あなたの「生理中の体温」はどんな変化をしますか

女性が自身の健康の管理をするために大切なことの一つとして、「生理中の体温」の変化に注目しましょう。
体温がどのように変化しているのかをチェックすることによって、
さまざまな情報を得ることができます。
体温の変化についての具体的な考え方を紹介しましょう。

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  • 生理中の体温

  • 生理中には黄体ホルモンの分泌量が減少してしまいます。
    黄体ホルモンには体温を上げる効果があるのですが、これが減少することで体温が下がり、その結果、血行が悪くなります。

  • 生理が始めると体温が低くなってしまう時期が2週間程度続きます。
    その後は、今度は逆に体温が急上昇するようになり、高温期とよばれる時期が続きます。

  • 生理中(月経期)の体温

     

    いわゆる「低温期」の前半部分です

  • 生理のしくみ

     

    「いらなくなった内膜がはがれ、たくわえられていた血液といっしょにからだの外へ」出ていくことを「月経(生理)」と言いますが、そのときに子宮がうまく収縮しないと、体温の下がり方もゆっくりになります

  • 生理中の体温変化について

  • 体温の下がり方がゆっくりになっている場合は子宮の収縮が悪くなっています。
    生理中に下痢を起こしたり、気虚やお血になってしまう可能性があるため気をつけましょう。

  • 生理中に体温が下がってしまうと免疫力が低下してしまい、病気になってしまう可能性が高くなります。
    基本的に体温が高いほど体の中にある細胞の働きが活発となり、それによって外部から侵入してきたウイルスをやっつけることができるためです。

  • 子宮内膜症の場合、炎症のレベルにもよりますが、ときにサイトカインという物質を放出するため、体温が上がることがあります。
    出典 :生理中に体温が上昇するケース
  • 子宮内膜症

  • 最近の研究で、子宮内膜症の病巣から炎症性サイトカインという物質が多く産生されていて、それが刺激になって痛みなどの症状が引き起こされていることがわかってきました。
    出典 :鳥取大学 原田先生に聞く!子宮内膜症の治療|子宮内膜症
  • 生理中に体温が上下するという悩みを訴える患者さんは多いです。
    しかし、元々人間の体温というものはある程度の幅の中で上下するのが普通です。
    生理中のために体温の変化に過敏に反応してしまう人が多いのですが、0.2から0.3度程度の変化は自然に起こりうるものだと判断しましょう。

  • 体温がまだ高い状態であるにも関わらず生理がきてしまうことがあります。
    この場合は、原因として考えられるのはホルモン剤を使用していたり、痰湿がたまっている可能性があります。

  • 基礎体温について

  • 基礎体温とは体を安静な状態にしているときの体温のことです。
    したがって、運動をした直後や食事をしている最中などの体温は基礎体温とは異なります。
    就寝している時、あるいは寝起きなどに測った体温が基礎体温となります。

  • 基礎体温は、体を必要最小限に動かすための体温のことです。
    これを正確に測りたいならば、寝ている時に測るのが一番よい方法となります。
    しかし、医療機関でないと、就寝中の体温を測ることは困難でしょう。
    したがって、朝起きた後すぐに体温を測ることをおすすめします。
    この際、注意するべきなのは、あまり動いてはいけないことです。
    動いてしまうと人間の体はすぐに体温を上昇しようとします。
    体温が上がってしまうと基礎体温を測ることができなくなるため注意しましょう。
    基礎体温を測ったら、それを忘れずにメモしておいてください。
    前日にベッドのそばに体温計とメモを用意しておくとよいでしょう。

  • 基礎体温は体の代謝がよくなればそれにしたがって高くなります。
    逆に体の代謝が悪くなっている時には、基礎体温は低くなります。
    生理中は基本的に代謝が悪い状態のため、基礎体温が低下しやすいです。

  • 生理中の基礎体温の変化を利用した健康管理

  • 妊娠をしたい場合は、排卵期の前後を狙うのがよいです。
    排卵の数日前から排卵後の1日から2日後までが妊娠がしやすい時期とされています。
    生理中の基礎体温の変化を記録しておけば、それを参考にして、現在自分の体が排卵期にあるかどうかを判断できます。
    また、排卵後に体温が上昇する期間が16日以上続いている場合は妊娠している可能性があります。

  • 生理中の基礎体温の変化を把握しておけば、生理がこない、あるいは生理が遅れていることを早めに察知することが可能です。
    基礎体温の変化を記録する習慣を長く続けていれば、自身にとっての正常な状態が分かるため、そこから少しでも変化した場合にすぐ対処できます。

  • 基礎体温の変化をダイエットに利用することができます。
    一般的には、卵胞期、あるいは排卵の前後の時期がダイエットをしやすい時期であるとされています。
    これらの時期は女性ホルモンが効果を発揮してくれるため、体調や精神状態がよくなり、ダイエットのための運動をしたり、食事制限をしやすくなります。
    ダイエットは気持ちに大きく左右されてしまうものです。
    生理前の時期、あるいは生理中にダイエットをしても失敗する可能性が高くなります。

  • 基礎体温の変化に合わせて自身のスケジュールを組むとよいでしょう。
    体調の良い時期に恋人とデートをしたり、友達と旅行に行くと、より楽しめるようになります。
    逆に体調の悪い時期には家でおとなしくしている方がよいです。

  • 気にし過ぎない

     

    一日の中でも変化する体温
    さらに女性は月経周期の中で「低温期」「高温期」を繰り返しています
    変化はあってアタリマエなので気にし過ぎることはありません

    「明らかにいつもと違う」かどうか?ですね

    それにはやはり、あなた自身が”基礎体温の傾向”をつかんでおくことが大切です