頬の痛みの原因はなに!?副鼻腔炎?顔面神経痛なの?

頬の痛みの原因は何でしょうか?虫歯があるの?それとも、急性副鼻腔炎になった!?病院にいくとしたら、耳鼻科を受診するの?それとも、口腔外科?痛みの症状と原因について、整理しました。受診前の参考にしてください。

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  • 頬の痛みの原因は?歯から?鼻から?顔の神経から?

  • 打撲などではない、頬の痛みの原因を、大きく3つにわけてみました。

    ◎ 歯からきている痛み
    ◎ 鼻からきている痛み
    ◎ 顔や顎からきている痛み

    これで、耳鼻咽喉科を受診するのか、口腔外科を受診するのか、それとも神経内科を受診するのかが決まってきます。

  • 歯からきている痛みの場合

  • 歯からきている痛みの場合、歯科・口腔外科への受診が必要です。

    虫歯はわかりやすい原因ですよね。
    特に親不知らずが虫歯になると、痛みが激しく、頬までが痛くなります。
    また、歯周病などが原因でも、痛みが頬まで広がってきます。
    どこか気になる歯(歯茎)はありませんか?
    気になる箇所があったら、早めの受診がおすすめです。
    ほっておくと、痛みはどんどん増してきます。

    そして、まだ生えていない親不知らずが原因の場合もあります。
    歯茎や顎の骨の中に埋まっている親知らずが、隣の歯にぶつかっているような場合も、痛みが広がります。
    この場合は、親不知らずの抜歯が必要になるでしょう。
    やはり、早めの受診がおすすめです。

  • 鼻からきている痛みの場合

  • 鼻からきている痛みの場合、次のような病気が考えられます。
    いずれも、耳鼻咽喉科への早期受診が必要です。

    ■ 副鼻腔炎(フクビクエン)
    副鼻腔とは、頬・眼球の内側・眉間、篩骨洞の奥と左右四対があり、鼻腔とつながっています。
    その部分が炎症を起こすことを、副鼻腔炎(ふくびくえん)といいます。
    副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎・慢性副鼻腔炎とがあります。

    ◆急性副鼻腔炎
    風邪の後に発症することが多いです。
    症状:黄色い鼻水、鼻づまり、頬の痛み、頭痛、鼻の周りの痛み、匂いがわからない、など

    ◆慢性副鼻腔炎(ちくのう症)
    長期にわたって、副鼻腔に膿が溜まってしまった状態です。
    症状:黄色い鼻水、鼻づまり、頬の痛み、頭痛、鼻の周りの痛み、匂いがわからない、など

    内服薬や消毒などの治療を行いますが、痛みがひどい場合・症状が重い場合は、鼻から副鼻腔に針を刺して、内部に溜まった膿を出す治療を行います。


    ■術後性顎部嚢胞(ジュツゴセイキョウブノウホウ)
    10~50年前に鼻の手術でできた袋に膿がたまってしまった状態です。
    症状:頬が腫れる
    抗生物質で痛みを抑え、落ち着いたら手術が必要です。

  • 顔や顎からきている痛みの場合

  • 顔や顎の神経からきている痛みの場合、次のような病気が考えられます。
    いずれも、神経内科・口腔外科への早期受診が必要です。

    ■ 顎関節症(ガクカンセツショウ)
    片側性や両側性の場合があります。開口や閉口時に痛みがあります。
    症状:顎が痛い、口をあけると音がする、頬が痛い、耳鳴り、など
    安静にすることが第一ですが、痛みがひどい場合は、消炎鎮痛剤・筋弛緩剤・マウスピース装着などの治療を行います。

    ■ 三叉神経痛(サンサシンケイツウ)
    いわゆる顔面神経痛のことです。
    症状:顔が痛い、頬が痛い、など
    抗けいれん薬や漢方薬での治療を行います。

    ■ 顔面神経麻痺
    顔を動かす神経が障害される状態の事です。
    症状:顔の動きが悪くなる、など
    安静にすることが第一ですが、痛みがひどい場合は、循環改善剤などでの治療を行います。

    ■ 上顎がん
    上顎にできるがんです。
    症状:頬が痛い、鼻血が出る、など
    手術・放射線・抗がん剤での治療を行います。