小さい頃にアレルギーがあった人は、成人のアレルギーマーチに注意!予防は可能?

成人のアレルギーマーチに苦しんでいる人はたくさんいます。アレルギーマーチとは一体どのような現象、症状を言うのでしょうか?

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  • 「アレルギーマーチ」という現象、ご存知ですか?

  • 「アレルギー」という言葉はよく使われますので、どのような症状が出るのか、どのようなアレルギーがあるのか、ある程度ご存知の方は多いでしょう。
    ですが、「アレルギーマーチ」という言葉は聞いたことが無い方も多いのではないでしょうか?アレルギーマーチとは一体どのようなものなのでしょうか。

  • アレルギーの病気は、成長と共に変わっていきます。アトピー性皮膚炎から、喘息・花粉症になっていく過程を、アレルギーが行進しているように見えることから「アレルギー・マーチ」と呼ばれております。
    出典 :アトピーの基礎知識vol.5 アレルギー・マーチって何だ? [アトピー性皮膚炎] All About
  • 「アレルギーマーチ」とは、同愛記念病院の小児科医である馬場医師が提唱された言葉だそうです。
    子どもの頃からアレルギーの素因を持っている人が、生後から成人するまでに様々なアレルギーを発症していく…そのような「アレルギーの行進」現象のことを指しています。

  • アレルギーマーチは、乳幼児期の食物アレルギーやアトピー性皮膚炎から始まり、喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症などと発症していくことが一般的な例とされています。
    しかし、必ずしもその順番とは限らないのが厄介なところ。

  • これって順番通りに発症するのではなく、アトピーや喘息など一つのアレルギーで続くときもあれば、アレルギー症状が合併する時もあるんですよ。
    出典 :☆アレルギー・マーチについて☆
  • 順番どおりならば先手をとって予防することができますが、同時に発症するとなると、なかなか難しいもの…。
    では、乳幼児期~成人のアレルギーマーチはどの程度まで続くのでしょうか?

  • アレルギーというと、小さい子どもに出やすく、成長するにつれておさまっていくというイメージがありませんか?アレルギー性の気管支喘息などは実際そのとおりで、約70%が15歳頃までには治ります。しかし、残りの約30%の人は成人型気管支喘息に移行してしまい苦しんでいます。
    また、成人型気管支喘息だけではなく、蕁麻疹や鼻炎など、様々な形でアレルギー症状が出る場合もあります。

    そのように、成人になったからといってアレルギーマーチが止まるとは限りません。一生続くこともありえますので、少しでも症状を感じたら、早めに治療を受けたり、悪化させないように注意することが大切です。

  • アレルギーマーチを防ぐ方法は?

  • そのように、進行を食い止めるのが難しそうなアレルギーマーチ…。果たして事前に予防することはできるのでしょうか?

  • アレルギーマーチを予防するには、アレルゲンを早くから除去する、皮膚を早くきれいにしておく、アレルギー体質が強い場合は抗アレルギー剤を長期内服する、というような方法があります。
    出典 :アトピー性皮膚炎|アレルギー辞典|かめさきこども・アレルギークリニック
  • もともとアレルギー体質だとわかっている人は、薬の服用で発症を抑えることができます。
    乳幼児期に食物アレルギーがある場合は、その食物は何なのか、どの成分に対してアレルギーが出てしまうのか、その原因(アレルゲン)をしっかり調べておきましょう。アレルゲンを除去することで、アレルギー症状を抑えることができます。

    また、アレルゲンは食物だけとは限りません。ハウスダストやペットが原因になることも多いですし、そばアレルギーを持っている場合はそばがらの枕でもアレルギー症状が出ます。様々な面から、どれがアレルゲンなのか疑ってみると良いでしょう。

    また、アレルギーの症状は出ていないけれど、2親等(父母、祖父母)以内にアレルギーがある場合は、素因を持っている可能性があります。症状が出ていなくても、早めにアレルギー体質かどうかを観察して見極めることも大切です。気になるならば、一度調べてもらうと良いかもしれませんね。

  • アレルギーの素因があれば、発症している一つ一つの症状に対する治療も必要ですが、早いうちからアレルギー・マーチの考え方を理解することも、予防をしていく上で重要なことであると思います。
    出典 :アレルギー症状
  • 様々な要因の水が一杯入っているアレルギーのコップがあるとします。このままでは水はこぼれませんが、それ以上の要因が増えたときに水がこぼれ出して、初めてアレルギー症状が現れます。
    出典 :アレルギー症状
  • アレルギー症状は、「何かに触れて(食べて)突発的に出る」といったものばかりではありません。少しずつアレルギーを起こす要素が体内に溜まっていき、その容量が一杯になった時に出てしまうケースが多いもの。また、前述の「何かに触れて突発的に出た」と思われるアレルギーも、実はそれまでの間に蓄積されたものがあるから発症したのであって、その「何か」はただのきっかけということがほとんどです。
    体内にアレルギー要因を溜めないということが大切であり、それにはアレルゲンを特定し、除去することが最も効果的な予防法と言えるでしょう。