていきます。飲酒を続けていると、徐々に身体がアルコールに慣れて、以前と同じ量では酔うことができなかったり、気持ちが楽にならなかったり、眠れなかったりして、満足できなくなります。アルコールへの耐性が生じた状態です。その結果、徐々に飲酒量が増えて、アルコールへの依存度が進行し、アルコールへの欲求や強迫感が高まることになります。

    いったん依存症になると自分の意志で飲酒行動をコントロールすることができなくなります。飲酒が中心の生活となり、それまで大切にしていた仕事や家庭生活が破綻してしまうなど、悲しい結果を引き起こすことがあります。
    出典 :久里浜医療センター| 情報ボックス アルコール 5. アルコール依存症 アルコール依存症の症状
  • 1. 中核的な症状
      アルコール依存症の中核的な症状として以下の2つが知られています。どちらか1つでも認められる場合にはアルコール依存症が強く疑われます。

    1) 飲酒コントロールの障害
      飲酒への強迫的な欲求〈アルコールへの精神依存〉のために、「飲み始めると止まらない」「酔いつぶれるまで飲んでしまう」「だらだらと長い時間飲んでしまう」などお酒を飲みだすとお酒に飲まれてしまうようになります。つまり自らの意思でコントロールして飲酒することができなくなります。

    2) 離脱症状
      アルコールを摂取した状態に身体が慣れてしまった結果〈アルコールへの身体依存〉、体内からアルコールが切れてくると多様な離脱症状が生じます。俗に言う禁断症状です。飲酒を止めてから1~2日後に、手の振るえ、発汗(特に寝汗)、吐き気、嘔吐、心拍数の増加、高血圧といった自律神経症状や不眠、不安、イライラ感といった精神症状が認められます。


    2. 随伴する問題
      アルコール依存症の真に怖い点は、アルコール依存症による中核的な症状だけに留まらず、飲酒中心の生活となった結果、様々な病気や問題が付随してくることです。自身の健康問題、家庭や職場での対人関係の問題、飲酒運転や自殺、他者への暴力などの社会的な問題です。それらを一括してアルコール関連問題と称されます。
    出典 :久里浜医療センター| 情報ボックス アルコール 5. アルコール依存症 アルコール依存症の症状
  • アルコール依存症はココロの病です

  • お酒の飲み過ぎで肝機能が低下したから内科に行く。
    …これは、自然な発想ですよね。
    しかし、内科では、
    「アルコールを飲む」という行為そのものを止めさせることはできません。

    アルコール依存症の治療とは、具合の悪い内臓を治すことではなく
    「酒を飲んでしまう」という行為そのもの、
    「酒を飲まずにはいられない」という状態そのものを改善することにあるのです。

    それを引き受けてくれるのは…一体、何科だと思いますか?

    そう!
    「精神科」や「神経科」などの、いわゆる“心の専門家”なのです。

    アルコール依存症の原因には諸説ありますが、
    体質的なことに加えて“心の問題”が大きいことが分かっていますので、
    成育歴や過去のライフイベント、現在のストレスなど、
    アルコール依存症の原因と考えられるものを洗い出す必要があります。
    出典 :アルコール依存症になったら何科に行く?
     

    アルコール依存症は治療が難しい病気です。
    きちんと専門家に診てもらうのが一番です。

  • アルコール依存症の治療法は「断酒」

  • 強い意志で断酒を

     

    断酒は本人の強い意志が必要です。

  • アルコール依存症は回復できる病気と述べましたが、回復していくためには「断酒」を続けていくしかありません。断酒とは、お酒を断つということで、1滴もアルコールを口にしないということを意味します。この断酒の継続がアルコール依存症の治療ということになります。断酒をしていくためには、まず本人が断酒をしていこうと決意することが大切です。

    本人自らが治療を求めないというのが、アルコール依存症の1つの特徴です。嫌がる本人を家族など周囲の人が説得して治療へとつなげていくケースも少なくありません。
    出典 :アルコール依存症 - 心の病について | 駒木野病院 東京都八王子市の精神科
  • 専門家に相談しよう

  • 治療は外来でも可能ですが、わが国では治療の主体は入院治療です。
    入院治療は「解毒治療」、「リハビリ治療」、「退院後のアフターケア」の3段階に分けられます。

    「解毒治療」は一般病院で行うことも十分可能ですが、「リハビリ治療」および「退院後のアフターケア」は治療のノウハウをもつ専門治療にゆだねるのがよいでしょう
    出典 :アルコール依存症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省
  • 断酒が難しいので、治療も難しい病気

  • アルコール依存症を治す薬はない

    アルコール依存症は、
    ウィルスのような病原体が原因で起こる病気ではありません。

    もちろん、アルコールの影響で
    肝臓やその他の内臓に何らかの機能不全が生じているケースも多いですが、
    基本的にはあくまでも脳と心の問題。

    本人の、「酒を飲みたい」という渇望をどうにかしない限り、
    根本的な解決にはなりません。
    そのため、アルコール依存症の治療にテキメンな治療薬は存在しません。
    出典 :アルコール依存症の治療法
  • 酒を断つのは難しい。ゆえに治療も難しい!!

    酒に依存しているわけですから、
    自力でお酒を断つのは並大抵のことではありません。
    やはり、どうしても専門医の力が必要になります。



    専門的には、
    抗酒剤を使ってアルコールを受け付けないような体の状態を作ったり、
    断酒会など自助グループに入ってお互いに励まし合いながら酒を絶つ…
    といった治療法が取られているのだとか。



    しかし、いったんは断酒できても、ほんの少しアルコールを口にすると
    たちどころに以前の状態に戻ってしまうケースがほとんどだといいます。
    断酒に成功する人は、2割ぐらいに留まるというデータもあります。



    こんな状態にならないためにも、
    初期症状のうちに対策をとることが大切です。
    出典 :アルコール依存症の治療法
  • アルコール依存症の進行プロセス

  • アルコール依存になっていくプロセス

  • 機会飲酒
    (時たま何かの機会に飲む程度)
      ↓
    習慣飲酒
    (日常的に飲み、酒に強くなっていく)
      ↓
    依存症への境界線
    (酒がないと物足りなく感じる。酒量が増え、ほろ酔い程度では飲んだ気がしない)
      ↓
    依存症初期
    (健康診断で酒量を少なめに申告する。周囲が酒をひかえるよう注意し始める。飲む時間が待ちきれず、おちつかない。飲まないと寝つけない。アルコールが切れてくると汗をかき悪寒がするなど、風邪のような症状が出る)
      ↓
    依存症中期
    (迎え酒をするようになる。飲むためにウソをついたり隠れ飲みをしたりする。酒が原因の問題が繰り返される。節酒を試みるがうまくいかない)
      ↓
    依存症後期
    (連続飲酒、幻覚(離脱症状)、肝臓その他の疾患の悪化により、仕事や日常生活が困難になる)
    出典 :アルコール依存症の進行プロセスと予防
  • アルコール依存症にならないように気をつけることは

  • 依存症にならないために
    多くの「酒飲み」が、依存症への境界線や依存症初期のステージにいます。
    ドキッとした人も多いのではないでしょうか?
    依存症にならないためには、「習慣飲酒」をせず、「機会飲酒」に留まることが肝要です。つまり、飲む日より飲まない日を増やすこと。
    でも、どうしても晩酌をしたい方には、厚生労働省「健康日本21」にこんな指標があります。

    節度ある適度な飲酒=1日純アルコール20グラム以内
    ※女性・高齢者・お酒に弱い人は半分に
    出典 :アルコール依存症の進行プロセスと予防
  • 20gのアルコールとは

  • ビール

     

    500ml
    (中ビン1本またはロング缶1本)

  • 日本酒

     

    1合

  • ウイスキー

     

    60ml
    (ダブル1杯)

  • ワイン

     

    200ml
    (グラス2杯)

  • チューハイ

     

    7%のもので350ml

  • 焼酎

     

    25度のもの100ml