日本では未だに多い感染数、HIVについての再認識

先進国では増加数は減りつつあるというのに、日本はなぜか未だ多いようです。もう一度、HIVについての認識を深めましょう。

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  • 日本は、先進国の中で唯一エイズ患者が増加している国だ。来る12月1日は世界エイズデー。最近のエイズ事情について、国立国際医療研究センターの岡慎一エイズ治療研究開発センター長に話を聞いた。

    「発症者が増加し続けているのは、エイズ検査を受けている人が少ないという点に尽きます。特に中高年は少ない。しかし、エイズ検査で感染の有無を知るのと知らないのでは、天国と地獄ほどの差があります」
    出典 :日本はなぜ先進国で唯一エイズ患者数が増加しているのか? (日刊ゲンダイ) - Yahoo!ニュース
  • HIVとは?

  • HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを"免疫"といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスです。HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。
    出典 :HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
  • エイズとは?

  • HIVがTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染した結果、これらの細胞の中でHIVが増殖します。このため、免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。この病気の状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)と言います。代表的な23の疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズと診断されます。
    出典 :HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
  • 感染経路

  • 大きく分けて以下の3つがあります。

  • 性行為感染

  •  現在、世界で最も多い感染の原因が、性行為(つまりセックス)に依るものとなっています。また、日本においても、新しく報告されるHIV感染者の感染理由のトップをしめています。(あとで感染原因別にまとめたグラフを見ていただきます)もちろん、HIV感染者と性行為を行うことによってHIVは感染していきます。これは、HIV感染者の精液(男性の場合)・膣分泌液(女性の場合)・血液の中にHIVが高い濃度で含まれているからです。
     HIV感染者であるパートナーと性行為を行った場合、精液・膣分泌液・血液中に含まれるHIVが粘膜をとおって血液中に入り込み、HIVに感染する可能性があります。また、性器に傷がある場合は、HIVが傷口を通じて血管の中に入るチャンスが大きくなるため、感染の可能性は大きくなります。
     性行為によるHIV感染の可能性は、0.1~1%といわれています。(これだけ幅が広いと、ほんまかいな、という気もしますが)ただ、これはHIV感染者との性行為100回または1000回に1回、HIVに感染する可能性があるととらえるのは良いことだとは思えません。感染する機会はいつ現れるかわからないからです。
     HIV感染以外にも、性行為は病原体を媒介させる可能性である行為であることもしておく必要があるでしょう。(私の専門外なので詳しい説明は省略します
    出典 :HIVの感染経路
  • 母子感染

  • HIVに感染している母親が妊娠・出産した場合、産まれてくる子供がHIVに感染する(している)可能性があります。30%~40%の確率で感染することがあるといわれています。この母子感染は主に3つのルートにわけられます。

    ・胎内感染:子宮内で赤ちゃんにHIVが感染する可能性があります。このルートによる感染は防ぐことが難しいようです。
    ・産道感染:赤ちゃんが産まれてくる際、産道の出血を赤ちゃんがかぶることによってHIVに感染する可能性があります。このルートについては、帝王切開をおkなうことでかなり回避することができるようです。
    ・母乳感染:HIVに感染している母親の母乳には、HIVが含まれています。これを赤ちゃんがのむことによってHIVに感染する可能性があります。これは粉ミルクを与えることで回避することができます。
    出典 :HIVの感染経路
  • 血液媒介

  • 血液媒介感染

     血液を媒介としてHIVに感染する可能性があります。

    ・麻薬常習者間の感染:HIVに感染している麻薬使用者が使った注射器を使って麻薬を注射した場合、針や注射器中についていたHIV感染者の血液が血管にはいることによってHIVに感染する可能性があります。

    ・その他の血液媒介感染:血液を媒介に感染するのであれば、輸血による感染の可能性はないのか、といった心配があります。各種のパンフレットには「心配ない」と記されています。また、献血で集められた血液は、HIVの抗体検査に必ずかけられており、HIV感染している血液は破棄されているので、ほぼ「心配ない」のは事実だと思います。しかし、平成10年5月26日の、厚生省エイズ動向委員会の報告には、以下のような文面がありました。
    出典 :HIVの感染経路
  • 感染の確率

  • 下記の通り、輸血以外は、きちんと予防すれば決して高くはないのです。

  • <暴露経路ごとのHIVに感染する推定確率(コンドームを使用しなかった場合)>


    暴露経路(感染リスク)
    1回あたりの暴露で感染する可能性(%)

    輸血
    90%

    静脈注射ドラッグ使用時の針の共有
    0.67%

    アナルセックス(受け入れ側)
    0.5%

    針刺し事故
    0.3%

    膣を使ったセックス(女性側)
    0.1%

    アナルセックス(挿入側)
    0.067%

    膣を使ったセックス(男性側)
    0.05%

    フェラチオ(受け入れ側)
    0.01% ※

    フェラチオ(挿入側)
    0.005% ※
    出典 :HIV・エイズって何? | HIV検査・相談マップ
  • まずできる予防はコンドームの使用

  • コンドームは簡単で、かつかなり予防に効果的な方法なのです。なのに、ひとときの快楽や面倒ゆえ使用しないことは、非常に危険です。

  • 気を付けたいポイント


    コンドームは性行為の途中からではなく、最初から終わりまで装着します。射精の前後にでるカウパー腺液(先走り液)にもHIVが含まれています。


    また、口を使った性行為の時もコンドームを使用しましょう。


    コンドームの二重にすることは外れたり破けやすくなる原因にもなるのでやめましょう。


    ゼリーや潤滑油を使うときは水溶性のものにしましょう。


    爪が伸びているとコンドームを扱う時に傷つけやすいので爪はキチンと切りましょう。

    出典 :HIVの感染予防について|HIVの基礎知識|北海道HIV/AIDS情報
  • 最近、こんなショッキングなニュースがありました。

  • 献血についてのきちんとした法整備が必要だと思われます。

  • エイズウイルスに感染した男性献血者の血液が、検査をすり抜け、2人に輸血され、うち1人が、エイズウイルスに感染していたことがわかった。献血した男性は検査の際、性的な関係などで事実と異なる内容を答えていたことを認めているという。
    出典 :FNNニュース: HIV感染者の血液、...