更年期を過ぎた女性の悩み「過活動膀胱」 急に尿意を感じトイレに間に合わない

更年期を過ぎた頃から、女性に起こりやすい「過活動膀胱」には2つの種類があります。その症状と対処法をまとめました。

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  • 「過活動膀胱」とは?

  • 過活動膀胱とは?
    突然尿意を感じ(おしっこがしたくなり)、それが急激であり、また我慢できない。あわててトイレに行くが、間に合わず、尿失禁を伴う状態です。

    以下の質問票の症状が1つ以上ある人は過活動膀胱の可能性があります。

    1.尿をする回数が多い
    2.急に尿がしたくなって、我慢が難しいことがある
    3.我慢できずに尿を漏らすことがある
    (過活動膀胱スクリーニング質問票よりScreening Questionnaire for Overactive Bladder; SQOAB)
    出典 :過活動膀胱|婦人泌尿器科|愛媛大学医学部 泌尿器科
     

    特に更年期を過ぎた女性に多い病気です。
    歳のせいかも?と諦めていたり、誰かに相談するのも恥ずかしく多くの女性が悩んでいます。

    過活動膀胱は、単なる老化ではなく病気です。
    予防をすることも大事ですし、治療が必要な場合もあります。

  • 数次で見る過活動膀胱

  • 尿を排出するメカニズム

  • 過活動膀胱が起こるメカニズム

  • 過活動膀胱には2種類あります~「腹圧性尿失禁」 「切迫性尿失禁」

  • 腹圧性? 切迫性?

  • 過活動膀胱には、大きくわけて2つのタイプがあります。
    腹圧性尿失禁と、切迫性尿失禁。
    出典 :気になる頻尿・尿もれ(過活動膀胱)の基礎知識|JCVN
     

    自分のタイプがどちらなのかチェックしてみましょう。
    混合型もあります。

  • タイプ1 「腹圧性尿失禁」

  • 笑ったとき…

  • 咳やくしゃみ、大笑いなどお腹に力が入った時に尿が漏れてしまうことを「腹圧性尿失禁」といいます。
    尿失禁の中で、女性に最も多い病気です。
    出典 :頻尿 | 女性の身近な疾患、頻尿・尿失禁 - 頻尿・尿失禁の原因
  • 腹圧性尿もれの原因

    原因は骨盤底の筋肉がゆるんでしまったことによると考えられています。女性の骨盤の中には、子宮や膣、卵巣、膀胱、尿道、直腸、肛門などのいろいろな臓器がおさまっています。これらを下からしっかり支えているのが骨盤底筋です。妊娠出産や更年期のホルモン低下、又は肥満が原因となり、骨盤底筋が弱くなってたるんでしまうのです。
    出典 :女性を悩ます尿もれ(腹圧性尿失禁) 〜ティーペック健康ニュース
  • 腹圧性尿失禁のしくみ

  • 腹圧性尿もれではおなかに力が入った時に尿がもれます。

    ・咳やくしゃみをした時、思わず笑った時に、ちょろっと尿がもれる
    ・更年期や閉経を過ぎて尿もれが始まり、ひどくなる
    ・長時間歩いていると尿がもれる
    ・立ち上がろうとした時にもれる
    ・太っている
    ・出産経験がある(特に2回以上)
    ・トイレに行きたいと思っていないのに、ふとしたはずみに尿がもれる
    ・重いものを持ったり、持ち上げたりした時に尿がもれる
    出典 :女性を悩ます尿もれ(腹圧性尿失禁) 〜ティーペック健康ニュース
  • タイプ2 「切迫性尿失禁」

  • トイレが間に合わない

  • トイレに行きたいと思ったら、我慢できずに尿を漏らしてしまうことを 過活動膀胱による尿失禁つまり「切迫性尿失禁」といいます。
    これも、女性に多くみられる病気です。
    出典 :頻尿 | 女性の身近な疾患、頻尿・尿失禁 - 頻尿・尿失禁の原因
  • トイレまでおしっこが間に合わない

    急におしっこがしたくなり、トイレに駆け込もうとしても我慢しきれずにもらしてしまう切迫性尿失禁。尿の量が多いのが特徴で、一度に大量の尿をもらしてしまう。少しでも膀胱に尿がたまるとおしっこをしたくなるため頻尿になり、夜も何度もトイレに起きてしまう。

    ■切迫性尿失禁の特徴
    □ 「余裕をもってトイレに行こう」と思っても、いつもギリギリになるまで気がつかない
    □ どうしても我慢できなくてもらしてしまうことがある
    □ 下着を替えなければならないほど、たくさんもらしてしまう
    □ トイレに行く回数が多い
    □ 夜中に何度もおしっこがしたくなり、トイレに駆け込む
    出典 :我慢ができない!?切迫性尿失禁とは|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリック
  • <排尿の神経経路>

  • 過活動膀胱になる原因を探ってみよう

  • 出産や老化による「骨盤底の筋肉や靭帯」のゆがみ

    私たちの下腹部にある臓器は、骨盤のなかに保護され、その内臓を支えているのが「骨盤底」です。骨盤底は筋肉と靱帯で構成されています。
    女性では、ほとんどの場合、出産や閉経後に、この「骨盤底」がゆるんでしまいます。これがゆるむと、靱帯を支点に筋肉が協調して動くことができず、尿を止める機能が壊れ、尿が漏れてしまいます。
    出典 :頻尿 | 女性の身近な疾患、頻尿・尿失禁 - 頻尿・尿失禁の原因
  • 骨盤臓器説

    「骨盤底」のゆるみがひどくなり、内臓が下に落ちてくることで、膣から、膀胱、子宮などが押し出されてきてしまう「骨盤臓器脱」は、膀胱が知覚過敏になって頻尿や溢流性尿失禁を引き起こします。
    出典 :頻尿 | 女性の身近な疾患、頻尿・尿失禁 - 頻尿・尿失禁の原因
  • 神経因性膀胱

    膀胱が尿で充満すると、大脳に信号が送られて尿意を感じます。そして、大脳から膀胱や筋肉に排尿の指令をだします。しかし、膀胱と大脳を結ぶ神経の一部に何らかの障害を起こすと指令系統はみだれて、神経因性膀胱という病気を発症し、頻尿、尿失禁がおきます。
    出典 :頻尿 | 女性の身近な疾患、頻尿・尿失禁 - 頻尿・尿失禁の原因
  • 過活動膀胱は予防できます。

  • 骨盤底筋体操(尿失禁体操)

    比較的尿もれの軽い人は、骨盤底筋を鍛えることで尿もれを改善することができます。
    ・肛門や膣を10秒くらい、ぎゅーっと締め、その後は力をゆるめて30秒くらいリラックスする。これを1セットとして10セット繰り返します。
    ・その後に肛門や膣を素早く締めたりゆるめたりする運動、「キュッ(締める)パッ(ゆるめる)」を1セットとして「キュッパッ、キュッパッ」と、10セットトレーニングします。
    ・尿もれの症状が改善しても、この体操を続ける事が大切です。
    ・腹圧性尿失禁の予防にもなります。

    予防
    日頃から日本式正座の習慣をつけましょう。正座をして背筋を伸ばすと自然に骨盤底筋が緊張します。
    出典 :女性を悩ます尿もれ(腹圧性尿失禁) 〜ティーペック健康ニュース
     

    日ごろからのトレーニングが大事なようです。
    まだまだ私は大丈夫!と思っている人も、更年期が過ぎたら骨盤底筋体操を始めてみましょう。

  • 体操で過活動膀胱を改善できます。

     

    予防にも役立ちます。

  • トイレを我慢する膀胱訓練が効果大!

  • トイレをがまん!

  • 自分の排尿をコントロールする力をつける

    尿意切迫感や尿漏れを気にするあまり、少ししか尿がたまっていないのにトイレに行くくせがついてしまうと、膀胱が小さくなったり、過敏になったりして、尿をたくさん蓄えることができなくなることがあります。このため、ますます尿トラブルが悪化してしまうのです。このような場合は、膀胱に尿をためる訓練をして、膀胱の能力をもとに戻すことで、症状を改善させることができます。
    出典 :膀胱訓練|日常生活で出来るトレーニング |排尿トラブル改善.com
  • ■ 方法
    尿意を我慢する練習を、短い時間から始めて、少しずつ時間を延ばしていきます。
    トイレへ行くのを1回だけ我慢してみましょう。
    最初は5分くらい我慢し、1週間ほど続けます。尿意を感じるたびにではなく、1日のうちの時間や回数を決めて、少しずつ始めてもいいのです。
    10分、15分と、我慢する時間をだんだん延ばしていきます。
    最終的に2~3時間我慢できるようになれば、目標達成です。

    訓練と併せて、排尿日誌をつけると、自分の排尿の傾向がわかり、尿トラブルの頻度の高い時間帯に訓練の時間を合わせるなど、対策が立てやすくなります。 また、訓練の成果もよくわかり、励みにもなるでしょう。排尿日誌には、排尿した時間、尿の量などを記録します。
    出典 :膀胱訓練|日常生活で出来るトレーニング |排尿トラブル改善.com
     

    トイレを我慢するトレーニングでの成果は高いようです。
    トイレに行きたくなったら、まず5分我慢してみましょう。

  • 過活動膀胱では、良い食事法を考えるよりも、まず食べない方が良いものに心がけて下さい。過活動膀胱を助長させてしまう食品を避けることが大切です。

    <避けた方が良い食品>
    ・カフェインを含む飲料、食品 ・アルコール飲料
    ・香辛料、とくに辛い食べ物  ・柑橘類
    ・炭酸飲料          ・牛乳、乳製品
    ・砂糖、はちみつ       ・合成甘味料

    これらの食品や飲料は、刺激物を含んでおり膀胱を刺激し排尿を促してしまいます。絶対に摂ってはいけないという訳ではなく、なるべく控える方が良いでしょう。
    出典 :健康情報サイトNMN 健康食生活 過活動膀胱に良い食事法 〜避ける食品で予防〜
     

    やはり、カフェイン・アルコール・香辛料はご法度ですね…

  • カフェインが多いものは避けましょう。

  • クスリで治すことが出来ます。

  • 頻尿・尿もれ(過活動膀胱)を症状とする切迫性尿失禁の治療は、薬物による治療がメイン。通常は、膀胱に200~300mlの尿が溜まると尿意をもよおすが、それでも排尿を我慢することができる。しかし、切迫性尿失禁の場合、十分な量の尿を蓄えることができず、少量の尿で尿意を感じたり、意思に反して排尿してしまう。これは、膀胱の筋肉がひとりでに収縮してしまうために起こる。切迫性尿失禁の薬は、この膀胱の収縮を抑え、膀胱に尿をためる機能を正常にするはたらきがある。
    出典 :クスリで治せる頻尿・尿もれ〜切迫性尿失禁の治療|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリック
     

    症状が重い場合は、医師に適切な治療をしてもらう方が安心ですね。

  • 日常生活でケアしましょう。

  • 水分はしっかり補給する
    尿失禁を怖れるあまり、水分をあまりとらずに過ごしてしまう人も多い。しかし、これは厳禁。特に高齢者はのどの渇きに気づきにくい人も多く、その上意識的に水分補給を制限してしまうと、脱水症状になる可能性もある。特に乾燥する季節、また汗をかいたときには積極的にとることを心がけたい。
    ただし、コーヒー、紅茶、緑茶、アルコールなどの利尿作用の強い飲み物や、1日に水分量を多く摂り過ぎると頻尿を進めることになるので、注意が必要。白湯やジュース、牛乳などをあわせながら、トータルで1~1.5リットルほどとるように心がけよう。

    清潔を保とう
    毎日お風呂で陰部をしっかり洗い、冷えやストレスによって細菌への抵抗力が落ちないように気をつけよう。
    出典 :クスリで治せる頻尿・尿もれ〜切迫性尿失禁の治療|病院・薬・サプリメントの情報満載! healthクリック
     

    毎日のちょっとしたケアが効果を呼びます。
    利尿作用の強い飲み物を避けるなど、普段から気をつけたいものです。

    毎日のお風呂も重要! 清潔を保つだけでなく体をあたためてくれるお風呂でリラックスしましょう。

  • 予防が肝心

     

    尿失禁を予防して笑顔で暮らしましょう。