妊娠の予定、可能性がある方は先天性風疹症候群に・・・注意!

昨年は風疹が都市部で大流行し今年も流行の可能性が考えられます。
流行の影には一部世代に風疹予防注射を受けていない方が数多くいるということによります。
妊娠初期に風疹に罹ると先天性風疹症候群となる可能性があります。
先天性風疹症候群の予防は風疹に罹らないことが唯一の方法です。

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  • 風疹の予防注射をしていない可能性のある年齢・・・

  • 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は特に注意してください。
    出典 :【20〜40代の成人は要注意!】過去最多!風疹大流行の理由と風疹感染のリスク! | 薬剤師ネット 公式ブログ
  • 昭和62年10月2日から平成2年4月1日生まれの人は、男女とも要確認です。
    出典 :【20〜40代の成人は要注意!】過去最多!風疹大流行の理由と風疹感染のリスク! | 薬剤師ネット 公式ブログ
  • 予防接種の是非については、社会の統一的な見解は得られず、これまでは是と非に振り子のように大きく揺れている現実でした。

    接種の有効性が優先されたり、副反応を重視したりと、その時々の社会の情勢、動向によって変遷しています。

    現在は、風疹の流行予防と先天性風疹症候群の発生予防の観点から、風疹の予防接種は必要とされています。

  • 風疹とは・・・

  • 風疹(rubella)は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患である。

    風疹に感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性がある。

    男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要である。
    出典 :風疹とは
     

    風疹の予防には予防接種のみが有効とされています。

    成人が風疹に罹ると症状が重くなり、さらに重篤な合併疾患が発症する可能性もあります。

    さらに妊娠中の女性が感染すると、児に先天性風疹症候群が発症する可能性があります。

    男女ともに予防接種を受けて風疹の流行を防がなくてはなりません。

  • 先天性風疹症候群とは・・・

  • 疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風疹症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こすことがある。

    風疹のサーベイランスやワクチン接種は、先天性風疹症候群の予防を第一の目的に考えている。

    出典 :先天性風疹症候群とは
  • 母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度である。

    成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生し得る。
    出典 :先天性風疹症候群とは
     

    不顕性感染

    ⇒ 症状が出ない感染

    不顕性感染でも先天性風疹症候群となる可能性がある

    ⇒ 妊娠の予定、可能性のある女性は風疹の免疫を得ておく必要が大

  • CRS の3 大症状は先天性心疾患、難聴、白内障である。

    このうち、先天性心疾患と白内障は妊娠初期3 カ月以内の母親の感染で発生するが、難聴は初期3 カ月のみならず、次の3 カ月の感染でも出現する。しかも、高度難聴であることが多い。

    3 大症状以外には、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたる。
    出典 :先天性風疹症候群とは
  • 風疹を流行させない・・・予防接種で免疫を得ること・・・

  • 風疹を含む予防ワクチンを必要としているのは、

    1.1期定期接種の赤ちゃん(12か月~;1才のお誕生日プレゼント)

    2.2期定期接種の子ども(小学校入学前の年長さん)

    3.近い将来妊娠を予定・計画している女性

    4.妊娠するかもしれない女性の周囲にいるすべて人

    5.ワクチン接種が職業上必要な人
     (医療関係者、福祉関係者、保育・教育関係者およびその養成課程の学生さん)
     (仕事や留学、旅行などで海外にでかける方など)
    出典 :風疹の流行を止めよう緊急会議
  • 予防接種と副反応・・・風疹ワクチン(弱毒生ワクチン)・・・

  • 【副反応】

    このワクチンは弱毒生ワクチンであり体内でウイルスが増えるため、接種して1週間後くらいから発熱や発疹の副反応がみられることがあります。

    その他注射部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応や蕁麻疹、リンパ節腫脹、関節痛などがみられることもありますが、数日で消失します。

    またまれにアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんの副反応がおこることがあります。
    出典 :風疹 | ワクチンのお話 | ワクチンについて | 一般社団法人日本ワクチン産業協会
     

    予防接種の副反応が大きな問題となり、そのために予防接種が義務接種ではなくなり任意接種となるなど積極的に行われなくなりました。

    インフルエンザに比べると風疹の予防接種の有効性は高いと思われます。

    風疹もインフルエンザと同じで昨年の流行は一種の(国内)パンデミックと考えて良いと思います。

    パンデミックを起こさないためには、免疫を得る事が出来る流行性疾患には、免疫を得る事が唯一の方法と考えられます。