人工中絶手術の方法が知りたい!

人工中絶手術の方法にはどんなものがあるのでしょうか。同じ人工中絶手術でも、妊娠週によって、その方法は大きく変わってきます。現在行われている、具体的な人工中絶手術の方法についてまとめました。

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  • 初期中絶手術の方法(妊娠11週まで)

  • 中絶方法としては、掻把(そうは)法と吸引法の2種類があり、クリニックによってどちらかの方法を選択したり2種類の方法を併用したりします。
    出典 :12週までの中絶方法と手術の流れ
  • 初期中絶手術では、前処置をする場合としない場合に分かれます。
    初期中絶手術での痛みを感じる処置は、主にこの前処置になるので、
    無痛手術を行っているクリニックでは、しない場合がほとんどです。

  • 前処置(手術前日)

  • 吸引法……吸引キュレットを子宮内に入れて、子宮内の妊娠組織を吸引する方法です。
    出典 :初期~中期の人工中絶手術の方法
  • 吸引法

     

    A. 吸引機を子宮内に挿入し
    安全に胎のうを吸いだします。

  •  

    B. 子宮内に残留物がないかどうか
    専門の器具(キュレット)で確認します。

  • 掻爬(そうは)法……スプーン状の器具を用い、子宮内の妊娠組織を掻き出すという方法です。
    出典 :初期~中期の人工中絶手術の方法
  • 掻把法

     

    A. 専門の器具(胎盤鉗子)で、
    子宮内の胎のうを少しずつ取り除きます。

  •  

    B. 子宮内に残留物がないかどうか
    専用の器具 (キュレット)で確認します。

  • 一般的に初期中絶の場合は日帰り手術となります。
    出典 :Yu&Me□望まない妊娠・中絶□●受診から手術までの流れ(初期中絶)
     

    全身麻酔を行うので、手術は無痛です。
    前日の処置には痛みがあり、手術後、麻酔が切れると鈍痛があります。

  • それぞれの長所と短所

  • 掻把法と吸引法ではどのような違いがあるのでしょうか。

  • 1.掻爬(そうは)法
    メリット:手術に使用する器具が非常にシンプルで感染症などのトラブルが起きにくい。
    デメリット:子宮筋腫などにより子宮の形状が変形していると、手術に時間がかかる。
    出典 :掻爬(そうは)法と吸引法の違い|安心レディースクリニック - Women's Life
  • 器具がシンプルなので、感染などのトラブルを起こしにくいのが利点です。熟練の腕前の医師による手術ではほとんど心配ありませんが、器具の細長い形状によって柔らかな子宮を傷つけてしまう危険性が少なからずあります。
    出典 :12週までの中絶方法と手術の流れ
  • 2.吸引法
    メリット:手術時間が短く済むため、その分母体にかかる負担が減る。
    デメリット:使用した機器の洗浄や滅菌に手間がかかる。機器を正確に滅菌しないと感染症を引き起こす原因となるので、滅菌・消毒に時間がかかり、1日に2件程度しか手術を行うことができない。
    出典 :掻爬(そうは)法と吸引法の違い|安心レディースクリニック - Women's Life
  • 陰圧により子宮内壁の微細な血管を傷つけて出血量を増やすことがあり、妊娠週数の進行した中絶手術には対応出来ないという欠点があります。
    出典 :12週までの中絶方法と手術の流れ
     

    掻把法と吸引法を併用しているクリニックでは、8週までは吸引法、それ以降11週までは掻把法を行っているところが多いです。

  • 両方とも簡単な手術方法のため、その手術方法の違いで手術後に後遺症が出るとか、将来的に妊娠がしにくくなるなどのようなトラブルが発生する様な原因や差が出ることはありません。
    出典 :掻爬(そうは)法と吸引法の違い|安心レディースクリニック - Women's Life
  • 中期中絶手術の方法(12週から21週まで)

  • 中期妊娠中絶は、妊娠12週以降に行われます。子宮内の胎児がかなり大きくなっているため、初期中絶のような方法では胎児を取り出すことができません。
    出典 :13週から22週の中絶方法と一般的な流れ
  • まず、子宮の出口を拡げる処置を行います。ラミナリアやラミセルといった棒状のものを子宮の頚管に挿入します。通常この時は麻酔を使用しないため、少し痛みを感じることがありますが、処置自体はすぐに終わります。週数によっては、この処置を1-3日にわたって数回繰り返し、ラミナリアなどの本数や太さを増やしていきます。
    出典 :女性の健康.NET-人工妊娠中絶6
  • 前日挿入したラミナリアを抜き、子宮口の開き具合を確認したら、陣痛を起こすための膣錠を入れます。個人差がありますが、しばらくすると陣痛が始まります。通常の分娩よりも急激に陣痛が始まり、急激に進みます。
    出典 :13週から22週の中絶方法と一般的な流れ
  • ラミナリアを抜いたあとに、風船のようなものを入れる時もあります。
    手術の方法は、妊娠週や胎児の大きさによって、変わる時があります。

  • 陣痛間隔が短くなったら、分娩台に上がります。麻酔はしません。この週数の胎児はまだ小さいので、すぐに娩出されます。胎児が出たあとも、胎盤等の子宮内容物が排出されない場合は、掻把法で、内容物を掻き出します。手術が終わった後は、絶対安静が必要なので、そのまま最低3日間は入院となります。
    出典 :13週から22週の中絶方法と一般的な流れ
  • 中期中絶手術は、費用も日数もかかり、何よりも母体に大きな影響を与えます。
    中絶手術をするなら、できるだけ早い時期に行う方が良いと言えるでしょう。

  • 中絶可能な期間
    「母体保護法」という母体の生命と健康を保護するという法律では、妊娠21週6日までとなっています。中絶手術とは、「子宮外での生育が不可能な時期に、胎児を子宮の外に出すこと」をいいますが、現在の未熟児の保育技術は、妊娠22週を過ぎると生存できる可能性があるからです。
    出典 :中絶可能な時期と週数のかぞえ方
  • 薬で中絶できるって本当?

  • 海外では薬を飲んで中絶することもあります。
    費用が安く、クリニックで手術を受ける必要がないため、日本でも薬を使った中絶を考える人はいるようですが、これは大変危険なこと。副作用やリスクがあるだけでなく、法に触れてしまう可能性もあるのです。
    出典 :知っておくべき中絶のリスク~中絶薬の場合~
  • RU-486

     

    代表的な中絶薬

  • ミフェプリストン (Mifepristone) は、1980年代からEUや米国、中国で承認、販売されている経口妊娠中絶薬。開発名「RU-486」。
    出典 :ミフェプリストン - Wikipedia
  • この薬を妊娠初期に経口で摂取すると、黄体ホルモンの働きが抑制されます。このホルモンは、妊娠状態を維持するのに重要なものなので、薬によって働きを弱めることで、妊娠が終了するのです。
    出典 :知っておくべき中絶のリスク~中絶薬の場合~
  • ミフェプリストンのおもな副作用としては、痙攣や出血などの症状が確認されています。そのほかにも、だるさや眩暈、吐き気などの症状に見舞われることがあります。
    出典 :知っておくべき中絶のリスク~中絶薬の場合~
  • 現在、フランスやイギリス、ロシアなどで使用されていますが、日本では使用が承認されていません。
    出典 :知っておくべき中絶のリスク~中絶薬の場合~
  • また、日本では未承認でありながらも、インターネット上には日本語のショップが開設されており、ネット通販で気軽に購入できてしまうケースがあります。しかし、実際に届いた商品はミフェプリストンの偽物という事例があるようです。
    出典 :知っておくべき中絶のリスク~中絶薬の場合~
  • 海外でも、使用する際は、信頼できるドクターに処方してもらう薬です。
    安易に利用すると取り返しのつかないことになる恐れがあり、大変危険です。
    人工中絶手術の方法は、必ず医療機関を受診して、ドクターに任せましょう。