赤ちゃんの病気心配ですよね?肺炎にも予防接種があるってご存知でしたか?

肺炎の中には予防接種に効果があるものがあります。
特にかかりやすい乳幼児やお年寄りには、とても良い予防対策となります。

そんな予防接種についてまとめてみました!

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  • 日本人の死因の第4位は肺炎!対策としては、予防接種が効果的です

     

    小さなお子さんや、お年寄りは抵抗力が弱いので病気になりやすいものです。

    肺炎もその一つですが、肺炎の中には予防接種で感染を防げるものもあります。

  • どんな肺炎も予防接種に効果があるの?

  • そうだったら良かったのですが、すべてではありません。

  • 最も多い? 肺炎の病原体は

    肺炎を予防するためのワクチンがあります
    肺炎の原因となる病原体は様々ですが、普通に家庭で過ごしている成人に起きた肺炎のうち、多いのが肺炎球菌という細菌です。この細菌が原因となって起きる肺炎は、およそ2~3割前後と考えられます(総合病院や診療所など、統計の基となる医療機関によって差があります)。

    肺炎球菌は肺炎の原因となる頻度が高いだけでなく、毒性が強いために重症化することのある病原体ですので、肺炎を起こす病原体の中でも特に注意が必要な細菌です。この肺炎球菌に対するワクチンが名前の通り、肺炎球菌ワクチンです。

    すべての肺炎に有効ではないが……
    肺炎球菌ワクチンは、肺炎の中でも肺炎球菌によって生じる肺炎を予防・軽症化する効力が期待されています。ところが、肺炎を起こすのは肺炎球菌だけではなく、インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは異なります)、クラミジア(肺炎クラミドフィラ)、黄色ブドウ球菌などのように様々です。

    肺炎球菌ワクチンは、こうした肺炎球菌を除く病原体に対する効果はなく、すべての肺炎を予防できるわけではないのです。しかし、COPD(慢性閉塞性肺疾患:肺気腫、慢性気管支炎)を代表とする呼吸器系の基礎疾患、あるいは心臓や腎臓に持病のある人にとっては、肺炎球菌が原因となる肺炎は致命的になることがあるため、海外では積極的に接種が行われています。

    また、肺炎に対しては抗菌薬によって治療を行いますが、肺炎球菌に対する特効薬でもあったペニシリン系抗菌薬に耐性を持つ肺炎球菌が増加しており、治療にも影響が出始めているというのが現状です。できるだけ未然に防ぐに越したことはありません。
    出典 :肺炎を予防するワクチン [予防接種・ワクチン] All About
     

    肺炎球菌には、ワクチン注射が効果的です!

  • 小児の肺炎球菌感染症は、かつてはかなり多い病気でした

  • 小さな子供が苦しむのはかわいそう…

  • 小児の肺炎球菌感染症

    どんな病気

    肺炎球菌による感染症で、小さな子どもがかかる重大で命にかかわるVPDです。
    子ども、とりわけ2歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、小児の肺炎球菌感染症は重症化することが多くなります。高齢者もかかりやすい病気です。脳を包む膜にこの菌がつく細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)や菌血症(きんけつしょう)、敗血症(はいけつしょう)、重い肺炎や細菌性中耳炎などの病気を起こします。

    小児用肺炎球菌ワクチン導入前の日本では肺炎球菌による細菌性髄膜炎は年間200人くらい発生していました。潜在性菌血症をもっとも起こしやすいのが肺炎球菌です。潜在性菌血症は、高い熱以外に症状がないのに、細菌のいるはずのない血液の中に細菌が増えている状態のことで、菌血症から細菌性髄膜炎などになることがあります。ワクチン導入前の日本では年間約18,000人の子どもが菌血症にかかっていました。

    一方、欧米では 2000年頃から子どもにも有効な7価小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が使用されて、かかる子どもが激減しています。

    肺炎球菌感染症は高齢者を含めて誰もがかかる危険性のある感染症ですが、集団保育の子どもは2~3倍かかりやすいと言われています。
    出典 :小児の肺炎球菌感染症 - Know VPD!
     

    幼稚園などで感染しないためにはワクチンの接種が必要ですね!

  • 肺炎球菌について
    監修: 慶應義塾大学医学部感染制御センター 教授 岩田敏先生

    感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が鼻、ノド、おなか、皮膚からからだの中に侵入して増殖し、からだを攻撃する病気のことです。発熱、せき、下痢などの症状がでます。菌やウイルスによってそれぞれ、食物から、人との接触から、空気から、などと、うつるルートがことなります。

    肺炎球菌はそんな感染症をおこす原因のひとつですが、肺炎球菌感染症には、後遺症を残したり、子どもたちの命を損ないかねない病気もあります。

    肺炎球菌について理解を深め、子どもを感染症から守りましょう。
    出典 :肺炎球菌について|子どもと肺炎球菌.jp | ファイザー
  • 肺炎球菌ワクチンはどんなもの?

  • 高齢者の予防に効果あり!

  • 高齢者の市中肺炎で最も多い起炎菌である肺炎球菌に有効なワクチンです。肺炎球菌以外の病原体による肺炎には効果がないので、すべての肺炎を予防できるわけではありません。

     日本人の死因の4番目が肺炎です。高齢者を中心に肺炎で亡くなる人は年間8万人に達します。 インフルエンザにかかった高齢者の1/4が細菌性肺炎になるとも言われています。 悪化が早い肺炎の場合は、治療薬の効果がでる前に死亡することが少なくありません。 肺炎の死亡率は薬や医療技術の向上などによって最近までは低下していました。しかし、近年再び上昇しています。

     70歳未満の市中肺炎(※注1)の起炎菌はマイコプラズマという病原体が圧倒的に多く、肺炎球菌は2番目です。 しかし、70歳以上の市中肺炎の起炎菌は肺炎球菌が一番多く、インフルエンザ菌、嫌気性菌、緑膿菌と続きます(medical tribune 2002年8月8日)。 また肺炎球菌が引き起こす主な病気としては肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症のほか、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。

     「肺炎球菌ワクチン」は高齢者の肺炎の原因となる病原体のなかで、最も頻度の高い「肺炎球菌」という細菌を狙った予防ワクチンです。 当然ながら、肺炎球菌以外の微生物による肺炎の予防効果はありません。 くれぐれも「肺炎球菌ワクチンはすべての肺炎に有効ということではない」ことを理解してください。 さらにこのワクチンには「肺炎予防効果」とともに、肺炎球菌による「肺炎になっても軽症ですむ」、「抗生物質が効きやすい」などの効果もあります。肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防する効果のあるワクチンです。

      日本では高齢者の重症市中肺炎の約50%、院内肺炎(※注1)の10%が肺炎球菌によるものです(河野 茂ら:日本内科学会誌87(2):4,1998)。 近年、ペニシリンなどの抗生物質が効きにくい肺炎球菌が増加し、30~50%にも及ぶと言われています。肺炎球菌ワクチンはこのような耐性菌にも効果があります。

     1927年に最初の肺炎球菌ワクチンが開発され、現在日本では製品としては「ニューモバックス」(万有製薬)があり、どこの診療所でも簡単に入手可能です。肺炎球菌には80種類以上の型がありますが、肺炎球菌ワクチン接種によりそのうちの23種類に対して免疫をつけることができます。これですべての肺炎球菌による肺炎の8割ぐらいに有効です。

     高齢の慢性肺疾患患者にインフルエンザと肺炎の両ワクチンを接種すれば、入院を63%、死亡を81%減らすとの海外報告もあります。インフルエンザワクチンとの併用が望ましいとされています。

    ※注1:入院中の患者さんが肺炎になる場合を「院内肺炎」と呼び、一般家庭で暮らす人の肺炎「市中肺炎」とはいろいろ異なることが多く、両者を区別します。
    出典 :肺炎球菌ワクチンQ&A(詳細解説)
     

    死亡を81%減らせるって、すごい効果です!

  • 2才以上から大人まで…

  • 2歳以上の罹患リスクが高い人と高齢者に対するワクチン:23価肺炎球菌多糖体ワクチン

    このワクチンは1回の接種で肺炎球菌の23種類の型に対して免疫をつけることができます。現在90種類以上の肺炎球菌の型が報告されていますが、この23種類の型で成人の肺炎球菌による感染症の80%以上がカバーできます。しかし、免疫が未熟な乳幼児では、多糖体を有効成分としたこのワクチンでは必要な免疫反応を引き起こすことができません。

    接種対象者は、2歳以上で肺炎球菌による重い疾患にかかる危険が高い次のような人です。個人差がありますが、1回の接種で5年以上の効果が期待できます。

    ・高齢者 ・脾臓の摘出手術を受けた人(保険適用あり)
    ・鎌状赤血球疾患、その他脾臓機能不全である人
    ・心疾患・呼吸器疾患の慢性疾患、腎不全、肝機能障害、糖尿病、慢性髄液漏等の基礎疾患がある人
    ・免疫抑制の治療を予定されている人(治療まで14日以上余裕のある人)

    なお、初回接種から5年以上経過した肺炎球菌による重い疾患にかかる危険性が極めて高い方やワクチンによる抗体濃度が急激に低下する可能性のある方は、再接種の対象者となっています。ただし、1回目に注射した後、5年以内に再接種をした場合は、注射した部分が硬くなる、痛む、赤くなるなどの症状が強く出ることがあるので、再接種の際は必要性を考慮し十分な間隔を空けるなど注意が必要です。
    出典 :肺炎球菌 | ワクチンのお話 | ワクチンについて | 一般社団法人日本ワクチン産業協会
  • 2才以下のお子さんには…

  • 小児に対するワクチン:7価肺炎球菌結合型ワクチン

    2歳以下の小児では免疫のはたらきが未熟なため、肺炎球菌の多糖体に対して抗体をつくることが難しく、多糖体ワクチンを接種しても十分な免疫をつけることが出来ません。そこで小さな子どもにも免疫をつけられるように工夫されたのが7価肺炎球菌結合型ワクチンです。多糖体に、ジフテリア菌がつくる無毒化されたタンパク質(トキソイドといいます)を結合させることで、2歳以下の小児にも多糖体に対する抗体を作ることが可能になりました。また、小児の侵襲性肺炎球菌感染症を起こす菌の約80%をカバーできるという報告があります。

    このワクチンは、7種の血清型の肺炎球菌による侵襲性肺炎球菌感染症の予防に用いられます。接種の対象となるのは、2ヶ月以上9歳以下の小児で、標準として2ヶ月以上7ヶ月未満で接種を開始します。接種回数は以下のように年齢により異なりますが、1回0.5mLを皮下に注射します。

    ■2~6ヶ月齢で接種を開始した場合

    初回免疫:27日間以上間隔で3回接種し、3回目の接種は12ヵ月齢未満までに完了する。

    追加免疫:3回目の接種から60日以上の間隔をあけて、12~15ヵ月齢の間に行う。
    ■7~11ヶ月齢で接種を開始した場合
    初回免疫:27日間以上間隔で2回接種する。

    追加免疫:2回目の接種から60日以上の間隔をあけて、12ヵ月齢以降に行う。
    ■12~23ヶ月齢で接種を開始した場合
    60日以上の間隔をあけて、計2回接種する。
    ■24ヶ月齢~9歳で接種を開始した場合
    1回のみ接種する。
    出典 :肺炎球菌 | ワクチンのお話 | ワクチンについて | 一般社団法人日本ワクチン産業協会
  • おすすめの受け方

    細菌性髄膜炎はかかった子どもの半数以上が0歳の赤ちゃんです。病気が重いだけでなく早期診断が難しく、抗生物質(抗菌剤)が効かない菌も多いので、必ず生後2か月からヒブワクチンと同時接種で受けましょう。3か月からはこれに加えて、四種混合(三種混合)ワクチンも同時に接種できます。
    0歳児が接種するワクチンは種類、回数が多いので、スタートダッシュが肝心です。生後2か月のお誕生にワクチン接種をスタートしましょう。おそくとも6か月までにしっかりと免疫をつけましょう。

    生後6か月以降の赤ちゃんに、肺炎球菌による細菌性髄膜炎が増えてきます。それまでに必要な免疫をつけておくために、生後2か月から初回の3回を6か月までに受けるようにしましょう。また、1歳代(生後12~15か月)に追加接種を受けませんと、効果が長続きしません。

    小児用肺炎球菌ワクチンはWHO(世界保健機関)が最重要ワクチンの一つとして、すべての国で、定期接種にすべきだと勧告しているものです。日本では、2013年度から定期接種になりました。
    出典 :小児用肺炎球菌ワクチン- Know VPD!
     

    半数が0才児だそうです!絶対うけなきゃだめですね。

  • 重篤な感染症である細菌性髄膜炎は、2歳未満で多く発症し、約6割がヒブ、約2割が肺炎球菌によるものです。このうち、約5%が死亡、約20%が後遺症を引き起こしますが、ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンを接種することで約9割が予防できるといわれています。
    出典 :大阪市市民の方へ ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチン接種について
  • ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン接種が無料に!

  • これは助かります!

  • 高齢者向けに一部助成をしている自治体もあります!ご自身のお住まいについても確認してみましょう。

  • ワクチン接種で肺炎の予防をしましょう

     

    すべてではありませんが、肺炎の一部はワクチン接種で予防ができます。

    小児や高齢者には助成制度もあります。ぜひ受けましょう!