妊娠による体への影響とは?

妊娠すると、お腹が大きくなるだけでなく
体の中でも大きな変化があります。
どんなふうに変わっていくのでしょうか?

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  • 妊娠することで、ホルモンのバランスが大きく変わることもあって
    いろいろな体調に変化をもたらします。
    それは、新しい命を育てるための環境づくりができているということです。
    焦らず、自分の体と向き合っていきましょう。

  • 心臓の変化

  • 心臓から押し出される血液の量を心拍出量といい、妊娠するとこれが著明に増加します。
    妊娠していない時と比較して最大30%~50%増加すると言われています。
    (1.3倍から1.5倍ですね)
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
  • 血液の変化

  • 体を流れている血液の量(循環血液量)はだいたい体重の12分の1リットルです。
    (体重60キロの人で5リットルくらい。)
    妊娠すると循環血液量も1.5倍くらいに増えます。
    しかし、単純に血液の量が1.5倍になっているのではありません。

    血液中には水分(血清)と赤血球、白血球、血小板などの細胞(血球)が含まれています。
    血清の増加量が血球の増加量よりも多いために実際には薄まりながら血液全体が増加している状態なんです。
    お産の時に1リットルくらい出血しても産後けろっとしてる方が多いのも
    循環血液量が増加しているためですね。
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
  • 生殖器の変化

  • 胎児を宿している子宮の変化は著明です。
    妊娠12週頃から本格的に大きくなりおなかがすこし張り出してきます。
    子宮は20週では臍の高さまで、36週では肋骨の下あたりに達します。
    分娩後は急速な子宮収縮により拳大くらいになります。

    外陰部は透明なもしくや白色のおりものが増えるのが一般的です。
    かゆみや変なにおいがあればカンジダやその他の細菌感染の可能性もあるので受診が必要です。
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
  • 乳房の変化

  • ホルモンの影響で(主にエストロゲン)で授乳のために妊娠中から準備が始まります。
    妊娠後半には1.5倍の大きさになりブラジャーもサイズの変更が必要となります。
    後期になると初乳の分泌が見られることも多いです。
    また、乳房内の乳腺(母乳を作り出す構造)が急速に増えるので乳房痛がでたり、敏感になったりします。
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
  • 消化器系の変化

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    妊娠初期にあらわれる悪阻(つわり)は
    人によって、症状が様々です。

  • 胃や腸の変化として有名なのは「つわり」(morning sickness)ですね。
    医学的には妊娠悪阻といいます。
    つわりは妊娠6週くらいから始まり12~14週で治まってくることが多いです。
    HCGというホルモンの増減と症状の増悪が関係あるようです。
    重症化すると全くものを受け付けなくなり点滴や入院が必要となることもあります。

    妊娠期間を通じて胸焼けやげっぷが多くなります。
    子宮の増大による圧迫や胃の入口のしまりが悪くなり胃酸が逆流するためです。
    食事を何回かに分けてとる、枕で頭と肩を高くしてねると少し良いですね。
    胸焼けはでてきますが、胃酸の分泌は逆に減少しているので胃潰瘍がある方は症状が軽くなる傾向にあります。
    また、プロゲステロンが大量に分泌され、腸の蠕動運動を抑制して便秘傾向になります。
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
  • 皮膚の変化

  • 胎盤から放出されるある種のホルモンがメラニン細胞を刺激して皮膚が黒ずんできます。
    特に外陰部や乳輪部で多いようです。
    また、急激に増大する子宮と副腎から放出されるホルモンのために皮膚の断裂が
    起きることもしばしば見られます(妊娠線)。
    出典 :産婦人科の基礎知識/妊娠中の体の変化
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    妊娠後期になってくると、胎動を感じるようになります。
    赤ちゃんとコミュニケーションを初めてとれることを
    実感できるというわけです。