【妊娠中の授乳が流産につながる!】はウソ!?

妊娠中の授乳が流産につながるとして、卒乳や断乳を勧められることが少なくありません。しかしながら、その常識に意義を唱えるお医者さまも。妊娠中の授乳と流産の関係性についてまとめてみました!

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  • 妊娠中に授乳しても流産率は上がらない

  • 妊娠中の授乳が流産につながると聞いたけど…

     

    授乳しても流産しないの?

  • 第2子の妊娠が確認された20-34歳の女性のカルテをもとに分析。第1子が満期産(妊娠37週以上72週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。授乳群で流産は全体の7.3%に対し、授乳しない群は8.4%で、有意な差はなかった。
    出典 :院長のひとりごと:流産:「妊娠中の授乳」と無関係 論文で浜松の産科医
  • 妊娠中に授乳しても流産率は変わりません。海外の研究でも、石井第一産科婦人科クリニックの統計でも流産率は増えないのです。安心して授乳しましょう。2009年10月に石井廣重の「妊娠中の授乳は流産を増加させない」という論文が日本産科婦人科学会の学会誌に掲載されました。
    出典 :石井第一産科婦人科クリニック 卒乳と断乳
  • このように、妊娠中に授乳したからといって流産率が上がるという根拠はありません。
    それなのになぜ、「妊娠中に授乳すると流産する」と言われるのでしょうか。

  • 「授乳が流産につながる」その理由は?

  • なぜ断乳しないと流産すると言われるの?

     

    その理由とは?

  • 赤ちゃんに乳首を吸われ、母乳が製造される時に、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このオキシトシンは陣痛促進剤にも使用されているもので、子宮の収縮を促します。そのため流産の危険性があるのでおっぱいをやめるように、と指示されるようです。
    出典 :授乳中に妊娠した場合
  • 授乳すると、その吸われる刺激でオキシトシン(射乳ホルモン)というおっぱいを出すホルモンが出ます。このオキシトシンは陣痛促進剤でもあり子宮を収縮させる作用があります。そのために、子宮が収縮し流産すると思われて、授乳中止を指導する施設が多くあります。
    出典 :院長のひとりごと:流産:「妊娠中の授乳」と無関係 論文で浜松の産科医
  • このように、乳首を吸われることによって分泌されるオキシトシンが子宮収縮を起こすため、流産に繋がると言われています。しかしながら、妊娠してすぐにオキシトシンが影響することはないようです。

  • 妊娠中も授乳OKです!

  • 妊娠初期はこのオキシトシンに対して子宮の感受性は低く、オキシトシンが出ても子宮は収縮しないと考えられています。そのため、妊娠初期に授乳を中止しないでよいと思われています。従って、私は即座に授乳を中止するようには指導していません。
    出典 :院長のひとりごと:流産:「妊娠中の授乳」と無関係 論文で浜松の産科医
  • オキシトシンは妊娠23週以下の妊婦さんに投与しても、陣痛は起こらないそうなんです。(だから妊娠23週以下の堕胎は、掻き出す方法をとるのだそう)だから、物理的には、ママの経過さえよければ、妊娠23週までは授乳が十分可能なんです。
    出典 :授乳中に妊娠した場合
  • 妊娠すると、子宮の筋肉を収縮させるオキシトシンというホルモンが働かないように、オキシトシンを受け止めてその働きをブロックしてしまう受容体(receptor)が作られ、妊娠中は赤ちゃんを流早産の危険性から守ってくれています。
    出典 :たまごママネット/妊娠中の授乳は流産しやすいの?
  • とは言え、以下のような症状が見られたら授乳を中止しましょう!

  • 授乳をすると下腹部が痛くなる場合は、断乳をお勧めせざるを得ません。また性器出血などの切迫流産兆候が見られれば、ドクターストップと考えて下さい。
    出典 :たまごママネット/妊娠中の授乳は流産しやすいの?