臓器が自分を消化してしまう? 膵炎の症状

膵臓(すいぞう)は消化器系や循環器系のサポート役です。普段意識することは少ないかもしれませんが、膵炎の症状を知っておくと健康管理に役立ちます。

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  • 膵臓とは

  • 膵臓の働きは主にタンパク質を消化するための酵素を腸に分泌することと(外分泌機能)、インシュリンやグルカゴンといった代謝に重要なホルモンをだすこと(内分泌機能)です。
    出典 :膵臓の病気と治療 | 東京医科歯科大学
  • 膵液の分泌

     

    左図ピンク色の部分が膵臓です。タンパク質分解酵素を十二指腸に送り出し、消化機能の一部を担います。

  • すい液は、十二指腸でさまざまな栄養を分解したり、胃液で酸性になった食べ物を中和するはたらきをしています。 弱アルカリ性の透明(とうめい)な液体で、1日に約500〜800ml分泌されているといわれています。
    出典 :すい臓|からだとくすりのはなし|中外製薬
  • 位置は背中側

     

    他の臓器の影に隠れ、検査や手術がしづらい場所でもあります。

  • 見つかったときには手遅れだった-。がんの中でもこのケースが非常に多いのが「膵臓(すいぞう)がん」だ。早期発見の難しさはトップクラス。
    出典 :【これで私は助かった!】腹痛から“膵臓がん”見つかり命拾い - 政治・社会 - ZAKZAK
  • 膵癌のリスクファクターとして明らかになっているのは、膵癌や遺伝性膵癌症候群などの家族歴、糖尿病、慢性膵炎や膵のう胞、遺伝性膵炎などの合併症、喫煙などの嗜好が挙げられています。
    出典 :膵がん | がんの知識 | 愛知県がんセンター中央病院
     

    膵炎のある人は、膵臓がんにもなりやすい傾向があります。

  • 膵炎とは

  • 急性膵炎は、いろいろな原因で活性化された膵酵素(すいこうそ)によって自分の膵臓が消化されてしまい、膵臓やその他の主要な臓器に炎症と障害が引き起こされる病気です。
    出典 :急性膵炎 - goo ヘルスケア
     

    私たちの身体はタンパク質でできています。タンパク質分解酵素に触れる膵臓や消化器官には、本来、自分自身を消化しないような仕組みが備わっています。

  • 膵の自己消化が急速に進行すると、炎症が膵臓だけにとどまらず全身に影響を及ぼすようになり、腎臓、肺、肝臓、心臓などの重要臓器の障害をきたし、死に至ることもあります
    出典 :一般のみなさまへ | 日本消化器病学会
  •  

    短期間で軽快する軽症から、多臓器不全で死に至る重症まで、さまざまなタイプの膵炎があります

  • 急性膵炎の原因となることで一番多いのは、アルコール(お酒の飲み過ぎ)です。次に多いとされているのは胆石で、胆石が膵液の出口をふさいでしまうために起こるのです。原因不明のものもあり、それを「突発性」と呼んでいます。
    出典 :増えている急性膵炎|症状|原因|腹痛|膵臓
  • 慢性膵炎

  • 膵臓に繰り返し炎症が起こり、次第に膵臓の細胞が破壊され線維に置き換わり、膵臓全体が硬くなって萎縮していく病気です。膵臓の中に石が出来る(膵石)こともあります。
    出典 :難病情報センター | 慢性膵炎
  • 慢性膵炎の原因としては飲酒によるもの(アルコール性膵炎64.8%)が多く、その他、稀な原因として膵損傷、高脂血症、副甲状腺機能亢進症などがあります。原因が分からない慢性膵炎(特発性膵炎18.2%)も多く存在します。
    出典 :難病情報センター | 慢性膵炎
     

    患者の喫煙率が高い(一般の約2倍)ことも知られています。

  • 膵炎の症状

  • 急性膵炎で最も多い症状は上腹部痛です。痛みの場所はみぞおちから左上腹部で、しばしば背部にも広がります。痛みの程度は軽い鈍痛から、じっとしていられないほどの激痛までさまざまです。
    出典 :急性膵炎 - goo ヘルスケア
  • 慢性膵炎の早い時期では腹痛が主な症状ですが、膵臓が高度で広範囲に破壊されると、一般に腹痛は軽減します。しかし、消化酵素の分泌が低下して消化吸収障害(脂肪便)が出現しますし、インスリンの分泌が低下すると糖尿病になります。
    出典 :難病情報センター | 慢性膵炎