睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome; SAS)についてのまとめ

アナタがもし、無呼吸症候群と診断されたら?
日々の暮らしの中で、欠かすことの出来ない睡眠。そこに潜んでいる闇とは?

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  • 三大欲求の中の一つ睡眠。そこに潜む敵!無呼吸症候群!

  • そもそも無呼吸症候群とは?

  • 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。また、SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。
    出典 :あなたのいびきは睡眠時無呼吸症候群?:SASについて:どのような病気?
  • 睡眠時無呼吸症候群は、次の3種類がある。

  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (OSAS, Obstructive SAS)
    上気道の閉塞によるもので呼吸運動はある。肥満者は非肥満者の三倍以上のリスクがあるとされる。また、顎が小さい骨格であるほど発症のリスクも高い。

    中枢性睡眠時無呼吸症候群
    呼吸中枢の障害により呼吸運動が消失するもの。

    混合性睡眠時無呼吸症候群
    閉塞型と中枢型の混合したもの。
    ほとんどは閉塞型で中枢型は少ない。
    出典 :睡眠時無呼吸症候群 - Wikipedia
  • SASの原因は?なぜなるの?

  • 原因は様々。。。

  • 無呼吸症候群(SAS)

     

    睡眠時無呼吸は、上気道(空気の通り道)が閉塞することにより起こります。閉塞の原因は、首周りの脂肪の沈着、扁桃肥大、アデノイド、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい(巨舌症)、鼻が曲がっているなどがあげられます。また、欧米人のSAS患者さんは肥満している人がほとんどですが、日本人の中には顎が小さい(小顎症)ため、気道がふさがれやすく、やせているのにSASである方もいらっしゃいます。 ですので、SASの患者さん全員が太っていると思うのは間違い。

  • 生活習慣の見直しも必要かも?

  • 無呼吸症候群(SAS)と生活習慣病との関連性

     

    いびきや無呼吸はベッドパートナーに迷惑をかけますが、この疾患が臨床的に重要視される理由は生活習慣病と密接に関連しているからです。例えば、高血圧を発症する可能性は健康な方と比較して2倍、狭心症・心筋梗塞は3倍、脳血管障害は4倍、糖尿病は1.5倍という報告があります。その他にも高脂血症・高尿酸血症の合併も多いことが判明しています。米国のデータでは、睡眠1時間あたり20回以上無呼吸が記録された患者さんは無治療のまま放置すると、9年後には10人のうち4人は心臓病・脳血管障害などで亡くなっていたという衝撃的な報告があります。

    また、SASは特有の眠気を引き起こすため、交通事故や労災災害の発生にもつながります。健康な人がほろ酔い~酩酊くらいの飲酒をした場合より、重症のSAS患者さんのほうがハンドル操作ミスが多かったという研究結果も出ています。交通事故は自分のみならず、他人にも迷惑をかけてしまいます。

    しかし、睡眠時無呼吸症候群はきちんとした治療を行えば、眠気やいびきはもちろんのこと、合併症についても改善することがわかっています。心当たりのある方は専門の医療機関を受診しましょう。もしかしたらあなたのいびきや眠気は、体の赤信号を知らせているのかもしれません。

  • SASの症状はどんななの?

  • 眠っているとき・・・
    ● いびきをかく
    ● 息が止まる
    ● 呼吸が乱れる
    ● 息が苦しくて目が覚める
    ● なんども目を覚まし、トイレに行く


    日中、起きているとき・・・
    ● しばしば居眠りをする
    ● 記憶力や集中力が低下する
    ● 性欲がなくなる
    ● 性格が変化する
    ● 体を動かすときに息切れする

  • こんな症状ありますか?

  • アナタは大丈夫?SASのセルフチェック!

  • 是非チェックしてみて!

  • 気をつけないと合併症も!?

  • 睡眠時無呼吸症候群を発症すると、下記のような合併症を併発する場合があります。
    1. 高血圧症(危険性は健康な人の2倍)
    2. 糖尿病
    3. 高脂血症
    4. 肥満などの生活習慣病
    5. 動脈硬化
    6. 心臓の冠動脈疾患(危険性は健康な人の3倍)
    7. 心筋梗塞(危険性は健康な人の4倍)
    8. 脳血管障害(危険性は健康な人の4倍)

    上記は、命にかかわる危険な合併症です。治療を受けずにいると、10年以内に3分の1の方がこれらの危険な合併症を発症、あるいは死亡するとされています。
    出典 :睡眠時無呼吸症候群とは|睡眠時無呼吸症候群|ドクター's コラム|eo健康
  • では、どんな検査をするの?

  • 睡眠時無呼吸症候群は、本人が眠っている間に起こるので、本人が自覚することはあまりありません。したがって、診断には睡眠検査が必要です。睡眠検査には自宅で行う簡易睡眠検査と、入院して行う精密睡眠ポリグラフ検査(睡眠ポリソノグラフィ検査)があります。

    簡易睡眠検査とは

    終夜睡眠ポリグラフィーという検査です。携帯用器械で操作が簡単なので、器械を自宅へ持ち帰り、自宅で検査ができます。この検査では次のようなことについて調べることができます。
    •口鼻の呼吸(呼吸はどの程度止まっているか、弱っているか)
    •気管の音(いびきはどのくらいあるか)
    •動脈血中の酸素飽和度(どれだけ酸素を取り込むことができているか、いないか)
    •脈拍
    出典 :睡眠時無呼吸症候群の治療法|睡眠時無呼吸症候群|ドクター's コラム|eo健康
  • もし、SASと診断されてしまったらどんな治療法があるの?

  • いくつかあるようです。

  • 経鼻的持続陽圧呼吸法(NCPAP)

    経鼻的持続陽圧呼吸法(NCPAP)は、現在、世界中で一般的に行われている、睡眠時無呼吸症候群の治療法です。これは、鼻マスクから気道に空気を送り込み、圧力をかけることで、気道閉塞(気道が塞がること)を防ぐという対症療法のひとつです。この治療法は、睡眠時無呼吸症候群に対して、もっとも有効性が高いだけでなく、安全かつ確実な治療法とされています。また、重症であってもしっかり治療効果を出すことができます。その反面、軽症の方には向いていません。

    マウスピース(スリープスプリント)

    歯科医院へ行って、アゴの位置を固定するマウスピースを作ってもらい、睡眠時にこれを装着します。マウスピースを作って、睡眠時に装着するだけなので、簡単で費用も安くなります。睡眠時無呼吸症候群であるという診断書があれば、保険適応もあります。しかし、睡眠時無呼吸症候群の治療の知識・経験を持った歯科医が少ないこと、日数がかかることが問題となります。また、軽症には有効であっても、中等症以上には効果が期待できず、適応範囲が限られてしまいます。

    手術療法
    •咽頭口蓋形成
    喉(気道)の狭くなったところを広げる手術です。全身麻酔の手術と、外来での局所麻酔の手術があります。気道が狭くなっている部分によっては、手術的な治療が適応となります。全身麻酔の手術は苦痛などの負担も大きく、合併症の危険性も伴います。さらに、効果の確実性(再発の可能性)にも問題があるため、現在では第一に選ぶべき治療法ではなくなりました。しかし、気道の狭くなっている場所や状態によっては即効性もあります。また、NCPAPの装着を苦痛に感じる患者さんにとっては、選択肢となる治療法です。このほかに、入院を必要とせず、外来で簡単にできるレーザー手術もあります。こちらは苦痛も少なく、危険性や合併症の可能性も低くなります。
    •下鼻甲介切除術/鼻中隔矯正術/レーザー手術
    鼻づまりによる睡眠時無呼吸症候群に対しては、鼻から空気を送り込むNCPAPを利用することができないため、鼻閉の改善手術を行います。

    減量

    減量は睡眠時無呼吸症候群の根本的な治療となり得ます。しかし、睡眠時無呼吸症候群を発症しているほどの肥満を、症状が改善するほどに減量させるのは、現実的には不可能に近いことです。また、それだけの時間も必要になってきます。実際のところ、他の治療法を行いつつ、減量に努めることになります。
    出典 :睡眠時無呼吸症候群の治療法|睡眠時無呼吸症候群|ドクター's コラム|eo健康