妊娠初期のだるさについて

妊娠初期のだるさや眠気は多くの妊婦さんが経験します。なぜそのようなことが起こるのか、解説します。

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  • 妊娠初期のだるさや眠気は仕事にも影響するし、つらいものですが、多くの妊婦さんが経験します。
    なぜこのようなことが起こるのか。一口で言うと、細胞分裂が活発化しているから。そして、ホルモンの影響です。

    妊娠10週くらいまでは、体内では細胞が胎児となるために猛烈なスピードで細胞分裂が行われています。
    細胞分裂中は多くのエネルギーを使うので、十分な睡眠が必要なのです。
    妊娠初期のだるさや眠気は、「体を休めなさい」という警告です。
    これを無視して無理を続けていると、最悪の場合、流産もありえます。

    「妊娠は病気ではない」と言われますが、「短期間に、これほどまでにホルモンが激変することは、通常はありえない」という産婦人科医もいます。

    ホルモンの激変ですが、これは、エストロゲンという妊娠の準備ホルモンと、プロゲステロンという妊娠の維持ホルモンの2つがあります。
    妊娠3ヶ月くらいまで、この2つのホルモンが増えます。6ヶ月ごろからは減ります。

    プロゲステロンには睡眠を促す作用がありますので、眠気やだるさが起こるのです。その他便秘やイライラ、吐き気もこれらのホルモンの仕業です。

    妊娠初期のだるさや眠気はたしかに辛いと思いますが、これらの症状があるということは、赤ちゃんがすくすくと育っている証拠でもあります。
    「だるさや、眠気がなくなった」と思って喜んでいると、おなかの中の赤ちゃんが動かなくなった。という事例もあります。

    妊娠初期のだるさや眠気は起こるべくして起こっているのです。

    だるさや眠気は無理せず体を休めることが大切です。