心拍がパスワードになれば、埋め込み型医療機器の安全性は高まるか?

埋め込み型医療機器の安全性を高めるために、心拍をパスワードにする新しい暗号化技術が発表されました。

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  • 心拍がパスワードに、埋め込み型医療機器の安全性を高める

  • 近年、ペースメーカーやインスリンポンプ、除細動器、ドラッグデリバリーシステムなど、ワイヤレスにプログラミングできる埋め込み型医療機器(IMD:Implanted Medical Devices)が急増している。それに伴い、クラッキング(悪意を持ったハッキング)による不正アクセスによって患者が被害を受ける危険性が懸念されるようになっている。

     米国テキサス州のRice University(ライス大学)の研究チームは、こうした危険性を回避する技術を開発した。「Heart-to-Heart(H2H)」と呼ばれるこの新しい暗号技術は、患者自身の心拍を乱数生成器として利用する。

     現状では、IMDの再プログラミングは、セキュリティが保証された医療施設で実施されている。IMDには、アクセス時の安全性を確保するために暗号技術が適用されているが、ライス大学の研究チームによると、クラッカーはその暗号を破って医療施設の外部からIMDにワイヤレスアクセスするという。
    出典 :センシング技術 医療/ヘルスケア:心拍がパスワードに、埋め込み型医療機器の安全性を高める - EE Times Japan
  • これが実現すれば、セキュリティが保証された医療施設以外でも安全にアクセスできるようになるということでしょうか。

  • 従来型のより高度な暗号技術を採用することもできるが、そうするとIMDに搭載したマイコンに負荷がかかり、電力を消費してしまう。
    それに対して、H2Hはコンピューティングリソースに優しい設計で、従来型の暗号技術に比べて安全性も高いという。
    出典 :医科歯科通信 今日の歯科ニュース: 埋め込み型医療機器の安全性を高める
  • 電力を消費しない方法というのも、これからの時代に合っている気がします。

  • 埋め込み型医療機器にハッキングの脅威?サイバーセキュリティーの新領域

  • これまでのところ、医療機器へのハッキングはハッカーによる実演や、小説の中に限られている。

     だが、米規制当局やセキュリティー専門家らは、この脅威が現実だと語る。心臓ペースメーカーから糖尿病治療用のインスリンポンプまで、多種多様な医療機器に悪意を持った何者かが侵入することは可能で、その結果、死がもたらされることもあるという。

     米食品医薬品局(US Food and Drug Administration、FDA)は今月、「医療機器あるいは病院のネットワーク運用に直接的に大きな影響を及ぼす可能性のあるサイバーセキュリティー上の脆弱(ぜいじゃく)性と事件」があったことを確認したとし、メーカーに警戒を強めるよう呼び掛けた。
    出典 :埋め込み型医療機器にハッキングの脅威?サイバーセキュリティーの新領域 国際ニュース : AFPBB News
  • 埋め込み型医療機器は、埋め込んでいる人物の命そのものといっても過言ではありません。
    こういう脅威があるというのはこわいですね。

  • 昔は携帯電話の電波も危険だと言われてましたね。

  • 携帯電話の電波でペースメーカー等の現在の体内埋め込み型医療機器が誤動作する事はまず無いと言って良いでしょう。

    携帯電話程度の出力で心臓ペースメーカーが誤動作するようでは大問題なのです。
    病気で救急車に乗って無線で病院選定をしたら、、、。
    (アンテナが車外についていますが、通常、救急車の無線は携帯の10倍以上あります。)
    出典 :携帯電話で本当に体内埋め込み型医療機器(ペースメーカー等)に異常が生じるので... - Yahoo!知恵袋
  • 救急車が発している電波の方が強力だとは知りませんでした。

  • 電波環境協議会(旧不要電波問題対策協議会)による実験で、植込み型心臓ペースメーカ全機種とそのリード線を人の体を模擬した水槽内に置いて、携帯電話を発信、着信させてペーシングパルスの変化を見たところ、携帯電話からの影響があった最大距離は15cmでした。この最大距離の15cmに安全係数√2を掛けた22cmが安全距離として提示されました。

    植込み型心臓ペースメーカを装着した患者さんの同意のもとでペースメーカの埋め込まれた直上に携帯電話を置いて発信、着信時の心電図変化を見たところ、30例中3例で携帯電話によるペーシングの異常がありました。ただし、失神やめまいなどの重篤な症状の出現は認められませんでした。
    出典 :虎の門病院臨床生理検査部:携帯電話による医療機器への影響
  • こんなのもある!体液に解ける体内埋め込み型医療機器

  • 体内埋め込み型医療機器の多くは永久的な使用を目的としているが、イリノイ大学とタフツ大学、ノースウェスタン大学の共同研究チームが、短期使用を目的とした、体液に解ける体内埋め込み型医療機器を開発し、ネズミを用いた実験に成功したとのこと(本家/.、Medical Daily記事より)。

    実験では、手術後の細菌感染症や炎症を防ぐのに熱を発して熱殺菌するよう設計された、コンピュータチップのような小さな装置をネズミの体内に埋め込んだ。すると、同装置を覆った絹が体液に解け、装置の主要部が分解されるまでの間、同装置は1週間以上に渡って作動し続け、3週間後には完全に体内で解けきったとのこと。

    必要な期間だけ体内で作動し任務を終えた後に消滅する電子装置により、将来の医療技術は更に前進することになる。これまで、任務を終えた電子装置を体内から取り出すのに再手術が必要だったものも、再手術の必要性をなくし長期的な副作用のリスクを軽減することができるとのこと。また、数年後に解ける携帯電話などの電子機器を開発するのに同技術を使用すれば、使用済みの電子機器がゴミ埋め立て地に捨てられることもなくなるとしている
    出典 :体液に解ける体内埋め込み型医療機器 | スラッシュドット・ジャパン Submission
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