妊娠中にデング熱に感染したかもと思ったら

妊娠中にデング熱に感染したかもと思ったら…?下がらない高熱…これって妊娠症状?もしかしたら、デング熱?妊娠中の発熱や薬の服用は、赤ちゃんの奇形や、発育・環境に悪い影響を及ぼす可能性があります。あれ?と思ったら、自己判断せずに病院に行きましょう。

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  • 妊娠中にデング熱のような症状がでてきたら・・。

  • デング熱の特徴的な症状、目の裏の痛み、発熱、発疹。のどの痛みはありませんか?

  • 38度以上の高熱は、妊娠症状ではない!

     

    【デング熱の特徴】
    ・頭痛(目の裏の痛み)
    ・何日も続く発熱
    ・筋肉痛
    ・関節痛など
    ※はしかのような皮膚の発疹もありますが、熱が下がった後の症状になるようです。

  • 妊娠初期風邪のような症状はでてきますが、38度以上となると妊娠の症状とは別物です。
    何かの病気を疑いましょう。

  • "流行地域"へ出かけていませんか?

  • 免疫力が低下しやすい妊婦の方は特に注意を

     

    デング熱は、ウイルスに感染した人間の血を吸った「蚊」が他の人間の血を吸うことで感染します。
    (通常、人間同士の直接感染は起こりません。)
    2014年9月30日(火)時点で、日本国内発の感染者は150名以上に。患者のほとんどは東京都内の公園で「蚊に刺された」とし、現在、都内に生息する一部の蚊がウイルスを保有していることが判明しています。

  • 妊娠中は免疫力が低下すると言われています。"流行地域"を訪れた妊婦の方はご注意ください。

  • デング熱…発症したら、どうなるの?

  • 感染してから2~15日(通常2~7日)症状のない期間があった後、38~40℃の発熱、激しい頭痛、関節炎、筋肉痛、発疹がみられます。
    出典 :厚生労働省検疫所 FORTH|感染症についての情報|デング熱
     

    基本的に、症状は1週間程度で良くなり、後遺症も特にないようですが、妊娠中の方(特に2ヶ月目)は自己判断で市販の薬を服用してやり過ごすのは大変危険です。※詳細は後述

  • デングウイルス感染後、患者の一部において、突然に、血漿(けっしょう)漏出と出血傾向を主症状とするデング出血熱となる。デング出血熱は、適切な治療が行われないと死に至る疾患である。
    出典 :国立感染症研究所 感染症情報センター|デング熱
     

    どういうことかというと、発症者の1~5%は生命を脅かす「デング出血熱」に発展し、命を脅かす危険もあるようです。
    また、「デング出血熱」は2回目以降の感染で発症するケースが多いとのこと。
    そのため、1度目のデング熱感染で無自覚だったり、症状が軽かったりして油断している方は一層の注意が必要です。

  • お腹の中の赤ちゃんへの影響は?

  • 胎児に"絶対影響がない"とは言い切れません

     

    お腹の中の赤ちゃんは卵膜や胎盤で感染を防御しているため、大きな影響はないと報告されているサイトもあるようですが、それは完全なものではありません。

  • 発熱後の、脱水症状にも気をつけて

     

    デング熱が下がった後も倦怠感が続き、食欲もなく水も飲めないことが続くことがあります。
    お母さんの食欲がない日が続いても、すぐには赤ちゃんに影響しませんが、脱水症状になった場合は赤ちゃんも危険です。
    脱水症状がひどい場合、病院の点滴で水分と栄養分を補給してもらったり、ビタミン剤を投与してもらいましょう。

  • 市販の薬はちょっと待って!

  • 妊婦が薬を飲んだ場合、薬が与える悪影響

     

    ○超初期(0週0日~受精2週目)
    薬の服用により着床できない(流産してしまう)可能性があります。
    ○初期(妊娠4週0日~妊娠4か月末)
    赤ちゃんの奇形に最も心配する時期です。
    特に2カ月目は、薬の服用を慎重にする必要があります。
    ○中期~分娩
    奇形の心配はほぼなくなりますが、赤ちゃんの発育や環境に悪い影響を及ぼす「胎児毒性」が心配です。

  • 予防、ワクチン等がないので、何かと不安になるかもしれませんが、まずかかりつけの医師へ相談してください。
    解熱剤の中には、妊娠後期に禁止されるものがありますので、自己判断での服薬はとても危険ですので、やめましょう。

  • <日本産科婦人科学学会>の対応

  • 「過度に不安を抱く必要はない」

     

    ○感染者のうち、重症化するのは約0.0075%、死に至るのは約0.00017%
    ○日本では死亡例はない(過去約1500例中)

  • デング熱が流行しているブラジルからの報告によると、妊婦(※特に妊娠後期)は重症化しやすい傾向があるらしいですが、今のところ心配しすぎる必要はなさそうです。

  • 自分でできる対策は?

  • 屋外では肌の露出を避け、虫除けスプレーなどで防御する!!

  •  

    妊娠中の虫除けスプレーまであまり気を使いすぎる必要もないかもしれませんが、気になりますよね。
    今は天然成分の虫よけ剤も販売しています。
    赤ちゃんでも使える虫よけグッズも今は沢山ありますので、自分に合ったものを探してみましょう。

    「スプレータイプだと、口や鼻から身体に取り込んだら心配…」というお母さんは、肌に直接つけず服や身の回りのものに貼るだけで虫を寄りつきにくくするシートもあるので見てみてください。

  • デング蚊の拡大は食い止めることが難しそうです。「自分の身は自分で守る」それが今わたしたちにできる最善策のようです。
    症状を正しく知って、適切な対応をとりましょう。!!