気になる頬骨の痛み。もしかすると、それはなんらかの病気かもしれません

原因がわからないまま、突然起こり始めた頬骨の痛み。何の心当たりもないまま痛みが続いてしまうと不安ですよね。頬骨の痛みは、物理的な身体の疲れが原因となっていることもありますが、慢性的な痛みの場合では、なんらかの病気を発症していることも考えられます。

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  • 副鼻腔炎(ふくびくうえん)

  • 初期症状は、風邪に非常によく似ています。そこから次第に鼻水が大量に出始め、頬骨の痛みを感じたり、鈍い頭痛を感じたりした場合、副鼻腔炎の可能性が考えられます。副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある副鼻腔という部分がウイルスや細菌により炎症を起こし、上記のような症状が現れる病気を指します。副鼻腔炎は初期段階で治療を行えば大事に至ることは殆どあれませんが、放置しておくと脳髄膜炎や蓄膿症など、重症度の高い病気に発展してしまうことがあります。頬骨の痛みを感じたり、鈍い頭痛を感じたりして、なおかつ黄色い鼻水が続くようであれば、耳鼻科または内科で診察・治療を受けましょう。

  • 顎関節症(がくかんせつしょう)

  • 副鼻腔炎が原因となり発症する病気に、顎関節症があります。顎関節症の原因は数種類に分類されており、特に多いのが、額関節(顎の周囲の関節)付近の筋肉が硬直し、口の開閉が不自由になったり、額関節がカクカクするような感覚が現れたりします。また、額関節ばかりではなく、頬骨に強い痛みが現れることもあります。この病気を発症する原因は、副鼻腔炎のほかに、就寝時の歯ぎしり、虫歯が影響していることもあります。顎関節症は初期段階で治療を行うことが大切であり、その治療方法にはマッサージ、低周波治療、超音波治療などがありますが、重症度に応じて手術となることもあります。歯ぎしりがひどい場合には、精神的なストレスが原因となっていることもありますので、必要に応じて心療内科で受診してみるのもひとつの方法です。

  • 三又神経痛

  • 外部からの刺激や強いストレスなどが原因なり、交感神経に異常が現れたときに発症する病気です。特徴としては、顔面、特に頬骨に強い痛みが現れます。この病気は神経痛の一種ではありますが、身体の別の部分に異常がなく、顔面だけに異常が現れた場合に三叉神経痛であるという診断を受けることになります。痛みや発作の度合いには大きな個人差が生じ、殆ど気にならない程度の痛みである方、また、頬骨が痛くてじっとしていられないレベルの痛みを感じる方もいます。この病気は直接生命を危機にさらすことはありませんが、なんといっても痛みを伴う病気ですので、早めに内科や神経科で治療を行うとよいでしょう。

  • 働き過ぎが原因で起こることも

  • 家事や仕事などで身体を酷使したり、精神的なストレスが重なったりすると、頬骨の痛み、こめかみの痛みなどの症状が起こることがあります。これは、知らず知らずのうちに起こる症状ですが、特にパソコン業務など、目を酷使し、かつ集中力を必要とする仕事に従事している方に多く見られる症状です。この症状がひどくなると、最終的に目の周りに浮腫(ふしゅ・むくみのこと)が現れ、視力に影響を及ぼすこともあります。パソコン業務に限らず、目や身体を酷使し過ぎたら、ひとまず休憩をとりましょう。効果的な方法としては、腕を高く上に伸ばし、思いきり伸びをする、肩の上げ下げ、首回しなどの軽い運動を行うというものがあります。また、目の周りに緊張を感じたのであれば、濡らしたタオルをレンジで温め、瞼の上からそっと当ててみましょう。これらの方法は1回行っただけでも瞬間的に楽になります。さらに、普段から食事の栄養バランスに気を配り、適度な運動を行っておくことで血流がよくなり、症状の改善に役立ちますよ。