脳がアメーバに食べられる!?フォーラーネグレリアの実態

水中に潜んでいるアメーバ「フォーラーネグレリア」が、鼻や傷口から体内に入り込み、人の脳を食べてしまう…!?食べられた脳はドロドロに溶け、9割以上の確率で助からず死亡する…!?ホラー映画のように恐ろしい話ですが、事実なのです。

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  • フォーラーネグレリアとは

  • フォーラーネグレリア(学名: Naegleria fowleri)は、ヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり、通常25–35℃ほどの温水環境で見付かる。他のアメーバ類とは異なり、生活環の中に鞭毛型を持つのが特徴。
    出典 :フォーラーネグレリア - Wikipedia
     

    アメーバの一種です。

  • フォーラーネグレリアは自然環境において淡水などに広く生息している。特に温水環境に多いという。人体には鼻腔から侵入する。感染すると1週間前後の潜伏期間を経て発熱、頭痛、ひどい肩こり、嘔吐などの症状を呈し、発症後1週間から10日程度で死に至る。
    出典 :フォーラーネグレリアとは - 新語時事用語辞典 Weblio辞書
     

    恐ろしい威力です。

  • フォーラーネグレリアは河川や湖沼、温泉等の淡水に生息。25~35℃くらいの温かい水を好む。日本をはじめオーストラリアやニュージーランド、アメリカ等世界中で発見されている。ニュージーランドでは温泉のお湯に多く生息していることが知られている。
    出典 :フォーラーネグレリア〜脳が溶ける奇病 - Book Wiki Portal
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    フォーラーネグレリアを電子顕微鏡で見た写真がこれです。不気味に微笑んでいるかのような顔に見えることから、「脳を食べるアメーバ」などとセンセーショナルに語られているようです。

  • 被害報告

  • カンザス州ジョンソンカントリーで、9歳女児ハリー・ユストちゃんの脳にアメーバが侵入。ハリーちゃんは脳をアメーバに食べられ、先週水曜日に入院先の病院で死亡しました。
    出典 :アメナマ!オカルト速報 | 9歳女児がアメーバに脳を食われて死亡、水遊び中に感染…米国
  • 実際に放送されたニュース番組によりますと、ケイリーちゃんはこのアメーバのせいで寄生性髄膜炎という、とても珍しい病気にかかってしまい、大きな病院で集中治療を受けていると言います。
    出典 :その姿はまるでジョーカー。美少女の脳ミソを食べる謎の殺人アメーバ「フォーラーネグレリア」 | コタク・ジャパン
  • ルイジアナ保健病院局から「炎症箇所の洗浄に水道水を使用しないでください」とのお達しが。それというのも、水道水を経て傷口から侵入し脳みそを食べてしまうというアメーバ、フォーラーネグレリアが発見されたからです。ルイジアナではこれによって、2人が死亡しています。
    出典 :水道水に脳みそを食べるアメーバが...、米国ルイジアナ州で2名死亡 : ギズモード・ジャパン
     

    水道水の場合、一度沸騰させればフォーラーネグレリアは消滅するそうです。

  • このフォーラーネグリア、実は日本でも感染例があり、1996年に佐賀県の食品加工会社に勤める25歳の女性がこのアメーバによる原発性アメーバ性髄膜脳炎で死亡しています。発症から僅か9日目で死に至り、女性の脳は原型を留めていないほどドロドロに溶けていたとのことです。
    出典 :脳を食べるアメーバに感染した少年が死亡 ―フォーラーネグレリアの恐怖 - | Technity
     

    何故かはわかりませんが、日本での報告は今のところ、この1件だけのようです。少しホッとしますが、今後起こり得ないとは言えませんね。

  • この恐ろしいアメーバ「フォーラーネグレリア」は25-35度の温水環境を好んで生息しているそうです。
    そうです。ここでピンと来た人もいるかもしれません。ニュージーランドで一般的に好まれる温泉の温度36度37度に近い温度なんです。だから日本の温泉ではあまり発症例がないのかもしれません。
    出典 :感染後の致死率98% 温泉に潜む小さなアメーバ | 日刊ニュージーランドライフ
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    温泉の温度の話は、なるほど、と頷ける話です。しかし真夏の屋外プールはどうでしょう?気温が40度近くまで上昇してしまう日も増えました。プールの水温がかなり上昇し、フォーラーネグレリアの好む25-35度の温水となってしまっている場合もあるのではないでしょうか…。プールは必ず、消毒を徹底していただきたいですね。

  • 治療

  • 米疾病対策センターは、医師から相談があれば、中学生の治療に使われた実験的新薬を提供する方針を明らかにした。この新薬は当初、乳がんの治療薬として開発されたが、病原性アメーバ感染の治療にも効果があることが分かったという。
    出典 :CNN.co.jp : 脳をむしばむアメーバ、実験的新薬で効果か
     

    被害を食い止めるよう医学界でも研究が進んでいる段階のようです。

  • 身を守るには

  • 感染すること自体がまれなのですが、感染のリスクを低減したいなら、水温が高く、消毒していない淡水の中で泳ぐときには、鼻をつまんでいるかノーズクリップをつけておくことです。温泉その他の温水域に入るときは頭を水の上に出しておき、ウォータースポーツやダイビングなど鼻に水が入るような活動をする際も注意が必要です。
    出典 :脳を食べる病原性アメーバ、鼻から侵入 (National Geographic) 怖すぎる 夏の怪談?! | Finance GreenWatch
     

    日本の温泉はフォーラーネグレリアが好まない温度であり、プールはほとんど消毒が徹底されているため、感染を防ぐことができているものと思われます。海外で川や温泉やプールに入る際にはじゅうぶん注意しましょう。