妊娠中に豆乳を飲むとよくないというのは本当?

豆乳はすっかりポピュラーな飲み物となっていますが、妊娠中に豆乳を飲んでも大丈夫なのでしょうか?
イソフラボンがいい?悪い?噂は色々あります。そこで、豆乳についての基礎知識と妊婦さんへの影響をまとめました。

view93730

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 【豆乳に含まれる成分】

  •  

    豆乳は、水に漬けた大豆を攪拌し煮たものを絞った汁です。それににがりを入れると豆腐になります。豆乳を絞ったかすはおからです。

    豆乳の栄養成分を見てみましょう。

    ●大豆たんぱく・・・動物性たんぱつ質よりも低カロリーで基礎代謝を活発にするのでダイエットにしています。体内での吸収と消化に時間がかかるため腹持ちが良いのも特徴です。間食の予防にもなります。
    ●イソフラボン・・・女性ホルモンに似た構造をしています。乳がん予防の効果や、骨粗しょう症の予防効果が期待できます。
    ●レシチン・・・悪玉コレステロールの減少、血中コレステロールの低下、血流の促進などで生活習慣病の予防が期待できます。また、脳細胞を活発にし脳の老化防止も期待されます。
    ●サポニン・・・お通じをよくし、小腸の脂肪吸収を抑制、血中脂質を洗い流すことで肥満予防によいとされています。また抗酸化作用と併せて、アンチエイジングの効果を期待できます。

  • 【イソフラボンの過剰摂取がNG?】

  • 豆乳には体によい栄養素が沢山入っていることが分かりましたが、妊娠中に豆乳をたくさん摂取してよいのでしょうか?

    農林水産省の食品安全委員会によると、動物実験で有害作用の報告があり、大豆イソフラボンによる遺伝子への異常作用を考慮し、特定保健用食品として通常の食生活に加えての摂取を妊婦に推奨しないとしています。

    つまり、普段からイソフラボンをたくさん摂っている人がそれに加えて豆乳を飲むのは過剰摂取になるのでお勧めではないということです!

    イソフラボンのサプリメントがありますが、一日のイソフラボン摂取量が不安という方は、サプリメントからの摂取は控え、大豆食品から摂取するのみにするのが良いかもしれません。

    では、どのくらいが過剰摂取になってしまうのでしょうか??

  • 【摂取量の目安は?】

  •  

    大豆食品は日本人の食生活に欠かせないものとして、食卓にあり続けてきました。例えば、お味噌汁や、納豆、豆腐など、伝統的な大豆食品のどれか1つは毎日欠かさず食べている方も多いと思います。

    農林水産省によると、伝統的な大豆食品の摂取による、大豆イソフラボンの人体への悪影響は報告されていないそうです。また、普通に食生活で大豆食品を摂取したほうが、全く摂取しないことに比べて健康に良いことが判っているそうです。

    大豆や大豆製品は、肉・魚・卵と合わせて調理した主菜として一日に三皿程度がバランスのよい食事として推奨されています。

  • 【妊娠中の豆乳との付き合い方】

  •  

    大豆イソフラボンの過剰摂取さえせず、色々な物をバランスよく食べれば、豆乳は妊娠中でも摂取できることがわかりました。

    妊娠中に便秘になる傾向があるので、豆乳は便を柔らかくする効果が期待できますし、是非飲みたいです。または調味料として料理に使うことで、コクが出て塩分のとりすぎも防げます。

    おすすめレシピ★
    ・豆乳グラタン
    ・黒ゴマバナナ豆乳スムージー
    ・豆乳のポタージュ
    ・豆乳パスタ
    ・豆乳シチュー、カレー
    ・豆乳リゾット

    その他に、パンケーキや蒸しパン、プリンなどのスイーツ作りにも適しており、牛乳のかわりに使うことができます。

  • 妊婦さんに限ったことではなく、偏った食生活は生活習慣病のもとになったり体に良くありません。
    豆乳には体が喜ぶ栄養素がたっぷりです。くれぐれも豆乳ばかりを摂取しすぎることなく、バランスのよい食生活をこころがけ、快適な妊婦生活を送ってください。