解離性障害のチェック方法

解離性障害のチェック基準についてまとめましたので、参考としてご覧下さい。精神科の病に限らない話ですが、心身の健康について安易な自己判断は禁物です。

view875

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 解離性障害のチェック その1 自己回答式アンケート

  • 解離体験尺度、または解離性体験スケール(DES; Dissociative Experience Scale)(Putnam, 1989.)は、解離症状の重症度を測定する尺度としてよく使われます。自己回答式ですからスクリーニングに適しています。
    出典 :トラウマと解離性障害
  • スクリーニングとは

  • スクリーニングとは、ある集団から特定の個人や集団を導き出すふるい分けの検査や餞別のことをいう
    出典 :医療用語 ( スクリーニング ) スクリーニング
  • なんらかの援助や治療が必要な個人や集団を導き出すのが目的である。しかしふるい分けという性質上、すべてにおいて正確に選別できるというものではない。
    出典 :医療用語 スクリーニング - よくわかる医療事務
  • 解離性障害のチェック その2 医師による問診

  • 解離性障害の構造化面接(SCID-D; Structured Clinical Interview for DSM-IV Dissociative Disorders)(Steinberg, 1990,1991)は、解離症状を5つの中核症状(健忘、離人症、現実感喪失、同一性混乱、同一性変容)に分けて臨床家が聴取する面接法です。
    出典 :トラウマと解離性障害
  •  

    最後は医師による個別判断になります。

  • 解離性障害の症例・カウンセリングエピソード

  • 精神科的治療を続けていくうちに、メアリ-は奇妙なことに気づい た。職場から帰宅する時、いつもガソリンを満タンにしておくにもかかわらず、翌朝起きて見ると、ガソリンが半分程に減っている。メ-タ-を見ると、夜間に 50-100マイルも走ったことになっているが、夜間に車を走らせた記憶は全くないのである
    出典 :解離性同一性障害
  • 解離性障害を疑った医師は、催眠療法を行い、失った記憶の部分につ いてメアリ-に質問した。突然メアリ-の声が変り、「私のことを知る時が来たようね」と言った。マリアンと称する人格が現れ、問題を処理するため、夜間自 分が車を走らせて近くの丘や海辺に行くのだと語った。
    出典 :解離性同一性障害
     

    解離性同一性障害(いわゆる多重人格)の症例です。

  • 次は日本人の男性で、解離性遁走のケースです。

  • パンを盗んだことで警察に捕まった青年が、自分の名前も住所も思い出せないので治療を受けにやってきた。睡眠導入剤の一種で、別名自白剤とも呼ばれている薬を飲ませて、ある程度のことを聞き出した。
    出典 :�𗣐���Q
  • 地方都市に住んでいた彼は、ある日の帰宅途中、橋の上でぼんやりしていた。そこでどういう訳か記憶が途絶え、次に思い出すことができたのは東京駅のホームの椅子に座っている場面だった。椅子に座っているとき、自分が誰なのか、どうして自分がここにいるのか分からなかった。
    出典 :�𗣐���Q
  • 彼の住所もおぼろげながら聞き出すことが出来たので、地元の警察に調べてもらい、身元が判明した。そして、家族が病院にやってきた。蒸発してから一年間が経過していることがわかった。
    出典 :�𗣐���Q
  • 紛らわしい症状

  • 解離性健忘と脳卒中・認知症

  • 脳虚血による一過性の健忘と似ているところがありますので、混同しないようにしなければなりません。
    出典 :�𗣐���Q
     

    脳の病気が隠れていることもあります。安易な素人判断は避けましょう。

  • 認知症

  • 「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。
    出典 :もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン:政府広報オンライン
  • 解離性同一性障害と睡眠時遊行症(いわゆる夢遊病)

  • 夢遊病の症状を発症してしまう多くは幼稚園~中学校くらいまでの子供に見られましたが、近年では大人も少なくありません。特に神経質な人や悩みを抱えている人、日常生活でストレスを多く感じてる人、睡眠導入剤を使用している人などが発症しやすい。
    出典 :ちょっと怖い夢遊病の症状!!
     

    ほか、てんかん等の病気が原因であることもあります。朝起きたら全く違う場所で寝ていたり、怪我をしたりしていることがあれば、精神科または神経科を受診してください。