知らないと危険、妊娠糖尿病とはなに?

赤ちゃんができてから出産までは、体の調子はなにかと変化しやすいもの。知らないと危険な妊娠糖尿病について、ご説明します。

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  • 妊娠糖尿病とは?

  • 「妊娠糖尿病」というのは何となく気色の悪い病名ですが、糖尿病のある女性の妊娠(糖尿病合併妊娠)や、初めての妊娠検診時に診断された「明らかな糖尿病」とは別のもの。まだ糖尿病には至っていない、糖代謝異常(健常者より血糖値が高め)の状態です。
    出典 :妊婦100人中12人が該当? 妊娠糖尿病の不安 [糖尿病] All About
     

    高血糖状態が赤ちゃんに良くないということがわかっているため、昔に比べて検査基準が厳しくなっています。

  • 今、妊娠糖尿病が増えている?

  • 従来の診断基準では妊娠糖尿病の頻度は約3%でしたが、基準変更後は12%と4倍に増えました。アメリカでも同様に診断基準が変わりましたので、以前は2~10%くらいとされていた妊娠糖尿病の頻度が、現在は18%と推定されています。
    出典 :妊婦100人中12人が該当? 妊娠糖尿病の不安 [糖尿病] All About
     

    実は、妊娠糖尿病は珍しい病気ではなくなっているのです。

  • どんな人が妊娠糖尿病になるの?

  • 糖尿病というと、太っていて食べ過ぎの人がなるイメージがあると思うのですが、そんなことはありません。特に日本人はやせ型の糖尿病も多いのが特徴です。
    出典 :妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 - ファイル - アピタル(医療・健康)
     

    ですので、痩せているという方でも検査をしてもらうまでは決して安心できないのです。

  • 妊娠糖尿病だと、なにがいけないの?

  • 糖は胎盤を通って赤ちゃんに行くので、赤ちゃんが太りすぎて難産の原因になったり、羊水(赤ちゃんのおしっこ)が増えすぎて羊水過多になって切迫早産になったり、産まれてから呼吸しにくくなったり、お腹の中で具合が悪くなって最悪の場合死に至るので(ギャグじゃありません)、血糖値のベースが上がらないように、そして食後の血糖値がジェットコースターみたいに急上昇して急降下しないようにコントロールします。
    出典 :妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 - ファイル - アピタル(医療・健康)
     

    お腹の中にいる赤ちゃんは、お母さんのちょっとした体調の変化にも影響を受けます。特に、高血糖状態が続くと最悪のケースに至ってしまうことも。だからこそ、きちんとした検査と対処法を知っておくべきなのです。

  • 注意して欲しいのは、医者や看護師であっても、妊娠糖尿病のことをきちんと理解しているとは限らない、ということです。勉強してない人は、普通の糖尿病と同じだと思っていて、治療中に嫌な思いをすることも。だから、自分で知識を持っておくことが大切です。

  • 妊娠糖尿病の検査方法

  • 最初は尿検査で尿中にブドウ糖が見つかることでわかります。その値が高かったり、2~3回続けて健診時に糖が出た場合は「ブドウ糖負荷試験」を行います。これは口からブドウ糖を飲み、2時間後の血液中のブドウ糖の値を測るもの。さらに食後の血糖値を測る「随時血糖値」を測ることも。
    出典 :妊娠性糖尿病(1) - gooベビー
     

    基本的に、産婦人科で検査を受けることになります。内科に行っても、妊娠時特有のこの病気をきちんと理解してくれているかはわかりません。

  • 妊娠糖尿病の治療・予防法を教えて!

  • 血糖は高いと言っても、必要なカロリーと必要な糖質(ごはん、パン、パスタ、うどん・・)は摂取しないといけません。お腹の赤ちゃんが飢餓状態になっては困ります。母体が飢餓状態になってケトン体という物質が出ると、赤ちゃんのIQが少し下がるというデータまであり、必要なカロリーを摂取するのが大切ということがお分かりいただけると思います。必要なカロリー料は妊娠週数と標準体重によって異なりますが、一日2000キロカロリーに近いくらいです。
    出典 :妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 - ファイル - アピタル(医療・健康)
     

    まず、大前提として「ご飯を食べない」という対処法はNG。妊娠中もそうでなくても、ご飯は必要分だけ食べるようにしましょう。でないと、赤ちゃんが栄養不足で困ってしまいます。

  • バランスの良い食事を心がけよう

  • 妊娠性糖尿病のいちばんの原因は糖分のとりすぎです。間食のお菓子だけでなく、果物も食べすぎていないかチェックしてみましょう。どうしても甘い物が食べたいときは、まずごはんをきちんと食べ、そのあとデザートとして果物を少しとるといいでしょう。食事は栄養バランスのいい和食がベスト。
    出典 :妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 - ファイル - アピタル(医療・健康)
     

    できれば、体に負担の大きい味付けの濃い料理、油物、デザート等は避け、薄味の和食でバランス良く食べましょう。

  • 適度な運動もオッケー!

  • 運動を生活の中にじょうずに取り入れることもたいせつです。体を動かすと筋肉の細胞がブドウ糖をどんどん使ってくれるので、あっというまに血糖値が下がります。数日でやめるのではなく、習慣にして、妊娠期間中ずっと続けましょう。油断すると、すぐにまた血糖値が上がってくるので心して。
    出典 :妊娠糖尿病に対する誤解と食事療法 - ファイル - アピタル(医療・健康)
     

    運動をすることで、体内の糖を消費することができます。気分もリフレッシュできるので、ゆっくり、つらくない程度に運動を行うのはとってもオススメ。

  • 妊娠中、医師の指示に従うことも大切ですが、自分と赤ちゃんの身を守るためには自分で勉強することも大切です。積極的に、妊娠糖尿病検査などを受けていきましょう。