痛い痛い通風、でも本当に怖いのは合併症。ちゃんと痛風を治療しよう! 

痛風の発作は、だいの大人が涙をこらえ切れないほど痛いといいますが、痛風で死ぬ人はいません。
でも、本当に怖いのは、死亡率の高い虚血性疾患、脳血管障害、腎不全などの合併症です。
痛風は、コントロールできます。合併症を引き起こさないように、ちゃんと治療しましょう。

  • LOL 更新日:2013/08/14

view2431

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 足の指がピリピリしたら、痛風発作のサイン!

  • 痛風発作は夜中から朝方にかけて襲ってくることが多いです。夜寝ようとする時に「おや、足の指がピリピリするような・・・」と違和感を感じるかもしれません。実はそれが発作のサインなのです。

    【応急措置】

    ○ 患部を冷やす
     関節に炎症が起きている状態なので、とにかく冷やすことです。氷や水、湿布などで熱を持った患部を冷やしましょう。

    ○ 患部を心臓より高くする
     患部を心臓の位置より高くすることで静脈のうっ血を防ぐ事ができます。こうすると痛みが和らぎます。

    ○ 安静にする
     患部を動かさずにじっとしているのが一番です。歩き回ったりマッサージなどをするとますます痛みが増してしまいます。

    ○ なるべく早く受診する
     もっとも楽になる方法はなるべく早く医師の診察を受け、症状を和らげる治療を受ける事です。
    出典 :痛風発作が起こったら :e痛風治療ガイド
     

    なるべく早く病院に行くのがベストです。

  • 発作時に飲んでいい薬・飲まないほうがいい薬

  • 痛風発作を何回か経験している人は、患部のピリピリとした違和感で発作の予兆を感じることが多いようです。そんな時に有効なのがコルヒチンです。これを発作前に飲む事で未然に発作を防ぐ事ができます。ただし激痛が始まってからは服用しても効果がありません。

    また普段から尿酸値を下げる薬を飲んでいる人で、発作が起きた時に症状を軽くしようと処方量を超えて飲んでしまう人がいます。これはかえって症状が悪化したり別の副作用がでることがありますので、今飲んでいた尿酸降下薬を処方量を守ってそのまま飲んでください。

    また今まで尿酸降下薬を飲んだ事がない人や、以前飲んでいたがしばらく飲んでいない人の場合は、発作が起きたときは尿酸降下薬を飲んではいけません。まず炎症を抑え痛みを和らげる抗炎症薬で痛風発作の治療を行い、1~2週間後に発作が落ち着いてから病型に合った尿酸降下薬を飲み始めます。

    アスピリン系の鎮痛薬を飲むと、かえって関節炎が長引く事があるので服用は避けてください。さらに痛め止めのつもりでアルコールを飲む人がいますが、これもかえって炎症を悪化させるので発作時は禁酒です。
    出典 :痛風発作が起こったら :e痛風治療ガイド
     

    発作中は、絶対禁酒です。

  • 痛風になりやすいタイプ

  • ①性別:男性
    ②年齢:思春期を過ぎている人
    ③体型:肥満型
    ④食事、嗜好品:肉食やアルコールが好きな人。とくにビールが好きな人。果物を多く食べる人
    ⑤タイプ・性格:A型行動タイプ(管理職、科学者などに多い)
    ⑥尿酸値:7.0mg/dl以上
    ⑦家族歴・遺伝:痛風の30%以上は三親等以内に痛風がある
    ⑧環境:ストレスを受けやすい
    ⑨運動:過度の運動家
    出典 :思春期を過ぎたビール好きの肥満型男性|痛風研究所
  • 痛風では死ななくても、治療をしなければ、死につながる合併症に・・・

  • 死亡率の高い虚血性疾患、脳血管障害に腎不全。合併症には死につながる重大な病気があり、その発症原因には、相互に関係しあっています。
    出典 :痛風に合併しやすい病気|痛風研究所
     

    合併症が原因で、痛風患者の死亡時の平均年齢は、健康な人よりも十歳若くなっているそうです。

  • 痛風の背景には高尿酸血症があり、それと密接な関連を持つ合併症に腎障害と尿路結石があります。
    痛風の患者さんの中でこれらの合併症をひとつも持っていない人は、わずか4%にすぎないというデータもあります。
    重篤な合併症を併発させないためにも、尿酸値をコントロールしてルして痛風治療をするとともに、肥満や高脂血症、糖尿病、高血圧などの治療も併せて行う事が大切です。
    出典 :痛風は合併症を起こしやすい :e痛風治療ガイド
  • 痛風治療の目的は、死に至るかもしれない合併症を予防すること

  • 痛風関節炎の治療 → 高尿酸血症の治療

  • 痛風の治療は痛風関節炎の治療と、その背景にある高尿酸血症の治療の2つに大別されます。前者は急性あるいは慢性の炎症を消退させることが目的であり、後者に対しては、生活習慣改善や尿酸降下薬による薬物治療が行われます。高尿酸血症の治療により痛風関節炎の頻発・慢性化、あるいは高尿酸血症に伴う臓器障害(尿路結石、痛風腎)を予防することができます。
    出典 :痛風の治療
     

    東京女子医科大学付属
    膠原病リウマチ痛風センターによる痛風治療の説明です。
    薬の投与量などが詳しく説明してあります。

  • 薬物治療とともに大切な、生活習慣の改善

  •  

    ・食事
    ・運動
    ・尿量
    ・ストレス発散

  • ■生活習慣の改善1(食事)
    1.総カロリーを制限します。これは、悪化因子の一つでもある肥満の解消にもつながります。
    2.プリン体含有量の多い食物(表1参照)をできるだけ避けます。
    3.アルカリ性の食品(野菜・海藻類・牛乳など)を多く取る様にしてください。尿が酸性ですと尿酸が溶けにくく、尿管結石や腎臓への尿酸の沈着の原因となるからです。
    4.アルコール(特にビール)は避けましょう。

    ■生活習慣の改善2(食事以外の生活習慣)
    1.普段から水分を十分に取り、尿量を多くしましょう。
    2.適度な運動(20~30分の早足歩き、自転車こぎ、水泳などの有酸素運動)を毎日継続して行いましょう。
    3.精神的ストレスの発散に心がけましょう。
    出典 :痛風の治療
     

    プリン体含有量の多い食物(表1参照)も参考にしてみてください。

  • プリン体は、1日400mgを目安に

  • 禁酒できればベスト! でも、飲むなら・・・

  • ビールはOK? それとも、だめ?

     

    ビール党にとっては、辛い現実かもしれませんが、ビールを飲んでも痛風は治るという説と、ビールは絶対だめという説があります。

    尿酸値を下げるために、できれば断酒、もしくはビールを少なめにして、他のアルコールに置き換えることができればいいですね。水に置き換えられれば、それに越したことはないのですが・・・(笑)。

    軽い運動や、食事、ストレスがコントロールできれば、ビールはちょっとならOKという見解も見られます。

  • プリン体はお酒の中ではビールに最も含まれているといわれ、痛風の人の中にはビールを数杯飲んだだけで症状が出てしまうという人もいます。

    アルコールの中でもプリン体の少ないお酒があります。ワインやウイスキー、焼酎や日本酒などはプリン体の含有量が少ないです。だからといって、大量に摂取することはナンセンスです。アルコールは適度に、できればプリン体の少ないものを摂取しましょう。

    痛風を発症してしまったら禁酒が一番です。無理な人はまず飲む量を減らし、できればプリン体の含有量の少ない焼酎やワインなどに変えることが対策のひとつです。
    出典 :痛風の酒・アルコール・ビール・ワインの影響度について
     

    やはり、禁酒が一番のようですね。