あなたの血糖値は、糖尿病の治療法と予防法

糖尿病の診断基準、糖尿病の原因と治療法、予防法などをまとめてみました。糖尿病と闘ってきた有名人も調べてみました。

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  • 糖尿病とはどんな病気か

  • 糖質(血糖)を調節するインスリンというホルモン(膵臓から分泌される)が不足したり、作用が不十分なために常に血糖が高い状態になっている病気です。自覚症状に乏しく、重篤な合併症を引き起こす特徴があります。現在患者数は約700万人いるといわれており、増加傾向にあります。


    出典 :糖尿病とは
  • 2種類のタイプ

     

    糖尿病にはその病態により2種類のタイプがあります。
    インスリン依存型(Ⅰ型)糖尿病とインスリン非依存型(Ⅱ型)糖尿病といわれるものです。
    インスリン依存型(Ⅰ型)糖尿病の原因はウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されてしまうことです。若年でやせ型の人に発症する特徴ありますが、全糖尿病のうち5%と頻度はわずかです
    インスリン非依存型(Ⅱ型)糖尿病の原因は体質の遺伝に食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症します。中年で肥満型の人に多く発症し、糖尿病のほとんど(95%)がこのタイプです。

  • 糖尿病の診断基準

  • 血糖値の基準(空腹時と食後2時間)

     

    健康診断などでは、朝の空腹時血糖値や食後2時間の血糖値が糖尿病の判定基準になります。
    ●空腹時血糖値
    正常高値100mg/dl~110mg/dl未満
    ●食後2時間(mg/dl)
    正常値140mg/dl未満
    ●糖尿病
    空腹時血糖値が126mg/d以上、食後2時間200mg/d以上

  • 境界型糖尿病とは?

  • 境界型糖尿病は、空腹時血糖値が110~126、ブドウ糖負荷2時間値が140~200の間にいる人のことをいいます。
    出典 :わかり易い糖尿病 ~ 皆で学び、実践しましょう。 智頭病院 糖尿病療養指導士からのメッセージ 鳥取県智頭(ちづ)町~みどりの風が吹く町
  • HbA1c測定法

  • 高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。
    出典 :HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは
  • HbA1c値が6.5%以上の場合、糖尿病型と判定

     

    HbA1cは、糖尿病の判定基準です。
    日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記を日常の診療において国際標準値(NGSP値)を使用することの決めました。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。
     

  • 糖尿病の治療

  • 糖尿病治療の基本は、食事療法と運動療法ですが、血糖コントロール状態により、内服およびインスリン注射の薬物療法が加わります。
    出典 :HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは
  • 糖尿病の早期発見、早期治療が最も大切です。また、治ったと思って治療を中断しないこと、調子が良くても1~2月に一度は必ず医師に受診し、血液検査を受けることが重要です。
    糖尿病の治療法には、1.食事療法 2.運動療法 3.薬物療法が有りますが、食事療法が最も基本になります。
    出典 :糖尿病の治療(食事療法、運動療法、内服薬、インスリン)
  • 食事療法

     

    糖尿病の人では、毎日同じカロリーの食事をすることが重要です。そして、1日の必要量を3回以上に配分(例えば、朝・昼・夕・間食に配分)します。
    一般的には朝食:昼食:夕食=1:1:1.2程度が適当です。
    例えば、身長160cmの人では、標準体重=1.6×1.6×22=56.3kg
    1日の必要カロリー=56.3×30=1689Kcal となります。


  • 運動療法

     

    1日に1~3回食後30分~1時間に開始し、15~30分の歩行が有効です。

  • 薬物療法

     

    最近いろいろな種類の薬が出てきています。血糖を下げる薬、糖分の吸収を遅らせる薬、インスリンの働きを良くする薬などです。
    作用の弱い薬から強い薬までいろいろあります。糖尿病の程度により医師が処方します。

  • 糖尿病予防

  • 「生活習慣病」である糖尿病の予防の為には一人ひとりが自分の適正体重を知り、それに向かって体重コントロールをする、過食や脂肪の過剰摂取に注意し、適正な食事をとること。また一日500歩でも1000歩でも意識して多く歩くようにするといったことが糖尿病を抑制するために必要となってきます。
    糖尿病の誘因は過食、運動不足、肥満、ストレスが挙げられます。糖尿病の発病と進行の予防はこれらを改善すること、すなわちバランス良く「食べ」、「動き」、「くつろぐ」ことです。
    とてもシンプルなことなのですが「言うは易く、行うは難し」なのです。
    出典 :糖尿病予防のためにできること