画期的な大腸ガン検査 のむ大腸用カプセル内視鏡で大腸ガンを早期発見

カプセル内視鏡による大腸ガン検査
2013年7月に厚生労働省に承認されたばかりの大腸用カプセル内視鏡による大腸ガン検査が2014年1月からは保険適用になったそうです
従来の検査とどう違うのか、メリット・デメリットについてまとめます

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  • 大腸用カプセル内視鏡で行う大腸ガン検査

  • カプセル内視鏡システム「PillCam COLON2」

     

    イスラエルの医療機器メーカー、ギブン・イメージングが開発した直径11mm、全長31mmと大型の錠剤程度の大きさのカプセル内視鏡

    カプセル両側に1台ずつ計2台の小型カラーカメラ、バッテリー、発光ダイオード(LED)光源を内蔵
    外部に接続するワイヤーや光ファイバーケーブルなどは一切ないというものだそうです

  • ■ 大腸がん検診で要精密検査と通知を受けた方
    ■ 大腸がんを疑う症状がある方(血便・便秘・下痢・腹痛・便異常)
    ■ 以前がんに罹った事がある方(大腸以外のがんも含む)
    ■ 痔のある方
    ■ 血縁者に大腸がんを罹った人がいる方
    出典 :大腸カプセル内視鏡のご説明と受診方法|同仁会クリニック | 医療法人同仁会(社団)
     

    これらの人が検査対象となるようです

  • カプセル内視鏡システムによる大腸ガン検査の方法

  • 大腸カプセル内視鏡検査の流れ

     

    検査は、一泊二日での実施となることが多いようです
    ●検査前日夕方に下剤を服用
    ●当日、早朝より洗腸液を服用した後、検査機器を装着しカプセル内視鏡を服用

  •  

    ・自走機能や送気機能もなく、消化管のぜん動が推進力になる
    ・嚥下後、約10時間にわたってLEDを点滅させながら毎秒最大35枚の画像を撮影
    ・画像は被験者の腹部に貼付された8個のセンサーを通して腰のベルトに装着した記録装置に転送される仕組み

    ※その間、被験者は外に出て日常と同じように行動してもよいそうです

  •  

    口から入れたカプセルは 水の中を浮くように大腸へ進み、データは肩から提げたレコーダーに送信され、数時間後カプセルは肛門から排泄されるとのこと

  • カプセル内視鏡による大腸ガン検査の費用

  • カプセルの価格は8万3100円。ここに検査費用が加わり、3割負担なら1回数万円で受けられる見通し。
    出典 :カプセル内視鏡のんで大腸がん検査 1月から保険適用:朝日新聞デジタル
     

    およそ3万円程度とのことです
    従来の内視鏡検査は3割負担で6,000~9,000円位が多いようなので、やはり体の負担が少ない分、金銭的な負担は大きくなります

  • ■通常の内視鏡検査が腸の狭窄や手術後の癒着などで困難な方。(保険適応)
    *保険の適応には、条件があります。
    ■大腸内視鏡が怖い、恥ずかしいなどの理由で行わなかった方。(自費)
    出典 :カプセル内視鏡|ハルカス内視鏡クリニック
     

    怖い、恥ずかしい、の理由では保険適応にならないのですね…
    それだと結局受けない人も多いかもしれませんね

  • カプセル内視鏡システムによる大腸ガン検査のメリット

  • 大腸カプセル内視鏡の利点

     

    カプセルを飲むだけなので体への負担が少ないということと、心理的な負担が少ないというのが利点のようです
    精密さやその場での処置を希望するなら、腸管狭窄などの問題がない方であれば、やはり従来の肛門から管を入れるタイプの内視鏡検査が望ましいと思われます

  • 現状では、便潜血検査で陽性と分かっても、恥ずかしさや心理的抵抗感から大腸内視鏡検査を受けるのをためらったり、近くに大腸内視鏡検査を行う施設がないなどの理由で大腸内視鏡検査を受ける人は6割弱にとどまっている。
    出典 :がん検診での活用が期待される大腸用カプセル内視鏡:日経メディカル
     

    近年、増加傾向にある大腸がんによる死亡率ですが、早期発見で完治が期待される病気なので、カプセル内視鏡で心理的抵抗なく精密検査を受ける人が増えれば、大腸がんによる死亡が大きく減少すると期待されます

  • カプセル内視鏡による大腸ガン検査のデメリット

  • 従来の内視鏡と違い、検査中に病変が見つかってもその場で治療できない弱点もある。精度もやや劣り、2011~12年に国内3施設が行った治験では、66例中4例(6%)で病巣を発見できなかった。
    出典 :カプセル内視鏡のんで大腸がん検査 1月から保険適用:朝日新聞デジタル
     

    病巣を発見するのが目的なのに、精度が劣るというのは気になるところですね

  • 通常の内視鏡検査でポリープを発見すれば「その場で治療ができる」しかしカプセル内視鏡だと検査しかできない。また大腸のがんの種類は、発見のしやすいポリープ型の他に、発見しづらい陥凹型(かんおうがた)もあり、カプセル内視鏡だと発見が難しい。
    出典 :Nの衝撃 Vol.09 大腸がん カプセル内視鏡 - ニュースJAPAN - フジテレビ
     

    その場で治療ができることが、従来の内視鏡検査の最大のメリットですね
    従来の内視鏡もかなり進化しているようです

  • 従来の内視鏡検査の最先端システム

     

    粘膜表面の微細な血管を認識するシステムNBIシステムや拡大内視鏡を取り入れている病院なら、より高度な内視鏡診断ができ、発見しにくい腫瘍も発見でき、その場で処置できることも

    やはり従来の内視鏡検査には、痛みや恥ずかしさを超えたメリットが多いようです